燃えよ剣のレビュー・感想・評価
全365件中、241~260件目を表示
ひたすら、斬る・・⭐︎
原作未読ですが、新撰組の物語なので斬り合いのシーンが多いとは思っていた。
役者も、スター揃いで期待作。
しかし、他の方がコメントされている通り 詰め込み過ぎで駆け足の幕末になってしまっている。
まぁ、2時間少しの中で描こうとするのが無理なのだが・・
岡田准一は、「関ヶ原」を思い出す。
鈴木亮平は、「孤狼の血」を鑑賞した後だったので 相変わらずの変わり身の旨さに感心。
それよりも、山田涼介の沖田総司が期待以上に雰囲気があり すごく良かった。
でも、映画全体としてはあまり印象が残らずに斬り合いのシーンばかりのイメージが残ってしまった。
そんな中、柴咲コウのお雪が清涼剤のような感じ。
彼女の存在に救われる感じだった。
山田涼介君の沖田総司よかった!!
歴史オンチな私でも最後まで引き込まれました。岡田君の土方歳三、ハマり役でしたね。最後まで戦うことに執着する生き方は前半のヤンチャな暴れん坊で表してて不自然ではなかったです。
途中、近藤勇と合わなくなってゆくのが、前半の仲の良さをちゃんとかいてるのでとても切なかった。
私は沖田総司役の山田涼介君がとてもよかった✨透明感があって、一人儚げで可愛くて、最後誰にも看取られず死んでゆく悲しさ…あと、ウーマンラッシュアワーの村本も面白かった!
The総集編
尾上右近さんがいい
カッパの話
司馬遼太郎作の中でも大好きな「燃えよ剣」。明治維新自体の見方や考え方を変えるきっかけになって、今でも幕府贔屓。
映画化すると聞いてサブイボフル起立した当時も今や懐かしい。「関ヶ原」に続き、今回も一作に纏めると聞いて不安になったのも事実。そして、その通りとなった。
それでも、美術や役者陣や所々の演出は好きだった。当時の文化にフィルターを掛けない所とかね。
清河八郎~芹沢鴨~山南敬助~伊東甲子太郎の経緯は大事だからやはり丁寧に描いて欲しかった。山南さんなんかキャラ自体が残念だったしなぁ…。「え?」と思った芸人二人は中々のアクで良かったのにね。後は、「るろうに剣心」で沖田を熱演した虹郎くん。やっぱ素晴らしいね彼は。ちょい役なのに存在感えげつなかった。
とまぁ、アレコレとグチグチ言いましたが、時代の脳内補完が出来るならば、映像作品としての見応えはそこそこあるので、一見の価値はあるかな?と思います。
追記 ) アマプラにて久々に鑑賞。原作が好き過ぎて↑な感想になってましたが、改めて観てみると、映画的に纏めるための工夫も相まって見易い作りである事に感嘆しきり。やはりウーマン山崎は最高笑 とにかくサブが立ってるのが良いですね。中島登役も大好きな清彦さんだし。
キャスティングの妙
僕は司馬遼太郎の新撰組は「燃えよ剣」ではなく「新撰組血風録」の方を読んでいるので原作との相違点を較べることは出来ないのだが、先ずは土方が魅力的に描かれていた。
新撰組、特に土方中心に物語を進めたのが功を奏したのだろう。
もちろん、今回の映画化自体無茶なのである。
大河ドラマで1年間かけても函館まで行けなかった(あの大河の時は近藤勇が一応主役だったのであえて描かなかったのかもしれないが。)のに、その全てを2時間半で見せようとするのだから無謀にも程がある。
しかし、それを良くまとめ上げた。
もちろんこの事件をあっさり行ってしまうのかと思うところもある。
特に後半に行くにつれて駆け足になっていってしまうので新撰組が崩壊していく箇所は味が薄い。
しかし、劇場から出るときには土方という男に魅了されていたことに気づく。
これだけでも今回の映画化は成功と言えるのではないだろうか。
それにしてもキャスティングがいい。
岡田准一さんの土方、鈴木亮平さんの近藤勇、山田涼介の沖田総司は今更言うに及ばず。
藤堂平助のはんにゃ金田さんはお大名の御落胤と言われても不思議ではないような品の良さがあり、その上油小路での土方との決闘も岡田准一に負けないくらいのアクションをしていたのは立派。
山崎丞のウーマンラッシュアワー村本さんも普段の漫才で繰り広げられるあの早口が山崎のなんとも言えない不気味さを表現していて秀逸。
松平容保公を演じた尾上右近さんも一本気で生真面目な性格を良く表現していて素晴らしい。
さらに一国の大名に相応しい風格もあって立派。
半沢直樹などの誇張された演技に歌舞伎役者を使うのもいいが、やはり本来はこうした時代劇における風格や品を表現するときに使いたい。
歌舞伎役者さんがお一人いるだけで映画全体が時代劇としてキュッと締まる感じかする。
山田裕貴さんも賢いが故に臆病になってしまう慶喜像を演じていてドンピシャ。
しかし、ここまで来たら土方とは違う、「武士道」ではないものに従っているという筋のようなものがあればなぁと思った。(原作での慶喜の扱いに従っただけなのだろうが。)
芹沢や山南は大河ドラマ「新撰組!!」で演じた俳優さんの記憶がいまだに色濃く頭の中にあるのでどうしてもキャラクター像を比べて見てしまった。
芹沢や山南に関しては三谷幸喜さんのキャラ造形の方が好きだ。
この新撰組で1年間大河ドラマを作ってほしい。
そう思えるくらいぴったりなキャスティングだったと思う。
40時間の大河ドラマの総集編みたい
歴史も原作も知ってる人向けですね。どっちか知らないと置いてきぼりになりそう。
役名も表示した方が良かった気もする。「〇〇にいる〇〇が宮部鼎蔵です!」と言われてもあの流れで判断できん。
さて、どうしても大河ドラマ「新撰組!」と比べてしまいますが、
・土方はやっぱり山本耕史の方が本人に似てる
・近藤がちゃんと近藤してる
・沖田はまあ沖田、井上源三郎のすっとぼけた爺さんはなかなか良かった
・反面、永倉、斉藤、原田あたりがいまいちキャラ立ってなかった
・何かとお騒がせウーマンラッシュアワー村本の山崎烝が異様な役でハマってた
・芹沢鴨のイカレっぷりは新撰組系でも屈指かも
・松平容保の尾上右近はさすがの熱演
・一橋慶喜の神経病んでる描写はベタだけどなかなか
・七里研之助は司馬遼オリジナルキャラなんだしもうちょっと説明が必要では?
とりあえず面白いことは面白いけど見る側の知識次第では苦痛な2時間になりそうなので★は3つ
碧血ってなんですか?
ロケ地がすごい。長谷寺(たぶん)や吉備津彦神社(たぶん)で存分に雰囲気をつくっている。成羽の吹屋地区(たぶん)なんて、あれは道に土を敷き詰めたのか?ってくらいに現場を作りこんである(たぶん)。セットもすごい。これ、オープンセットで全部作ったんだな、って感心しながらスクリーン眺めてた。衣装もポリが混じってないような上質感。もう、大道具小道具の美術を見てるだけで飽きなかった。
ただね、やっぱ、ええ?そこまでいじるのはどうよ?ってことが、気分を冷めさせるんだわ。
原作に倣ってお雪を登場するのはいいにしても、絵を描きたい?はぁ?その西洋チックな画法いつ習った?って白ける。
クレジットで見つけたけど、殺陣指導が今回も岡田准一。迫力重視はいいけど、天然理心流ってあんな太刀筋だった?突きはどうした?
後半、畳みかけるように駆け足の展開に、誰が誰やら幕末知らずの人たちはおいて行かれるのだろうと危惧もする。
多摩のロケ地が、武蔵野平野を再現できずに山中っていうのも、どうもなあ。
で、最後に土方最後の描き方だ。あれはないな、あれは。あんな突撃してねえし、土方の死に方は・・・ま、いいか。
キャストでいえば、ウーマン村本はよかった(個人的に山崎丞はもっと寡黙だったイメージがあるが)。あれはあれで監察方らしさがあった。フラグのように水葬にも触れてたし。
なにより、尾上右近が抜群だった。藩祖保科正之の遺訓を堅守する会津藩主容保らしさがみなぎっていた。表舞台に引っ張り出され、損な役回りを甘受し、朝敵の汚名に屈し、孝明帝の宸翰を唯一の拠り所として余生を送った不遇の人を、体現していた。
見どころと不満が相半ばする映画、評価は、中庸というよりも相殺。
詰め込みすぎ感が否めない
キャストが豪華であることもあり、それぞれの演技、特に戦闘シーンは鬼気迫る迫真の演技で素晴らしかった。
しかし、新撰組の始まりである試衛館時代から戊辰戦争の終わりまでの長い物語を2時間ちょっとで収めるのには無理があったように感じた。土方のナレーションにより物語を振り返る風にしているため、ところどころの物語のとびは気にならないが、それぞれのシーンが短すぎて感情移入できなかった。最後のシーンもおそらく感動シーンになるはずのとこでも何も感じず、すーっと終わってしまった。キャスト、演出は良かったので本当に勿体無い。前後編の2部作品にした方が良かったのではと感じた。
PS.はんにゃ金田はとても良かったが、ウーマン村上はいらなかった。
殺陣のシーンは凄かった
ん〜、形が良くない。
河童の話が聞きたかった
新撰組が存在した幕末の六年間、たった六年であるが激動の六年を、土方歳三に焦点を当てて描く。
二時間半に上手くまとめられていると思います。
(日本の歴史の知識のない人は楽しめない、という評もありますが、そこに合わせた作品作りはしなくても良いと思う。知識のある人はより楽しめる。なんだってそうだと思います。)
岡田准一が主演だけあって殺陣が素晴らしい。
池田屋のシーンだけでなく、終盤の戦闘のシーンに至るまで、斬る者も斬られる者も一人ひとりが命をかけて闘っている、迫力があるので命の重さが伝わってくる。
司馬遼太郎原作だけあってか決め台詞も多く、現存する古い建造物が社寺くらいしか残ってないためか、ロケーション撮影地も美しい。(池田屋はセット、凄い)
音楽も新鮮かつ、でしゃばらない。
どこを切り取っても絵になる作品、何度でも繰り返して観てみたい。
はんにゃの金田が出てるのは知っていたが、ウーマンラッシュアワーの村本が出てるのは知らなかった。ちょっとやりすぎかとも思ったが、いいアクセントになってたかな。
山田涼介の沖田は意外と(とても)良かったです。
慶喜の山田裕貴も上手い俳優さんだなと思いました。
終わり方、静かなラストシーン良かったです。
長い小説の内容を詰め込み過ぎな感
全365件中、241~260件目を表示