貞子のレビュー・感想・評価
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何故かクオリティが下がっていくリングシリーズ
現代用に呪いのビデオをストリーミングに変更したのは良いアイデア。
だが一番の問題点は、人智を越えた現象が何度も起きるから、最大の見せ場である貞子登場のカタルシスが薄くなってしまったこと。そのうえ出てくる時間帯も中途半端で、「この後どう盛り上げるの?」という感想しか出てこない。
最後洞窟内にポツンといる弟、そして何故か水に引き込まれる。絵的に驚かせたかったと思うが、さすがに無理がある展開。初代リングの偉大さを改めて感じた。製作陣は「怖さとは何か?」を原点に戻って追及してほしい。
弟が最後まで生き残っていた意味が本当に謎な作品でした。全体的にスト...
弟が最後まで生き残っていた意味が本当に謎な作品でした。全体的にストーリーとして上手くいかせるために無理やり設定を崩してるようにしか見えず、昔の映像を使うならもう少し昔の設定に忠実にした方が良いかと思います。今の技術なら昔の映像をCGで合成することも可能なのに敢えて、違う役者を貞子の母役で出して、洞窟に貞子を捨てていくって言うよく分からない設定にしたのはなんだったのか・・・。貞子複数説で使いたいなら昔の設定から繋がってる様にせず、着信アリ1,2のように明らかに違うという流れにすべきだと思いました。
総評的にラスト30分でいったいどう落ちを作るのか気になったので☆2ですね。
恐がりな人も夜中に気楽にトイレ行けます
結論から言うと、ホラー映画でありながら全くビックリすることもなくゾクゾクすることもなくただただ平坦な映画でした。
特に終盤の弟さんが引きずり込まれるシーンは、貞子と人間綱引きでもしてるかのように見えて思わず笑ってしまいました。
恐がりでホラー映画大嫌いな私が夜中にトイレに気楽に行けるくらい怖くなかったので、恐がりの人にもオススメできる映画です。
冒頭だけ
冒頭の娘と一緒に心中する母親のシーンは緊迫感もあり、見応えがありました。
それ以降は制作している方の「とりあえずこれやっとけば観ている人は怖いでしょ?」感が透けてみえる。こんな安っぽい骸骨の映像を挟めば怖がると思ってるのか…と呆れてしまった。
モニ●リ●グとかでやってるホラー系どっきりの方がまだホラーを理解している。
だんだんつまらなくなる
最初のサイコおばさんをやっつけるまでは良し。その後がつまらん。あの少女を使って派手に世直しでもやらせたら盛り上がると思うのに、消えた弟の捜索に話の方向が大きく転換し、そのまま島の洞でエンディングはガッカリ。あと目玉芸はやめてほしい!
あまり恐くない!?
リング、リング2と比べると、あまり恐くない。見てはいけないでも見てしまうという感じがないのと、死ぬまでの期限がないせいか、恐怖のジワジワ感が少なかった。
最後のシーンは少し恐かった。
井の中の貞子 ネットの海を知らず
※ネタバレ指定を忘れたまま2時間ほど投稿
してしまっておりました。もし未鑑賞のまま
お読みになってしまった方々おられましたら
誠に申し訳ございませんでした。
日本の恐怖映画史に名を残す傑作ホラー『リング』。
そこで登場する呪いの根源"貞子"を、『リング』
1、2作目を監督した中田秀夫が再び撮る!
幽霊ホラー大好き野郎の自分は楽しみにしてました。
なお、シリーズ通して原作小説は未読。
日本の恐怖映画史に泥を塗る底辺ホラー『貞子3D』
辺りからまるでマスコットキャラみたいな扱いを
受けてきた貞子だが……あのね、未見の方は
『リング』『リング2』を観てくださいな。
あんなに陽気で優しくみえる具志堅用高さんが
昔は鬼のように強いボクサーだったと知った時
と同じくらいの衝撃受けると思いますよ。
さておき『貞子』のレビューを書いていくが――
...
ああもうこれは最初の方で書いてしまおうか。
『リング』級の恐怖を期待すると物足りない。
かなーり物足りない。個人的な感覚だが、
『リング』1作目の恐怖を100%とすると、
『リング2』は80%、今回の『貞子』は
せいぜい20~30%位じゃなかろうか。
『クロユリ団地』『劇場霊』は別路線の作品として
僕は楽しめたクチだが、今回ばかりは、やっぱ
1作目の恐怖を求めて鑑賞した訳で……残念至極。
まあ『怖い』という感覚にも色々あるが、
僕が本作に求めていたのは、たとえば西洋ホラーで
多用される、物陰からグワッ!と怪異が飛び出して
大音量とともに驚かす"コケオドシ"方式ではない。
僕が求めていたのは、『リング』オリジナル版のような、
突然驚くシーンは少ないのに、観ているだけでじわじわ
忌まわしさが身内に侵食してくるような類いの恐怖だ。
過去作を改めて観直したが、そもそもオリジナル版の
『リング』には観客を瞬間的に恐怖させる演出は殆ど無い。
何気無く観ていると、いつの間にか視界の片隅に何か
恐ろしい異物が映り込んでいて、数瞬遅れて悪寒が
やってくる、そんな感じの恐怖演出なのである。
重ねて、意味も脈絡も不明なのに「見てはいけない」
という忌まわしさを直感させる“呪いのビデオ”の映像、
全編を覆う曇天のような重々しい空気感により、映画
それ自体に禍々しさが宿っているように感じられた。
今回の『貞子』も、恐怖演出そのものは悪くないと思う。
先述の『リング』同様、“いきなりビックリ”の安直な
恐怖演出ではなく、違和感や不気味さを滑り込ませる
形式の恐怖演出だ。だが恐怖シーンのボリュームは
圧倒的に足りないし、オリジナル版と比較すると
様々な恐怖要素が欠けていると感じる。
...
まずもって、“呪い”の恐怖が伝わらない。
ご存知の通りオリジナル版は『ビデオを見ると1週間後
に死ぬ』というルールが存在したが、今回は無い。
いや、あるのかもしれないが描写されない。
貞子の姿を捉えた映像に新たな呪いの映像が念写される――
ここは分かる。その後も、ネットを介して無関係な
動画にまで呪いが伝染していると思わせる描写もある。
だが肝心要の「それを見たらどうなるのか」が何故か
全く描写されない。見た人間に実害が及ぶと分かれば
怖いが、そこが描かれなければ単に『気味の悪い映像
だね』だけで終わってしまうし、せっかくネット社会
に貞子を復活させた意味も薄れてしまうと思うのだが。
結局、呪いの映像による被害者は本編を見る限りは
カズマ1人だし、巻き添えを喰らった形のサバイバー
倉橋さんが貞子に殺されたタイミングもよく分からぬ。
今回の“呪い”はどうにも行き当たりバッタリで一貫性が
感じられないんよね(一貫性が無いのに人がバタバタ
死ぬならそれはそれで怖いが、被害者も少ないし……)。
映像の質感もかなり残念に感じた点。
本作の映像は全体的に――乾いて軽く感じる。
今になって再び映画撮影のデジタル化による弊害を
感じる事になるとは思ってもみなかったが、小綺麗で
さらりとしたデジタル映像からは、フィルムで撮られた
オリジナル版にあったあの、全編を暗雲のように覆う、
重苦しくじめじめとした質感が感じられないのである。
新たな呪いの映像も「見てはいけないものを見ている」
とは感じられなかった。理由を説明するのが難しいが……
オリジナル版は精神の壊れた人間の頭の中を無理やり
見せられているような感覚があったのだが、今回の
映像は脈絡が“ある”ように感じたというか……。
2019年に『リング』を再び描く上でのテーマも弱い
(個人的にはこの手の映画でテーマを前面に打ち出す
必要は無いと思うが、匂わせる程度には欲しい)。
社会から孤立する家庭、育児放棄という点は悪く無いが
様々なホラー映画で既に描かれたテーマではあるし、
ネット動画投稿という今日的なアイデアも導入でしか
活かされなかった感。都市伝説である“不幸の手紙”を
VHSへと進化させたオリジナルと同様、時代と共に
変容するメディアをもっと活かした展開が観たかった。
...
が、好きな部分もある。
先述通り、恐怖演出の手法自体は悪くない。
火災現場を撮影した映像はそれこそ「見ては
いけないものを見ている」という忌まわしさ全開。
名無しの少女が見るOL風の女の幽霊も怖い。
ただの親切な人に見えたのに……という後発的恐怖。
洞窟奥で少女が無数の霊に引き摺り込まれるシーンは、
すがるように魂を引き摺り込む霊たちのおぞましさと、
親に棄てられた少女への同情が入り雑じる良いシーン。
(その後の肝心の貞子は怖くなかったが)
主人公マユとあの少女の関係性も好き。
親に棄てられる悲しみを知るマユの手で、あの少女
だけは救われた。恐怖で壊れてしまったマユとの
最後の対面はどうにも皮肉で、少しせつない。
池田エライザは良かった。あの少女との
シーンや最後の壊れた演技など特に。
そして貞子だ。
あまり怖くはなかったものの、それでも『リング2』
以来でやっとまともな貞子が登場したと思えた。
貞子が一度母に棄てられたという設定は『リング2』
で言及されていたが、今回はそこを掘り下げた形。
何より、彼女はもはや人ではない。怨念にのみ
突き動かされて害を為す狂った存在として
描いている点がまさに従来通りだと感じた。
生い立ちに同情すべき点はあれど、
あれには一切の同情も懇願も通用しない。
あくまで負の存在。あくまで悪意の塊。
...
以上!
オリジナルの監督が撮っただけあって貞子の描写に
不満は無いし、主要な人物も悪くないと思うけど……
じめじめとして重苦しい、後を引く恐怖というのは
殆ど無く、非常に残念。イマイチの2.5判定です。
20年経てば同じ監督でも作風は変わるし撮影手法も
変わる訳なので、オリジナルと同じような作品という
のは難しいとは思うけど……もう『リング』みたいな
雰囲気のしっかりしたJホラーは観られないのかねえ……。
<2019.05.25鑑賞>
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余談:
『ザ・リング:リバース』ではSNSをイマイチ
利用しきれなかった親戚のサマラちゃん。
そして今回Youtuberデビューに失敗した貞子さん。
やっぱネットを使いこなすには生身の人間として
お二人ともブランクが開き過ぎてたんかねえ。
ネットと幽霊というテーマは『回路』('01)で
なんだかんだ完成しちゃってたのかもしれない。
しょんぼり
原点回帰と銘打っていたのでほんのちょっとだけ期待して行ったが,映画館で観るような内容ではなかった。回収されない伏線,登場人物たちの唐突な行動,無理やりねじ込むお涙頂戴エピソード,単発の恐怖シーン等,どれもバラバラで作品としての体をなしていない。なにより「感染していく呪い」ではなくなってしまっている。これに自信を持っているのであれば,ジャパニーズホラーの品質は相当落ちているのではないか。
原点回帰と称した内輪ネタを突っ込むのもやめていただきたい。コメディー要素がない分,「貞子vs伽椰子」よりも退屈だ。正直なところ,貞子のファンが学園祭で作ったオマージュ作品を観ている気分になった。(たまたま前の座席に座った)外国人たちが騒いでいなかったら,寝ていたかもしれない。
唯一の救いは,「少女」姫嶋ひめかの可愛さだろうか。あんな美少女ににらまれると相当怖い。彼女の今後に期待だ。
ひどい………
あんまりにも酷くて、会員登録してまでレビューします
私はリングが大好きで小説も読みました。
貞子で初代の監督だと期待して行きました。
貞子3Dは酷すぎて見れなかったので、今回わくわくしてました。
でもひどかった……本当に同じ監督なのかな?
まず貞子はそういう動きじゃないだろとツッコミたい所が多々ある。
最後のアップなんて歯見えてるし
ホラーとコメディは一紙一重と言ってましたが、ほとんどコメディです。
ストーリーに関しても、今までの設定は皆無なのかと思うような内容。
辻褄合わないし、今作だけで見てもそうである必要が無いことだらけ。
貞子の生まれ変わりの女の子なんて、ただの超能力使えるだけで最後は関係ないし、池田エライザの医者役なんてまるで活かされてない。
村?かなんかのおばあちゃんは棒読みで全然話頭に入ってこないし、池田エライザの演技ひどくて周りの役者さんが浮いちゃってるし。
リングはビデオって設定を活かして逆再生の動きで不気味さが出てたのに今作はただ速いだけとか、力づくで引っ張ったりとかまるで貞子である必要なし。
貞子2が出たら、今作の辻褄が合うのか確認したいですが期待はもうしません。
別の監督に撮って頂きたいですね。
予告に負けてる
期待以上に怖くない。
親の愛情を受けず寂しい思いをして育った者に取り憑く貞子の怨霊。
大島の子流し洞窟…
昔は産んでも育てられない赤子をその洞窟に置き流したのだと言う。貞子は母親に捨てられた。
団地の一室で人知れず産み育てられた名も無き少女。
クローゼットの中に閉じ込められ母親から〝貞子の生まれ変わり〟と言われ恐れられていた。
霊能者の母親が部屋に灯油を撒き火をつけようとしたその時、貞子が現れた。
少女は助かり、母親は焼死した。
5人の死者を出した団地火災現場はネット上で心霊スポットなった。
助かった少女が入院した病院で心理カウンセラーとして働く女医の担当患者はかつて呪いのビデオテープで友人を亡くした言わば生き残りだった。
少女が入院してから不可解な事が起こり始める。
生き残りの女性も古井戸から出てきた貞子に呪い殺された。
YouTuberの女医の弟が団地火災現場の動画を撮りに行き行方不明になった。動画に映り込む不気味な髑髏。巷で囁かれる噂、髑髏が映り込んだYouTuberは死を予告されると…
施設育ちの女医と弟もまた寂しい思いをして育った過去があった。
弟を助けに大島の洞窟へ向かう女医達。
生まれ変わった貞子の呪いは続くのか?
もったいねぇえええええ
貞子や伽倻子は単館でも足を運んできたほどのファンです
いやーーー、今回のは酷かった。貞子3Dの酷さを超えた。
ラストの貞子の目はアレでいいのかよ。なんだよアレはよ。ふざけてんのか
せっかくリングにでた佐藤仁美が出て、そんなペラペラなエピソードかよ。
YouTuberのノリも観ててしんどかった。あのファンタスティックかずま役の人、他の作品みてても上手な俳優なのにこんな駄作に出ちゃって気の毒…。
あの独特なYouTuberのノリを劇場で見なきゃいけない辛さ…。本物のYouTuberでてるし。奴らはテレビでみかけてもチャンネル変えるのに映画にまで出ないで。
エライザは終始、京野ことみにしか見えなかった。演技も棒。
残念な脚本と監督。もっと時間かけてどれだけのクソ映画ってことを伝えたいけど、なんかもういいや
貞子要素はないけど十分観れる
他の方も言ってますが、リングからの貞子要素はほとんどないです。(呪いのビデオも7日間の縛りもない)
話も薄味で、超能力持った子供の描写があるけど、活かせてないし、この子供を中心に話が回るかと思ったら、そうでもない。
主軸の一人がユーチューバーなダメ男という点は、昨今の風潮から受けが悪いと思う。
ただ、悪い点は多いですが、演出とかは割りと悪くないので、日ホラーの中では、観れる部類だと思います。
ツッコミ要素も多いのでそういう方向の楽しみ方もあるかと。
スクリーンで観に行くレベルとは言えませんが、レンタルで見るには良いと感じました。
まだプロじゃ無いから言えるけど…
今回不満な点が二つあります。
一つ目は、キャスティング。二つ目は、照明。
一つ目は、キャスティングです。
ホラー映画全般は大体主人公が強い性格を持つ人が選ばれます。今回の映画で観た主人公は泣きわめく弱虫な子でした。わたしにはこのキャラクター設定の意味があんまり良く分かりません。なぜ弟を守れる姉さんのキャラを作らなかったのでしょう?今回の女優さんの演技悪かったと自分は思います。それか演出でうすかね?
二つ目の照明では皆さん観たらわかるかもしれませんが、 暗くなるべきなところが明るいところがどこもかしこもありました。わたしは貞子というと暗いイメージをしていたので今回の映画で観たのは怖くも面白くもなかったです。
今の日本の病院ってあんなにどれも明るいんですか?貞子が出てくるのならもっと暗くして欲しかったです。
色々なことを言いたいけど今日はこれくらいにしておきます!
そこまで悪くはなかった
リングは初代のみ視聴済みです。最近の貞子シリーズがお笑いものと化してると聞いていたのでどんなものかと興味本位で視聴。
弟が何故怯えていたのかだったり呪いの条件が結局よく分からずでそこら辺がモヤモヤしたのでストーリーは微妙でしたがホラー映画肝心の怖さは結構ありました。来る!と分かっていてもビビってしまうぐらいでした笑
特に最後の洞窟での貞子登場シーンは驚きすぎて声を出してしまったぐらいですまあ映画の音でかき消されたので何とか恥をかかずに済みましたが。映画館でのホラー映画視聴は久し振りというのもあって今回の貞子は結構良い刺激になりました。
演技に関しては特に気になる点はありませんでした。エライザさんの演技も良かったですし胸の方も立派で目の保養にもなりました。
あとなんなら貞子よりも怖い説がある佐藤仁美さんの死に顔は必見です。そして主題歌に謎の中毒性あり一回聞いたらサビが頭から離れないことでしょう。それこそ呪いみたいに・・・
リングファンは怒ってもいいレベル
これはひどいの一言。
まず、全体的に地上波ドラマのような明るい雰囲気でした。
内容はもちろんホラーですが、初代リングのようなこれぞ邦画ホラー!というようなジメジメした雰囲気は全くありません。
観ている側を怖がらせようとするシーンもいくつかありましたが…(いきなり効果音が鳴って脅かす演出など)間のとり方が下手過ぎてびっくりすらしませんでした。
唯一、岩場に引き込まれるシーンだけは少しビクッとなりましたね。
でも怖さではなく突然の効果音で驚いただけ。
リングや、貞子VS伽椰子では呪いの定義がしっかりとありました。
ビデオを観たら数日以内に死んでしまうというあれです。
貞子の設定で一番大切なのが、呪われてから数日猶予を与えられその間に登場人物が右往左往する所にあると思っています。
貞子3Dでもビデオではないものの、呪いの動画というものを観ると呪われてしまうというしっかりとした設定がありました。
しかし、今回は撮影すると呪われる?…という、呪いの定義が曖昧なものでした。
また、今まで貞子はテレビやモニター等から出てくるのが恒例でしたが…それは呪いのビデオや呪いの動画の存在に紐付いたものだったのです。
今回は、呪いのビデオもなければ動画もない上に、テレビを使わなくても貞子は普通に何度も出てきます。
しかしながら、貞子といえばTVから出てくるあのシーンを入れなければならない!という制作側の事情があったのでしょう。
なんの脈略もなく病院のテレビに呪いのビデオの井戸シーンが映し出され、そこから貞子が出てきます。
普通ならそこで怖がるべき所なのでしょうが、あまりに突然で笑ってしまいました。
もはやあれはギャグです。
しかも、動画を撮影すると呪われる?という定義もその病院のシーンで崩れました。
襲われたのは、動画を撮影してすらいないおばさんだったからです。
昔のリングの映像も出てきましたし、貞子との関わりはあるキャラでしたが…。
今回は貞子の生まれ変わりとされる少女の存在のせいで、呪いの定義がさらに曖昧になり、観ている側を混乱させるばかりでした。
まとめると
・怖さはゼロ
・TVから出てくる理由もないのに唐突にTVから出てくる貞子
・怖がらせるための仕掛けが下手
・箸にも棒にもかからない薄っぺらいストーリー
です。
この映画、初代リングと同じ監督…ということで更に驚いてしまいました。初代リングのジャパニーズホラー感は全く引き継がれていません。
例えるなら、TV番組の再現心霊ドラマのような安っぽさです。
これは、昔からのリングファンならば怒ってもいいでしょう。
賛否ありましたが、ギャグに振り切った前作の貞子VS伽椰子の方がよっぽど観る価値がありますよ。
ギャグと言っても今回の映画よりはよっぽどホラーシーンが有りました。
お金払うのもったいない
めちゃくちゃしょーもないですこんなのにお金払うの馬鹿らしいです。全然怖くないしオチも意味がわからない。最後らへんの貞子と他3人で水の中で取っ組み合いしているシーンはほんと謎です(笑)
なんなんですかホラー映画ってこんなんになっちゃったんですか?残念です昔の方が怖かったし面白かったです。もう観ません。
今やマスコットキャラクターな貞子
本作は説明不足、処理残し、シリーズ共通の呪いの伝達条件崩壊など荒削りが目立つ箇所が多々あるが、ハードルを下げれば観るに耐える作品。
初代「リング」の延長線ではあるがこの「リング」の概念、設定、キャラクターがマイナスのノイズとなり、ホラー映画における恐怖をあまり感じず鑑賞し終えた次第です。 「リング」の作品概念を撤廃し、新たな一作品として立ち上げていれば或いは好評価に転じていたかもしれません。
しかしホラー的な良さもあり、上げるとすれば、 ・予告編にも映し出された動画投稿サイトに投稿された映像 ・倉橋雅美のありがた迷惑から露呈する病んだ精神 ・ともさかりえ ・ラスト
これらが個人的にホラー的な禍々しさ、気持ち悪さを感じたポイントです。
中島秀夫監督は決して悪い監督ではないので、今後の活躍に期待。
役者陣達も悪くはなく、特に主演の池田エライザは意外にも好演していたと感じた次第です。いろいろと惜しい作品。
もう一度言いますが「リング」、「貞子」である意味はない。
全46件中、1~20件目を表示