グラウンド・デスのレビュー・感想・評価
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バカな取材もあったもんだ
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デンマークの地下鉄掘削現場での火災事故、カッターヘッド(原題)という掘削先端部に取り残された男女3人、無くなる酸素、ただ、救援を待つだけという閉所恐怖スリラー映画。
チリの金鉱山での崩落事故の実話「THE 33」やN.Y.の海底トンネル事故の「デイライト」など手に汗握る救出劇のように、この手の事故ものでは主役はたいてい救出部隊なのに一向に出てきません。
冒頭、石壁から泥水が噴き出すシーンがあり出水事故かと思ったら本編は火災でした、単に掘削工事現場の危険性を煽っていたのでしょうか、意図不明。
そんな危険な現場に素人の女性が外国人労働者のインタビューに訪れる設定にも疑問、単に足手まとい、泣き喚く様子を映して恐怖感を煽りたいだけでしょう。
極限状態に置かれれば人はみな理性的ではいられないだろうということは明白、単に観客を怖がらせる映画を強引なシチュエーションで無理やり作ったとしか思えません、駄作です。
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