「あの俳句 あの夏の歌 あのマスク」サイダーのように言葉が湧き上がる Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
あの俳句 あの夏の歌 あのマスク
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延期前に見た予告から
パステルカラーのビジュアルが印象的で
気になっていたので観賞
感想としては
ひと夏の恋愛ものって感じかなと思ってました
がまさにその通りで非常にストレートなストーリー
今っぽい陰キャな主人公と今っぽい場面設定で
スケール感は気にせずまとまった造りで
悪くないなと言う印象でした
コミュニケーションがうまくできないが
俳句に乗せて心情を表すのは得意なチェリー
昔はかわいいと思っていた前歯がコンプレックスの
塊になるがフォロワーを抱える配信者のスマイル
ひょんな事から出会った二人がとある
レコード探しから急接近し
最後には思いを伝えて結ばれます
ほんと話はシンプルですが
ショッピングモールという妙にありふれた舞台設定
(意外とゾンビ映画とかでしか見ない)
に作り替えられた配色の普段の景色が
それだけで惹きこまれるもので
どうも本当にタギングされている各所に
あるチェリーの俳句などアーティスティック
な画面は面白かったです
年120本も映画観てるとスケールのデカい話や
伏線をまとめた出来のいいウェルメイドなどより
何か尖ったところがある作品に惹かれてしまいます
ですから滅多に映画行かない人にはそんなに
印象は残らないのかもしれませんが
少なくとも某お通夜で物販を始めてしまった
ワニ映画よりはるかに良かったです
比較するまでもないですが
オススメです
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