劇場公開日 2019年11月1日

  • 予告編を見る

「不自然さはありますが」閉鎖病棟 それぞれの朝 ミカさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5不自然さはありますが

2020年5月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

患者と医療従事者との関係性が近すぎることや病院のセキュリティにリアリティがないという不自然さはありましたが、病院の存在が逃げ場のない由紀やちゅうさんの様な人達の最初的な居場所でもあることを知りました。由紀の様な女性がいることは安易に想像がつくので、病院に入院する前に何かしらできることはないかと、同じ女性として苦しくなりました。彼らが現実社会で背負っている『過酷さ』を作品から想像して自分が持つ偏見をなくしていくことが、観客がまずできることなのでは?と思います。

ミカ