劇場公開日 2019年11月1日

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「悲しいドラマなのは判りますが、、、」閉鎖病棟 それぞれの朝 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0悲しいドラマなのは判りますが、、、

2020年5月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

死刑になっても死にきれなかった患者、家庭に訳ありの患者など色々な人間が病院にて語る悲しいドラマ。

なんですが、
私的にはこれが「精神」病院か?と言うのはいささか疑問。
紹介状無しに簡単に精神患者だと入院出来る体制?
どこにでも行ける開放的病院内?
金属バッドや軟式ボールがある?普通プラバット&ゴムボールじゃね?
陶芸用ナイフって、危機管理どうなってんの?

「老人ホームや逃げ込み寺、精神的ならぬ人格社会不適合隔離病棟じゃないんだから。」と思わせる内容。
入院まではいかない、又は通院でOKそうな人間もいる訳ですし、この括りは何とかならなかったのか?と正直な所です。
(この体制がホントだとしたら、こんな簡単な判断の緩みが刑事事件でも精神的理由にて刑を軽くするのでは?と想像してしまいます。)

他のレビュアー様が言う通り、何でもありすぎる設定が醜く、私にはホントに利用しなければならない患者さんや精神科さんを軽く侮辱しているのでは?と思ってしまう程。

俳優陣演技が凄いわけでも無く。主役3人も他映画と変わらず。
重く考えさせられる映画に対して何を使っても良いと言う考え方は嫌いです。
重く考えさせられる映画ならばリアル重視でお願いします。

巫女雷男
零式五二型さんのコメント
2020年12月20日

確かに巫女雷男さんの違和感は理解できます。
私も普通ならダメ出しだらけのレビューだったかも。
でも小松菜奈出演という事で、飲み込んで、最後は泣かされてしまったという情けなさ😅

零式五二型