「知ったんだから改めて。」ペトルーニャに祝福を Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
知ったんだから改めて。
大学を出てウェイトレスをしている32歳の女性が、女性は参加出来無い長寿と幸福を得られる十字架を取る祭りで、十字架を奪取し巻き起こる話。
専攻が仕事に繫がらないのは世間のせい、志望する仕事に就けないのは人のせい、と何でも人のせいにして努力もせず自立出来ていない主人公。まあ、この作品で何でも人のせいは他の人もそうだから、そういうお国柄なんでしょうけれど。
言い換えれば観客が客席から競技しているフィールドに乱入してゴールテープを切り、景品を盗んで行ったてことですよね?
それを理路整然と論じる人物が誰もいなければ、神父もブレまくりだし、その状況で警察は出しゃばるし、世間は興味ない中でフェミニストリポーターは神事にイチャモンつけて鼻息荒いし…。
そんなやり取りがウダウダ続き、終盤急に話が動くけれど、それって論点ずれてません?
コミカルさは無いけれど、何も為さずにギャーギャー騒いでいただけでラッキーが訪れた棚ぼた映画という感じのコメディですか?
自分には面白さが解らなかった。
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