「数こそ力」グレース・オブ・ゴッド 告発の時 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
数こそ力
実際にあった神父による児童への性的虐待と、それを知りつつも動かなかった枢機卿に立ち向かった被害者の会の話。
現在も子供たちに教えを説いていることを知り、時効にはなっているものの、自身がこどもの頃に受けた虐待を教会に訴える男。
そして呆気ない程簡単に認める神父と、のらりくらりの枢機卿。
何年か前に神父と枢機卿が訴えられた事実のみは、知っていたけれど、そこに至る背景や、被害者の葛藤と告白が描かれており、自身の恥部と考えたり、相手が教会ということを考えたりして、なかなか他の被害者が声を上げない中、時効前の被害者が立ち上がり、話が広がっていく様子には引き込まれた。
けれど長い。
俺も俺もだったり、能書だったり、同じことを繰り返しみせられて正直途中で飽きてしまい、早く終われと。
エマニュエルの件辺りからほぼいらない。
90~100分ぐらいでまとめてくれたら良かったのに。
まだ、裁判が終わっていないのは知らなかった。
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