「誇大広告の怖さ…」FYRE 夢に終わった最高のパーティー KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
誇大広告の怖さ…
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青い空と海、白い砂浜、美しいモデルたち、ゴージャスなコテージ、誰もが憧れるセレブ生活は人を引き付ける。ビリーという詐欺師は本気でフェスをやろうといつまで思っていたのだろうか。fire後も詐欺をしていたわけで、罪悪感を全く持ち合わせておらず、発想と強引なまでの手法は天才的だが、状況把握力は著しく欠如している。周囲のスタッフも危うさを散々指摘していたが、自らの金も絡んでいる以上、泥船から降りられなかったのだろう。騙された側はセレブなため、あまり可哀想と感情移入できなかったが給与が支払われない島の住民は可哀想だった。破滅を迎えることが分かった前提で見ており、向かっていく様がかなりゆっくり描かれているので、若干長く感じた。
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