「ベンの真意が分かりにくい」ベン・イズ・バック らぶにゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
ベンの真意が分かりにくい
予告編を観て、面白そうと思ったから観に行きましたが、なんか聞いたことありそうなストーリーだな…なんて。「ビューティフル・ボーイ」ですよね。なおかつ、ルーカス・ヘッジズ は、「ある少年の告白」で施設に入所してるので、私の中では、その二つを足したようなイメージでした。最も、ジュリア・ロバーツ の存在が、それを打ち消しましたが…。
息子の ルーカス・ヘッジズ が施設から抜け出してきたところから物語は始まりますが、何故、抜け出してきたのか分からず…。最初は、また、薬物を手にしたいから、抜け出して来たのかと思ったんですよね。でも、コミュニティに参加したりするから、本当に、家族に会いたかっただけなのかな…と思ったり。そうしていると犬のポンス連れ去り事件が起きます。必死に、ポンスを探している姿は、薬物を手にしたくて戻って来たようには見えず、疑ってゴメンヨと思いました。彼は、やっぱり、故郷に帰ってきてはいけなかったんですよね。狭い街では、誘惑が多すぎる。亡くなった友達のこともあるので、最後のシーンは、薬物に手を出しただけなのか、自殺したかったのか、どっちなんだろう?と思いました。ジュリア・ロバーツ の手によって、この世へ帰ってきましたが、これから幸せになれるんでしょうかね…。いずれにしても、終始、ルーカス・ヘッジズの真意が分からなかったです。
ジュリア・ロバーツ の母親役、だいぶ見慣れてきましたね。「ワンダー 君は太陽」の時も、若干、熱血ママでした。昔から、熱い役が、お好きなようですね。
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