「【そっけないと思ったタイトルが、最後は成程・・と納得できる佳作。】」ベン・イズ・バック NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【そっけないと思ったタイトルが、最後は成程・・と納得できる佳作。】
ー ハートフルな母親愛を描いた物語かと思っていたら、冒頭から不穏な雰囲気を漂わせながら物語は進む。
途中からはサスペンス要素が強くなり意表を突かれた。
ストーリー展開は巧妙でグイっと引き込まれる。
ルーカス・ヘッジズ、ジュリア・ロバーツは勿論のこと、強く印象に残ったのはキャスリン・ニュートン。
この女優さん、とても魅力的で今後の活躍を期待したいな。ー
<私の率直な感想>
・ルーカス・ヘッジズ演じる青年が薬物依存症になったのは、ジュリア・ロバーツ演じる母親に起因するところが大きいのではないかと思いました。
・息子を助けたいのは母親として当たり前だと思うのですが、感情の振れ幅の激しい母親を演じたジュリアさんの姿が、私に、そう思わせたのかな・・、と思いました。
・記憶に残る映画でした。
<2019年5月24日 安城コロナシネマワールにて鑑賞>
ワンコ様 私の拙いレビューがある程度この作品を観る動機付けになったのであれば幸甚です。昨年末までは、良い映画なのに何でこんなにお客さんが少ないのだろうかと思った作品のみ(地方在住者のためなのか、週末でもほぼ貸し切り状態の事があるため)レビューアップして来ましたが(鑑賞履歴のデータベースとして今年の春、数年分を一括登録。しかし殆ど未公開)最近はレビュー公開の頻度を少し上げました。その際、他の方々はどのようなレビューを上げているのかをざっと拝見した際に記憶に残ったのがワンコ様でした。豊富で幅広い知識・経験をベースにされたと思われる流麗な文章で映画の魅力を述べられている散文詩のようなレビューは非常に印象的、且つ魅力的でワンコ様のレビューを私は参考にさせて頂いています。これからも、これはと思われた映画のレビューを上げて頂けると有難いです。宜しくお願いいたします
色々観てらっしゃいますね。
この映画、予定とか、場所とかの都合に加えて、薬物か〜、辛いかな〜とか思って、実は躊躇してたんですが、あなたのレビューを読んで、速攻で仕事終わらせて、雨の中(笑)、チャリで雨用ポンチョ持参で、六本木まで行って観てきました。半ズボンだったのですが、帰りは下半身ずぶ濡れでした。でも、面白かったです。
言う通り、お母さん、融通聞かなすぎ、とか、だから、離婚すんだよとか、ツッコミどころも満載だったように思います。では、