「クリント・イーストウッド監督..........お前もか?」ベン・イズ・バック Naakiさんの映画レビュー(感想・評価)
クリント・イーストウッド監督..........お前もか?
監督が、実の子供を映画に出演されることに対して、違和感を感じてしまっているものにとって、個人的に最初から評価は、できないでいるので、☆2に対して、これまた、このレビューを見た人は、違和感があるかもしれない。ここで言いたいのは、、この息子、第89回のアカデミー賞を獲った映画に出ているので、なおさら評価が低くなる。そんなことで評価を左右するなんてと、お思いの方は、突っ込まないではいただければ幸いなのだが...。ハリウッド映画界の人非人であることが決定的となり、そのため前回受賞者が、次の年のプレゼンターにならなければならないのに、表向きは辞退したとなっているが、協会側から拒否された人。その人と共演したと聞いただけで、腹が立つので、”坊主憎けりゃ.....。”ではないが、嫌な思いをしなければならなくなる。
主演の母親役、ホリーを演じたジュリア・ロバーツ、失礼だがかつてはハリウッド映画界でトップクラスの出演料であった人が次に狙うのは演劇界の3冠か?ゴールデングローブ、オスカー、それから最後に残るのはエミー賞、いま彼女は、Amazon Studiosが制作して、アメリカアマゾンでプライムビデオとして配信されている「Homecoming(2018)」というテレビシリーズに出演、日本のアマゾンでも見れる珍しいものだが、3冠の達成は、いくらお金持ちでも次回に持ち越しとなったようだ。
話はそれるが、amazon.com prime videoで手塚治虫作品の「Dororo(2019)」を視聴したが、百鬼丸の母、縫(ぬい)の方や弟の多宝丸などのキャラも出てきて、シナリオを面白くしている。アメリカのレビューの97%が☆5を付けているほど外国の方でも受け入れやすい物語となっている。
話は戻り、この映画、批評家からはかなりの支持を受けていて、雑誌としては、100年以上の歴史がある"The New Republic"の記者がこのように投稿している。「この映画は、ジュリア・ロバーツの演技パフォーマンスがなければ成立しないもので、キャリア最高のものとなっていて、演じたホリーは、優しく、内面豊かな人で、心配事を抱えても輝いている存在である。」ウエブサイト、"Cinema Crazed"の記者はまたこのように言っている。「罪の贖い、薬中毒、家族の絆、について面白くてこころ温まる物語」
個人的な考えとして、なぜかストーリーに入っていけないというか、なぜ、このような親子関係であるのか、稚拙なものにとっては若干、説明不足で不親切な部分も散見する。ただサックと観ることが出来たかというとそうでもないし、ただ単に、ひどい言い方かも知れないが、つまらなくて興味のわかないものでしかない。すみません。ミズ・ロバーツ.......1?