「廃棄食品のエピソードは使える!」“隠れビッチ”やってました。 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
廃棄食品のエピソードは使える!
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森山未來も大人になったもんだと感じる一作。ひろみにとっては、居酒屋でいきなり「好きだ」と発言されたことから始まった今までにないパターン。「好きだ」と言わせることにゲーム性を見出して楽しんできたのに・・・
“隠れビッチ”という言葉にちょっと引き気味だったのですが、思い切って鑑賞。ルームメイトの彩(大後寿々花)から罵られる感じだったのですが、肉体関係は絶対に断るタイプなんだから、そんなビッチではない。これは飲み屋のネエちゃんにはありがちの性格だし、常連客を作るためのテクニックを普段の生活で行ってるだけ。むしろ、彩の方が押しに弱く誰とでも寝てしまうビッチだと感じた。
そんなある日、出会った男が森山未來。彼の出演作からすれば、白血病の彼女を亡くしているし、すごいモテキを経験したりして、恋愛に関しては十分大人なのだ。彼のひろみに対する態度も好感もてるし、牛乳は買い忘れるのが玉にきずだけど、包容力が魅力的でもある。顔はあれだけど。
意外とDVを経験していたことが伏線となっていて、大声を張り上げて怒り出すとかの性格は父親のDNAによるものだった!という事実。それに気づいた佐久間由衣がとても愛おしくみえてしょうがない。いやはや、彼女の本質を見抜いていた森山未來もすごいのだ。個人的にはすね毛が濃いことを告白した彼女がとても好きだ。
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