劇場公開日 2020年3月20日

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY : 特集

2020年2月25日更新

控えめにいって最高 期待はしてた…でも、こんなにヤバい映画だったなんて
「ジョーカー」の次は絶対コレ! 悪カワVS極悪 クレイジー×予測不能な
物語&アクションが、ぶっ飛んでて楽しすぎてめちゃめちゃ興奮する!!

アメコミファン垂涎(すいぜん)の一作が、ついに公開を迎える! 3月20日封切りの「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」。

天真爛漫かつ極悪なハーレイ・クインが主人公だけあって、それはもう、期待は膨らみっぱなしだった。しかし実際に鑑賞してみてえらく驚いた。こんなに激ヤバな映画だったなんて!

物語は常に予測不能。キャラは途方もなくクレイジー。アクションは目が覚めるように鮮烈。そして、感動が不意打ちのように押し寄せてくるから「シンプルに最高だな」と思った。本特集では、本作がなぜ期待大だったのか、どんな魅力を備えているのかを解説していく。


【予告映像】 極悪をもって極悪を制す 気をつけろ! 危険度MAXの破壊的一作

【最高】 全米で爆発的高評価! その理由は…“予測不能”だから!?
「ジョーカー」の次に見る“DC映画”は、この作品に決まり!

期待を高める要素は無数にあるが、なかでも全米での評価はその作品力を雄弁に物語っている。第92回アカデミー賞で2部門を受賞した「ジョーカー」の次に公開されるDC映画でもあるので、同作に心震えた読者には「本作を見ない」という選択肢はないだろう。


[全米での評価] ランキングでは初登場1位! “ハーレイ旋風“始まる!

現地時間2月7日に全米で公開された本作。初日3日間で興行収入約3325万ドル(約36億円)を稼ぎ出し、初登場1位を獲得した。世界興収は約8125万ドル(約88億円)に到達している。さらに、辛口で有名な批評サイト「Rotten tomatoes」では、驚異の92%(2/5時点)を叩き出した。

SNSは観客からの興奮の声で溢れ、「想像を遥かに超える面白さに大満足」「1秒も見逃せないアクション、笑い、美術、音楽……全てが完璧」など絶賛評が降り注いだ。

メディアからも好評を博している。「ハーレイはこれからずっと、リビングや映画館で見るのに最も興味深い人物であり続けるだろう。ポップコーンを忘れずに」(Associated Press)など。ここまで聞いて、期待が高まらないわけがない。


[好評の理由は] あらゆる要素が予測不能! 見ればめちゃくちゃ楽しくなる!

絶賛のワケは、“ハーレイ・クインとクレイジーな仲間たち”による予測不能の物語にある。鑑賞中、「楽しい」という清々しい高揚感が、つま先からつむじまで電流のように駆け巡っていくのをビンビン感じるはず。

そして本作は、「バットマン」などのDC作品の予備知識が一切なくても、本気で楽しむことができる作りになっている。ハーレイ・クインの生い立ちやジョーカーとの関係など、冒頭でポップに説明してくれるため、過去作を見ていなくても話についていける。

エンタテインメントとしても、映像作品としても満足度は高い。つまり、アメコミ初心者の友人やパートナーを誘って見に行っても大丈夫。安心してチケットを購入しよう。


【かわいくて予測不能】 ハーレイ・クインの魅力全開!
キャラクター、物語、アクション… 全てが圧倒的にクレイジー!

物語の主人公は、言うまでもなくこの人。この項目では、彼女の魅力にスポットを当てていく。


[予測不能①] モラル0! ハーレイ・クインがかわいすぎる

恋人だったジョーカーにこっぴどくフられたハーレイ・クイン。酒浸りになってみたり、特に理由もなく踊り狂ってみたりと、世の人々が大体そうであるように、失恋の痛手からやけっぱちな日々を送っている。

モラルは以前にも増して急速に失われていき、他人の迷惑なんて考えず天真爛漫に生きる。酔っ払って暴れまわっても、ひたすらキュートだから不思議だ。マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインのルックス(スタイルがすごい!)もさることながら、その言動が特に魅力的。

予測が全くつかないため、「次はどんなことをする?」と目が離せない。“真のカリスマ”と呼べる彼女の一挙手一投足は、ずっと見ていられるくらい楽しい。

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[予測不能②] なんでそうなる? 悪が子どもを守る物語

そんなハーレイ・クインだが、ひょんなことから手癖が悪い少女カサンドラと出会う。カサンドラは街に繰り出しては、スリをして警察の厄介になったりしている。この少女が、莫大な価値を秘めたダイヤモンドを悪党から盗んだことから、物語は春の雪崩のように宿命的に動き出す。

その悪党とは、残忍でサイコなブラックマスク。ハーレイ・クインはなんだかんだあってこの男から命を狙われることになり、さらになんだかんだあってカサンドラを匿うことになる。

「なんでそうなるの?」というくらい意外な展開から、モラル0のヴィランが子どもを守る羽目になった……という筋書きがユニークだ。波乱に満ちた出来事が、ハーレイ・クインのガチャガチャな脳内のようにハイテンションに連続し、観客を一切飽きさせない。


[予測不能③] とんでもない…! 狂って爽快なアクション

鑑賞している間、アクションの質に非常に驚かされた。嬉しいサプライズだった。その出来栄えに、大いに期待してもらって結構だ。

「アクアマン」に勝るとも劣らない、新感覚かつ爽快な興奮を与えてくれる。それもそのはず、「ジョン・ウィック」も手掛けた「87eleven Action Design」がアクションをデザインしているからだ。

スプリンクラーから水が降りしきる牢獄でのバトル。トリッキーな仕掛けが満載の遊園地での大乱闘。縦横無尽にカメラが動き、ハーレイ・クインは華麗な身のこなしでコンボを決めていく。ため息が出るほど美しい。そして雄叫びを上げたくなるほど強い。


【予測不能なサイコ野郎】 ユアン・マクレガーがヤバい
自身最高に“危険な役” 悪 VS 悪 クレイジーな対決が最高に興奮する!

本作の“極悪役”ブラックマスク。この男が、ヤバいのなんの……。ハーレイ・クインとの対立が、観客をさらにクレイジーな高みへと連れて行ってくれる。


[ここがヤバい①] ゴッサムの猛者を統べる、ブラックマスク

演じるのは「スター・ウォーズ」シリーズのオビ=ワン・ケノービ役で知られるユアン・マクレガー。彼史上、最高にクレイジーな役どころと言っても過言ではない。

もう本当に、「マジでやべえやつ」という形容しか頭に浮かんでこない所業の数々……。ハーレイ・クインはこんなやつに命を狙われて、果たして生きて帰ってこられるのだろうか?


[ここがヤバい②] 悪カワ VS 極悪 カオスなバトルは“見るドラッグ”

ハーレイ・クインはついにブラックマスクと対決する羽目に。その行方は……映画館で、自身の目で確認してもらいたい。ヤバい女とヤバい男が出会い、ここまで大規模な揉め事を起こすと、こんなにカオスで楽しすぎるバトルに発展するのか、と目を見張るはずだ。

そして重要なのは、ハーレイ・クインは「モラルなんかくそくらえ」「抑圧からの解放(覚醒)」というテーマを体現する、という点だ。失望の底から再生していく彼女の姿は、見る者に変革を促すのだ。

鑑賞してから数日が経っても、ふと、この作品のことを思い出す瞬間がある。ただのポップなエンタメ映画などではなく、私たちにとって重大なドラマ性を携えているからこそ、本作は強く心に残り続けるのだろう。

ハイエナのブルースはハーレイ最愛のペット!
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