「まさにクレイジー!」ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
まさにクレイジー!
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バッドマンシリーズのサブキャストに過ぎなかったハーレイ・クイン嬢がいまや立派に看板を張れるのだからたいしたものですね。
ジョーカーと別れて寂しいから飼ったペットがハイエナとは・・、流石に本物は獰猛すぎて無理だったのでシェパードをCG加工したそうな、予算のあるメジャー作品ならですね。
毒をもって毒を制するプロットだがマジに描いたら殺漠とした暴力映画になるところを悪ふざけギリギリのコミカルさで上手く脚色しています。
マーゴット・ロビー嬢の思い入れは別格として脚本、監督も女性陣だから全てがファッショナブルだし、腐ったギャング共を華麗に叩きのめす、オリンピックも顔負けの体操のような殺陣シーン、カーチェイスだってまさかのローラースケート。バードの絶叫が衝撃波のところはやや漫画、カクテルグラスを歌声で割るところが伏線だったとは用意周到。
マフィアの隠し口座が隠されたダイヤモンドを巡り、4人の女傑が結束、エクスペンダブルズ顔負けの大活躍でしたが最後は群れないところはハーレイ・クインらしかった。
全てが規格外、これほどぶっ飛んだクレイジーな映画は珍しい。
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