「カラフルな喜劇?」ジョーカー 奏さんの映画レビュー(感想・評価)
カラフルな喜劇?
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ジョーカーを観た事がないままフォリアドゥを観て
個人的にはかなり刺さる作品だったため、
帰宅後配信にてこちらも鑑賞。
家庭内でも社会でも居場所を見出せなかったアーサーが
衝動的な出来事をきっかけに「ジョーカー」として崇められていく。
終盤、自らの血でピエロの口を描くシーンは鳥肌が立った。
ジョーカーの標的となっていった人間達は、
当然の報いと感じてしまったのは、
私の中にも狂気があるのだろうか。
決して犯罪を許す訳ではないが、
人間の奥底に誰しもあるドロドロの部分を
ジョーカーが体現してくれたことが、
日々の生活や社会の闇の部分とも重なり評価を得たと感じた。
音楽も素晴らしく、カラフルな色彩に惹き込まれる映画だった。
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