「ホアキン・フェニックスの怪演」ジョーカー waisighさんの映画レビュー(感想・評価)
ホアキン・フェニックスの怪演
コメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。笑いのある人生は素晴らしいと信じるアーサーはなぜ、悪のカリスマであるジョーカーに変貌したのか。
崖から落ちまいとギリギリで踏ん張っている人間の指を一本ずつはがすような映画だった。
ホアキン・フェニックスなしには語れない映画。とにかくこの人の表現力がすごい。
ロバート・デ・ニーロですら霞むくらいの存在感とリアリティを感じる。
バットマンの前知識はなくてもほとんど問題ないが、それっぽい人物が出てきたりもするので知っておいた方が楽しめるかな?
楽しい映画ではないので、それを求めていると裏切られる。救いは基本的になく、少し滅入る瞬間もある。
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