「格差社会で起こるかもしれないこと」ジョーカー 価々くんさんの映画レビュー(感想・評価)
格差社会で起こるかもしれないこと
職場でもちょっと浮いていて、いま一つ人の輪に入れないアーサー
何でもないときに笑ってしまう症状があり、見知らぬ人にも煙たがられてしまう
そんな彼の夢はコメディアンだが、同僚から銃を受け取ってしまうことで、人生が急転する
深夜の電車内でエリートサラリーマンに絡まれて撃ってしまったのだ。
アーサーはピエロの格好をしていたので、すぐには捕まらない。
不況の煽りで負け組はピエロの格好をして集まるデモが繰り広げられようとしていた。
その街中をTVショー出演のため歩くアーサー。
踊りながら階段を降りるシーンは美しく気高さがあった。
最後、笑いで締める妄想オチは拍子抜けではなく、どこまでが妄想か考えさせられる。
主演男優賞、作品賞、監督賞をとれると思います。
鑑賞後まっ先に主演を検索。ホアキン•フェニックス?
知らない名だったが脳裏に刻まれた。
他の映画も観てみたいと思うが、やっぱり少ない。リバーの兄なのに影薄い、いや薄かった。本作はホアキンの出世作になるでしょう。
日本ではここまでの暴動は起こらない。世界ではどうか?フランスならデモだが、ブラジルなら?チリなら?上映禁止になる国があってもおかしくない。
炎上も暴動みたいなものでスマイリーキクチは人生変わってしまった。関東大震災で朝鮮人虐殺など、きっかけがあれば日本でも暴動は起きる。
それが貧困なら取り返しのつかない事態になるかも。
(笑)いやちょっと面白いことを思いついたんでね
永田町通り魔事件(2008年)
貧困はお前らのせいや〜といいながら大臣を無差別に殺傷した事件。
ざまぁと思う人いるよね?台風でタワマンが浸水したときも、ざまぁて言う人いたし。
妄想です念のため