「究極の悪が誕生する瞬間」ジョーカー セイリュウさんの映画レビュー(感想・評価)
究極の悪が誕生する瞬間
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誰の心の中にでもある「自分という存在を知って欲しい」という気持ち。
自分という人間を上手く表現することができない、理不尽な日常。
誰にでも起こり得る状況で静かに目覚める狂気。
でも個人的にはその悪が美しく感じた。
ロバート・デ・ニーロの「タクシードライバー」「キングオブコメディ」へのオマージュを感じながらもバットマンシリーズにおける新たな解釈。
そしてホアキン・フェニックスの重厚な演技。
そして最後は観客一人一人に委ねるという脚本。
全てが現実なのか、はたまた妄想なのか
ジョーカーというキャラクターは不思議と心が侵食されるヴィランでした。
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