「真正なる悪の誕生」ジョーカー M.Kotaroさんの映画レビュー(感想・評価)
真正なる悪の誕生
噂には聞いてたけど、確かに相当重たい作品。サイコパス的な悪が誕生した背景には悲劇的な物語があった。だからといって「本当は根がいい奴」「社会が産み落とした被害者」などと分かったようなことを言うとジョーカーに首をかき切られることになる。
ジョーカーを演じたホアキン・フェニックスの演技も素晴らしかった。狂気の表現が目立つけど、誰からも愛されず、社会から見捨てられた1人の人間独特の悲しさと憂いを帯びた「目の表情」がとても印象に残る
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