「ああ…畜生、格好良い」ジョーカー バスト・ラーさんの映画レビュー(感想・評価)
ああ…畜生、格好良い
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開始15分、縦長に構成された背景であぁ、此処はゴッサム・シティだとわかる
これまでジョーカーはジャックニコルソン版もヒースレジャー版も完成されたヴィランだった徹頭徹”支配する側”の輝きで私たちを魅了してきた
今作はそれはもうたっぷりとアーサーが踏みつけられ、笑いものにされ、殴り倒されるシーンが描写される、観客も道連れに
だからこそジョーカーとして覚醒した彼が暴動のただ中に躍り出るのが最高に気持ちいい
アーサーがストレスを受けた時の制御できない発作笑いが泣いているようにしか見えない痛々しい笑いだからこそジョーカーのメイクの下の片頬上げるニヤリ、や燃えるゴッサムを見つめる子供のような無邪気な笑顔がゾッとするほど魅力的なんだと思う
映画の中でなら何にでもなれる
スーパーヒーローが世界を救うなら逆だって有りだろう
ジョーカーと一緒にゴッサムを燃やし尽くそう
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