「東北三部作の締めとなる作品」薄暮 褐色の猪さんの映画レビュー(感想・評価)
東北三部作の締めとなる作品
宣伝などで震災復興などを前面に出されたのがひとつのミスではないでしょうか、
東北地方を題材にした青春群像劇なれば、もうちょっと掘り下げは欲しい所かも知れないがそんなに悪くない。
人物輪郭を細かに動かす手法は面白い、立体感の少なさをカバーし体温感じる作画と成り。
背景美術は実写混在、予算的なものだろうが思いの外嫌味に見えず、ある種効果的な作品色として捉えられたかもしれない。
キャラはWUG等の延長、声優は良かったと思う。
三部作其々は単体だとややアラも目立つ、しかしながら纏めると相乗効果が感じられ、ちょっと甘いが好評価。
時間と、お金と、監督にもう少しの忍耐力があれば、もっと名作と言われる作品になったでしょう。
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