「20分の短編だが、ずっしり見ごたえのある作品。」サイレント・チャイルド なおさんの映画レビュー(感想・評価)
20分の短編だが、ずっしり見ごたえのある作品。
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短い時間の中でいろいろな要素を散りばめていて、障がい者との関係というだけでなく家族のコミュニケーションについても考えさせられた。
・「読唇をマスターしている」と言っているが、リビーに見えるようにとか顔を見て話しているようなところはほとんどない。それでは何も話していないのと一緒なのでは。
・ソーシャルワーカーに娘を取られたように感じ嫉妬しているセリフがある。
・一部無音でリビーの主観と思われるシーンがあるが、家族がリビーをみて話しているようなことはなく、疎外感を感じていることをうまく表現している。
・後半爆弾発言があって、この家族に感じていた違和感に納得してしまう。ただしそれが本当なのかはわからないが。
そしてラストのやり切れなさといったら…。リビーちゃんが笑って暮らせるようになって欲しい。
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