「泣いた 彼の熱い気持ちが歌に出ている」リマスター サム・クック チャン・パーさんの映画レビュー(感想・評価)
泣いた 彼の熱い気持ちが歌に出ている
リマスターみても泣いてしまった。彼の歌は心を揺する。
歌しか知らなかったとき感動するけどサム・クックがどういう人間だっかのかは不明で謎だった。
どう行動したのか=生きざま 勉強やスポーツの秀でた能力よりもどう行動したのかの方が感動する 喋る内容ではなく行動だ その人の考えが行動に出てくる
サム・クックの場合は考えが歌い方に出たのだろうか
彼の歌ってすごく心に入ってくるのだけど熱い思い願い熱量がそうさせていたのか 熱さは人を感動させる 泣いてしまう
私の思い描いたサム・クック像はスマートで熱い人物
歌い方に関してもこうあって欲しいと聞く側が想像する通りにしてくれる
父親が牧師ということもあるのか聴衆の心を掴む技術とそれ獲得する知性があるのだと思う
「あの夜、マイアミで」はマルコムXがかっこよくてサム・クックは残念な感じだったけど。
この「リマスター」をみて良かった。
女たらしで自信満々、商才あふれた若者向かうところ敵なしといった風 作曲の才能も有り読書をし公民権運動にも関心がある黒人の代表的な存在
そんな彼がなぜあんな場末のホテルで突然死んでしまったのか
なぜ売春婦をあのホテルに連れ込み無理やりレイプしようとしたのか
彼には隠していた性癖があったのか 実は横暴な人間で…とか
彼の生前を下世話な気持ちで探求したいという気持ちでこの「リマスター」を視聴した。そしたら泣いた。アメリカ国内でも彼の死は謎なのだ。
敵になる存在は色々いる。マネージャーのアラン・クライン(契約書の問題)や、公民権運動に関してFBI、もしくは目立ちすぎる黒人を嫌が権益をもつ音楽業界の白人?など。恵まれた彼だからこそ同じ黒人からの強盗的犯罪も。過激な黒人イスラム教は?
彼の死は「あの夜、マイアミで」から一年後とのこと。
※ボブ・ディランはユダヤ人として生まれた アレサ・フランクリンの父は高名な牧師