いのちの岐路に立つ 核を抱きしめたニッポン国のレビュー・感想・評価
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原爆投下を受けた被爆国であり、原発事故被害にあった日本で、一人でも多くの人に観てほしい映画です
原爆も、原発も完全になくさなければ、そんな思いを新たにする映画でした。70年以上にわたって、原爆による被爆者の「核兵器をなくしてほしい」という願いはかなわず、福島原発事故があったにもかかわらず、原発再稼働に舵を切る国ですが、あきらめてはいけないと思うと同時に、そのために何をしたらいいのか、貴重なヒントももらえる映画でした。
出演されている11人の方たちは、どの方も道なき道を切り開いて行動してきた方たちで、その方たちの言葉はおひとりおひとり胸にしみました(さすが原村政樹監督と思いました)。
原水爆をなくそう、原発をなくそうとずっと活動してきた人にとっても、貴重な気づきがある映画と思いますが、高校生や大学生の若い人たちにもみてほしい映画です。
2017年の映画ですが、決して古くなっておらず、むしろより貴重なものになっていると思います。繰り返し上映の場ができますようにと願っています。
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