「一番ねじれている人、だあれ?」アガサ・クリスティー ねじれた家 シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
一番ねじれている人、だあれ?
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ミステリーと言うより、ねじれ切った相続人たちの心理ドラマといった感じで、探偵は狂言回しの役割であまり捜査や推理はしません。とは言え、重厚かつどこか妖気漂うイギリスのお屋敷の外観や内部の様子は雰囲気たっぷりだし、ばっさりと切り落とすような幕切れもいい感じです。
結局は、大富豪自身が、その死後も掌の上で相続人達を踊らせて楽しんでいるようなエンディングで、ヒッチコックの『レベッカ』を思い出しました。
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