ルパン三世 THE FIRSTのレビュー・感想・評価
全219件中、121~140件目を表示
「十数年後」テロップはいらなかった
冒頭のテロップのせいで、前半の展開が透けてしまったのはなんとも残念ではあったが・・。
5人のキャラクターとおなじみの音楽が秀逸なおかげで、満足感は得られる作品。とはいえ、脚本がルパンという最高の素材を活かしきれていないのは残念。
ルパンが仕掛けを突破するシーンは音楽ものって大興奮!ただ、映画のピークは中盤のここであり、後半は冗長気味だ。
その分、レティシアとルパンの関係性を世代を超えて上手く作り上げたのはお見事。
「カリオストロ」と「ラピュタ」のいいとこ取りな感じもあり、少女が活躍するところもあり、宮崎駿作品へのオマージュ作品でもありそうだ。
「さすが!」の部分と「若干の不満」と。
最初に予告編を見た時、
「しまった!山崎貴の本気はこいつだったか!」と驚愕した。
それから数ヶ月、ようやく本編を見た訳ですが。
うん。
ルパン三世シリーズに馴染む人達なら
安心して楽しめます。
CGIアニメーション作画、
要所要所では「さすが!」の完成度を確認できます。
脚本は過去作より美味しい部分を抽出・再構成で無難にまとめており、王道。
脚本に"ヒネリが欲しい!"と思っていた人には
逆に不満かもしれません。
3DCGI作品としては初、興行的失敗は許されないということで、安全策を取ったとも言えます。
「若干の不満」
メインキャラではなく、サブキャラ・モブキャラの動かし方にやや"ギクシャク感"が残っていたこと。
2Dアニメと同じである必要はないが
むしろ細部にこそ、"キャラの動かし方"には
注意を払ってほしい。
「魂は細部に宿る」という言葉があります。
日本のCGIアニメーションのフロントにいる山崎貴には
妥協をしてほしくないですね。
採点の星4つは、そういうことです。
(u_u)
絶対に見てほしい!!
良いじゃん。
ロマンがなくっちゃ
久しぶりに観たルパンシリーズ。
今さら3DCGアニメでルパンって…と少し思っていたけれど、意外にも違和感は無い。
むしろこの手法にしたことでキャラの表情や世界の質感が伝わってきて、かなり良かったと思う。
映像表現の幅も広がり、スリリングでアドベンチャー的なストーリーに完全にハマっていた。
「ブレッソンダイアリー」の鍵を開いたことで広がっていく、スケールの大きな事件と冒険。
盗み盗まれ、出し抜き出し抜かれ、騙し騙され。
先はほんのり読めるけど、ヒリヒリ楽しい映画だった。
「ヒトラー生存説」だなんてなんだかヒヤッとする所にまで踏み込んでくる面白さ。今でもネオナチとかいるしね…。
アニメならではの表現やアニメだからこそ楽しめる要素てんこ盛りで、終始エキサイトしながら観ていた。
絶対楽しいエンタメ作品。
超自然的な遺跡の仕掛けはさながらデスゲーム。
ゲラルトの徹底した盲信にフラフラ振り回されるランベールの虚構が悲しい。
何がしたいのか、自分が何を求めているのか、きっとどこかで全部抜け落ちてしまったんだろうな。
「わからない…」のセリフが切なかった。
見事な手腕の連続にうっとり。
ルパンの「パズル遊び」はもちろん、やっぱりため息の出てしまう銃捌きと刀捌き、そしてお色気スマートな逃げ技。
ハァ…次元かっこいい…結婚してほしい…。
五右ェ門の斬鉄剣への熱い執着もコミカルで可愛かった。普段は絶対にクールな彼のああいう部分って胸キュンだよね。
世代を越えた巡り合わせにホロリ。
初代ルパンに重なるルパン三世の姿にはゾクゾクしてしまった。えぇ…かっこいい…結婚してほしい…。
レティシアとの運命的な出会い、ロマンしかないじゃない。ロマンたっぷりの二人じゃない。
湿っぽくならないルパンの佇まいって最高じゃない?
3DCGが本当に思った以上にマッチしていたので、この調子で続いてほしい。
絶対観るから。
久しぶりに声優の藤原竜也を味わったけれど、ゲラルトの白髪と竜也の声にギャップがありすぎてあまり合ってるとは思えなかった。
でも圧倒的良掠声でかっこいい…結婚してほしい…。
なんならゲラルトもかっこいい…結婚してほしい…。顔の傷の詳細が気になる…結婚してほしい…。
映画版らしい王道ファンタジー
ユアストーリーであの頃の少年だったおじさんの心をへし折った山崎監督。
CGに謝れと声にならない叫びをあげたあの日。
今でもトラウマを抱え、僕は生きている。
今度はルパンですか、そうですか。
これでまたやらかしたら泣くぞコラ!
ってな気持ちで鑑賞です
前置きばかりでごめんなさい
内容は悪くなかったです
王道と言えば王道ですが、設定が良い感じでストーリーの弱さを補っていたと思います。
ファンタジー丸出しながらもルパンらしさは随所にある作品でした。
CGだって良かったと思いますよ?
そりゃ最近のディズニーのクオリティと比べたらまだまだかもしれないですけどね。
かけてる金が文字通り桁違いなのだからそこはしゃーない。
だけどもそういう金をかけられない部分をアイデアで補ってこそ日本のアニメ文化じゃないか?という気持ちもあるのでそこは今後に期待です。
監督、次回作はさらに楽しませてください
普通に楽しめる!
カリオストロの城超えたわ、最高でした、感動しました
うーん、、
ルパン映画の転換期かな
ヒロインの性格は少々めんどくさい。
映像はキレイだったけど…
全編3DCGの意義
◯物語
20世紀最高の考古学者ブレッソンが遺した最大の謎・ブレッソンダイアリー。その謎を解き明かした者は莫大な富を手に入れることができるとされ、第2次世界大戦時にはナチスもその行方を追い求めたという。ルパンの祖父であるルパン一世でさえ盗み出すことに失敗した、史上最高難度の秘宝を手に入れるべく奔走するルパンたちだったが……。
物心ついた頃にはルパン三世を知っていた。初めてみたルパンは映画「名探偵コナンvsルパン三世 THE movie」だった。有名作である「カリオストロの城」は金曜ロードショーで初めてみた。
なんだって盗み出すルパンたちは、すごくかっこいい。
アニメは平面で描かれるので楽しめるが具体的な物質感などはわからない。
予告編・本編を見て分かるようルパンたちが着ている服の物質感であったり臨場感がすごらしく出る。
ー4DXー
この作品を4DXで見たがカーチェイスシーンなどは臨場感に溢れ出る。これも、イイ。
難をつけるとすれば、レティシアの声。でも、面白かったからそんなのはどうでもいい。
ルパン・ファミリーとモンキー・パンチ先生はとんでもない物を盗んで行きました。ファンの心です!
『ルパン三世』初のフル3DCGと話題だが、個人的には、『ルパンvsコナン』やスピンオフはあったりしたものの(そういや実写版もあったね…)、『DEAD OR ALIVE』以来実に23年ぶりの単独での全国規模公開の方にこそ注目。
『ルパン三世』の新作はずっとTVSPばかりだったけど、久々に劇場大スクリーンで見れる!
名探偵や猫型ロボットが定着しているが、『ルパン三世』だって劇場映えするアニメ・ヒーロー。
さて、監督がちと“問題”。
山崎貴は現在の日本映画界屈指の人気ヒットメーカー。
アニメーションも手掛け、『STAND BY ME ドラえもん』は特大ヒットとなったが、今夏の『ドラゴンクエスト/ユア・ストーリー』は自分はまだ未見だが世間の評判はご承知の通り…。
下手にやればファンからはフルボッコ、完全に監督キャリアに関わるかもしれない今回のプロジェクト。
すでに賛否分かれているみたいだが、山崎貴も同世代のファンの一人で、きちんとツボを抑えた“ルパン作品”になっていた。
かのルパン一世すら盗めなかった伝説の秘宝“ブレッソンダイアリー”を巡って、ルパン一味、ナチスの残党、鍵を握る美少女レティシアが繰り広げる冒険と争奪戦。
話はこれぞ『ルパン三世』の王道。
クライマックスはちとSFチックになるが、こういうのもTVSPではよくある展開。ドイツ人やユダヤ人が見たらびっくり仰天!?
ルパンとレティシアの関係は、かの名作城を彷彿。
騙し騙され、ルパンたちの活躍は痛快。
フル3DCGのクオリティーは言うまでもなく。
アクションやクライマックスの壮大な展開はフル3DCGならでは。
手描きでも躍動感たっぷりのルパンたちだが、さらに縦横無尽に。
フル3DCG化したお馴染みメンバーの中で特に、リアルな無精髭がよりハードボイルドな雰囲気を醸し出した次元と、アニメ以上にセクシーさと魅惑的なダイナマイトボディがエロく…いやいや、魅力的になった不~二子ちゃん。
大野雄二のお馴染みのテーマ曲によるOPとタイプライターのタイトル・クレジットは外せない。やっぱ『ルパン三世』はこれじゃなきゃね~♪
それにしても、大野雄二の音楽の力は強い。あのリズミカルな大野音楽が流れると(と言うか開幕早々から)、ああ、ルパンの世界だ、と実感する。
話も面白かったのは面白かったのだが、しかし、せっかく山崎貴が脚本も手掛けていながら、これと言った目新しさには欠けた。
良く言えば王道・定番・鉄板、悪く言えばこれまでの『ルパン三世』の良いとこ取りの寄せ集め。
ルパンもレティシアも祖父の時代からの数奇な因果や関係、ある人物がレティシアへ“情が移ってしまった”山崎ならではの泣かせの演出、アイテムや伏線などそれなりに張られてはいるものの、ここら辺もうちょっと凝って欲しかった。
ゲスト声優の広瀬すず、藤原竜也は、まあそう悪くもなく。
にしても今年、アニメで吉田鋼太郎の声を何度聞いたろう…?
お馴染みのメンバーは言わずもがな…と言いたい所だが、お叱りを覚悟の上で、
小林清志様は偉大な声優だが、ちと声が苦しくなってきたような…。
初のフル3DCGだが、安定の『ルパン三世』。
先にも述べた通り賛否はあるが、無難に楽しめ、ファンも満足出来るだろう。
何だか興行的には期待ほどではなく(その昔知人が、『ルパン』の新作映画やったら絶対『千と千尋』超える!…と自信満々に言ってたっけ…)、今回一本きりになりそうだが、
でもやはり、ルパン・ファミリーの活躍をまた劇場大スクリーンで観たい!
改めて、モンキー・パンチ先生と2代目五エ門・井上真樹夫氏のご冥福を。
素晴らしい作品を生み出してくれて、
カッコいいキャラを演じてくれて、
本当にありがとうございました!
あまりアニメは見ないのですが
全219件中、121~140件目を表示