「知らない若者にこそ観てほしい」ゴーストバスターズ アフターライフ Ken@さんの映画レビュー(感想・評価)
知らない若者にこそ観てほしい
U-NEXTで鑑賞。
過去作と比べて展開がシリアスになっており、かなり異色な作品になっていました。古びた屋敷に隠された秘密や、地下に潜む遺跡の謎について探る場面が多く、コメディよりもミステリー要素が強かったです。
監督が前2作のアイヴァン・ライトマンの息子ということもあり、ゴーストバスターズのレガシーが見事に引き継がれていました。旧メンバーや懐かしのキャラが沢山登場し、1作目を思わせるセリフも出てきたことに感動しました。
今作では、初代ゴーストバスターズを知らない若者がメインになっています。初めこそはあまり関心がなかったものの、祖父が残したメカを調べたり、昔の動画を見ている内に興味を持っていく姿勢に惹かれました。特に、フィービーはイゴン博士の孫ということもあり、スペングラー家のDNAを受け継いだキャラになっていたのがよかったです。また、ポール・ラッド演じるグルーバーソン先生は、アントマンとは違った味を出していて好印象でした(ちなみにスーパーのシーンでは、アントマンネタも少し出てきました)。
個人的にスライマーが登場しなかったのが残念でしたが、それでもノルタルジーに溢れていて素晴らしかったです。最近ゴーストバスターズを知らない若者も増えているみたいですが(自分も若者ですが)、そんな人にこそ観てほしい映画になっています。
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