最高の人生の見つけ方のレビュー・感想・評価
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評価できるところが一つもない
同名のオリジナルと違っていいところが一つもない
人生の最後に他人の子供のやりたいことをやってみるってどういうこと?
自分の二人の子供の人生もうまく行っていないのに
引きこもりの息子を放ったらかして海外旅行とかいくかな
残された時間で息子に人生の素晴しさを伝えてよ
母親が死にかけてるのにお見舞いにも来ない息子に
富豪のおばさんも動機が不明
父との和解に至る過程も不明
若い浮気男といる意味も不明
DESIREのコスプレはちょっと笑えたけど
70過ぎのおばあちゃんはももクロより純烈の方が楽しめるのでは?
宇宙に行きたかったのは誰?
この女性2人が本当にやりたかったことはなんだったの?
この作品から最高の人生の見つけ方は学べない
映画館に行くより
オリジナルを見直した方が断然いいでしょう
軽快で緩急の大きな良作
余命宣告を受けた2人が少女に託された夢を追う、という映画としてはベタで壮大なストーリーながらも、笑いもあり、緩急が大きく退屈させない。
まさか“宇宙旅行”の夢が冒頭の場面に繋がっていたとは。主演のお二人を始め、皆さん演技が上手く良い作品でした。
スカイダイビングがしたい。!!??
なんか楽しいというか。
個人的には良かったです。(笑)
もっとサクサクいろんなことをやって欲しかったけど。
なんか、いろいろ組み合わさっていて。
なんかよくまとまっていて。
うーーん。(笑)
まあ、なんか映画だなって。いう映画でした。(笑)個人的に。(笑)
スカイダイビング!!
映画の予告編を見て。
おーー飛んでる〜〜って。笑笑
テンポが早くて、サクサクと。
余計な所に時間をかけずにサクサクと。
それが結構良く感じまして。
なんかストーリー的にえっておもったりするとこもなくは無いように感じたけれど。
その適当さと、少しばかりのメチャクチャさが、逆によく感じまして。
最後はロケットで。
なんかグラフィックも少しの雑さが逆によくて。
個人的には、コンサートのシーンとか少し上がってしまいました。
まあ、なんかほんのりで。
まあ、もっとメチャクチャでも個人的には良いと思うのですが。
そこは、少しばかりの真面目さが吉と出るかどうなのかという所でしょうか。笑笑笑笑
推奨モデル
何度も涙がこみ上げてくる。
癌のステージ4という、のっぴきならない状態ではあるのだが、だからこそ、主人公達は奮い立つ。いわゆる発散なんだと思う。
忘れたいわけじゃなく、死ぬ前にやりたい事やって死にたいって事なのだろう。
俺もその歳や、その状況になれば同じ事を思うのかもしれない。
ただ同時にこうも思う。
手が伸ばせる範囲の事でいい、と。
幸枝さんには、手を伸ばせるトコに球磨子さんがいた。球磨子さんの手は全世界を覆える程広かった。それはそれでいいのだ。
彼女達は現世の欲を満たそうと奔走する。あらかた自分たちの欲が満たされてはたと気づく。おそらくは「虚しい」と。
そして個人に立ち戻る。
思い残しはなんなのか?それぞれ抱えてるものは違う。誤魔化していいわけない。
おそらく死ぬ気で事にあたったのだと思う。
事柄や結果はどおでもいい。自身が「やり尽くした」と思える瞬間があれば、きっと悔いなく死んでもいけるのだろうと思う。
それこそ、たった1人でも、泣いてくれる人、忘れないでいてくれる人がいれば、人生万々歳だと思う。
それが、幸枝さんには家族で、球磨子さんには秘書だった。
何度もリメイクされてるだけあって、よく出来た脚本だった。
女性2人を主人公に据えた事で、オリジナル版よりは湿っぽいんじゃないかなと想像する。
生活に隣接してると言うのだろうか…恥も外聞もある感じで、全身全霊からの解放感までは感じられない。それを狙った設定でもあると言える。
この作品では活発な吉永さんに会える。
天海さんは従来通りのイメージなのだけど、ジーンズを履き、大口を開けて笑う吉永さんに。それが観れただけでも楽しい。
ただ、惜しむらくは一般的な主婦には見えない。見えてこない。
ご本人がそうさせるのか、現場がそうさせるのか…ただ、それでも俺は幸枝さんに泣かされ、そのバディである球磨子さんの手紙に泣かされる。やはり、流石なのである。
その手紙をそらんじるムロさんにも勿論泣かされる。
なんだろ…想いは残るというか…一つの命は尽きたとしても、それに連なる命が必ずあると思えた。命を産み出し、命を支えてきた女性だからこその感想かもしれない。
将来の俺に向かって言い残したい。
これは推奨モデルであって、この映画と多大なの差があっても悔やむのではない。
それにまだ事態は好転もするぞ?
努力して頑張って、覆していけ。
ただまぁ、死ぬ事自体は回避できないので、そこんとこの潔さは持っとけ。
良かった
観ていて心温まる映画でした。
あらすじは言わずもがななので置いておいて。
吉永小百合さん、74歳なんですね。美人。すごい。
天海祐希さんの、七変化も楽しめました。
前髪パッツンボブとかなんであんなに似合うんだろうか。
糖尿病の女の子は鈴木梨央ちゃんだったのね。
こんなに可愛くなかったっけ?と観終わってから思う。
前川清さんのダメおじさんぶりが流石。
カクケント(漢字わからん)はクズ役に合うなぁと。笑
最後にムロツヨシが模型持って踊る(でいいのかな?)のが良かったです。
ツッコミとしては、天海祐希さんが離婚届机に置いてカクケントさんはそれを持って出てったけど、大丈夫?
あんなクズが素直に離婚届出すとは思えないから、ちゃんとその場で書かせれば良かったのに。
あのまま提出されずに死んだら、遺言書あっても財産の1/4持ってかれちゃうのに。
といらん心配してしまいました。
題名で釣るのはやめよう…
ちょっと前の作品になるけどジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンのコンビの最後でのやる事3連ちゃんにはマジ涙した。
それは自分達自身がやりたい事を成すべく努力したから。
吉永小百合と天海祐希では到底太刀打ち出来るわけもなく設定をいじっているわけなんだけどまず「他人の夢に乗っかる」ってのがダメ。
残り少ない人生で目標が無いからってそれは弱い。
しかも天海祐希も安易に乗っかると…
主演の2人が元作品より弱いのに目標を他人の夢の達成って元作の名前だけ借りって。
そこは脚本頑張ろうよと。
もとより天海祐希じゃ吉永小百合に突っ込めない。
吉永小百合も突っ込むってキャラじゃないから観ていてキツい。お互い遠慮してる演技に見えてしまう。
唯一わかる!ってのが吉永小百合の家庭での不平不満ね。
身につまされる感あるな…ってw
はっきり言って『ももクロ』のシーンは無くてよかった。
原作みたいに秘書とのやり取りやモーガンの夢を叶えてだんだん打ち解けていくシーンにした方が作品として良かったと。
集客や主演女優への忖度なんだろうけどさ。
『最高の人生の見つけ方』って題名は相応しくないと思った。せめて副題にすべきだったと。
浅い、浅すぎる(呆)
吉永さんの映画だからすごく期待して見に行ったのに、ガッカリでした。
もう全てのエピソードが浅すぎて、まるで水深20センチの所で全力でバタフライしてるような馬鹿っぷり(呆)。
だいたい設定に無理がありすぎると思いました。
天海祐希が無一文からホテル王にのし上がるって、アメリカならありそうだけど日本じゃ無理でしょ?もしあるなら、そっちのエピソードを丁寧に描いた方が、よっぽどドラマになると思いました。
吉永さんも実年齢で演じてるから色々齟齬が生じていて、親子の年齢設定がおかしかったでしょ?大学卒業してすぐ結婚したって言ってたけど、だったら満島ひかりはめちゃくちゃ遅い子供だったんだねーって思ってしまった。吉永さんの年齢設定だと孫が相当大きくても、おかしくない状況なハズだから(汗)。
引きこもってる息子を放置してるのも、「変なの~!」とずっと思ってました。自分が親なら余命僅かになったなら、まず真っ先に引きこもってる息子の将来を一番に心配するでしょと疑問だった。そんなよその子の夢叶える前に(^ω^;);););)
ももクロのシーンもあんなに長く裂く必要があったかな?何か意図的な物を感じるけど、もしどうしても必要なら、私が監督ならあそこは引きこもってる息子と見に行かせるけど。その方が数倍感動できたと思う。
画面も多分吉永さんのシワを目立たなくする為だと思うけど、思いっきり紗がかかってて、全編夢の中にいるような画面でした。もしかしてこれラストを夢オチにするのって、途中で勘ぐってしまいましたわ(爆)。
レディースデーの朝イチに行ったのでおばちゃんばっかりで、おばちゃん達は延々ひたすらすすり泣いてたけど、そこ泣ける~?ってシーンのオンパレードだった。
泣かそうとしてるのが見え見えなんだけど、全部が使い古されたネタばかりだったので、泣くより呆れてしまいました。
とりあえず最後まで見れたのはムロツヨシのおかげかな?彼が出てなければ、本当にダメ映画だったと思う。
あと満島ひかりが吉永さんと口論するシーン、あそこが一番ぐっと来たので、見る価値はあったかなと思います。
三年前に亡くなった母を思い出して、涙が止まりませんでした。
最近、疲れ気味でやる気がなくなっていたので、元気をもらおうと、この映画を鑑賞しました。
天海祐希さんとムロツヨシさん、賀来賢人さんという出演陣で笑わせてもらい、吉永小百合さんの演技で涙が止まらなくなる。
全体を通して、本当に面白かったです。
2人の最後は死と決まっているだけに、笑いながらも時折寂しさ、悲しさがこみ上げてきました。
幸枝さんが、娘に病気のことを打ち明けるシーンで嗚咽しそうになり、必死に声と鼻水をこらえました。
見終わった後に、周りのご高齢の方たちが「もっと人生楽しまないとね」「でも、ももクロには行けないわ」などと笑いながらお話ししていて、いい映画なんだなぁとしみじみ思いました。
日本人で良かった!
ハリウッド版も観ましたが、それぞれの良さが有ります。
天海祐希演じるキップの良い社長、ドハマリの役柄で最高でした!
ムロツヨシのオタ芸も最後にしっかり伏線回収されます♪
女の子が生きてたのは腰抜ける程のサプライズでしたが(笑)
そしてももクロのライヴシーンで、生まれて初めてスクリーンで自分の姿を……だいたいあの辺りのサイリウムやなぁ~っちゅーのは確認しました(笑)
映画館で観なくてもいいかもしれない
ストーリー展開もスローで、、あくびが止まらず。。
ムロツヨシは良かったけれど、他のひとがやりたいことを叶えていくのも、よくわからず。。
癌になったら、塞ぎがちになるところを前向きに生きてく姿は今悩んでいる人々に力を与えると思います。
ただプライベートジェットでアメリカやエジプトに行くシーンがあるのであれば、もうすこし街並みや音楽をうまく使って欲しかったなーと思いました。エンドロールは竹内まりやの歌でしょうか。その部分は良かったなと思います。
ただ、他人のお金で遊ぶこともどうなんだろう。。。
と、
いろいろと疑問が残りました。
ももいろクローバーのライブのムロツヨシが面白かったし、何歳になってもライブに行く70代もいいなーと思いました。
やりたい事はいくつになっても大事な事です。
なんとなく面白そうな感じがして観賞しました。
元になった同名のジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの作品は未観賞。
で、感想はと言うと、まあまあw
ベタと言えばベタですが、大感動は無くても、ウルッと来る所があり、そつなくまとまってます。
癌に侵され、環境が全く違う余命僅かの女性二人が、偶然に12歳の女の子の「死ぬまでに叶えたい事」が書かれた手帳を手にし、代わりに実行していくと言うお話。
12歳の女の子が思い描く夢って、大人から見ると他愛のない物だったりしますが、それが大人には新鮮に映るし、大人の方が叶えにくい物もあったりしますが、実はとっても素直で素敵な事だったりして、そんな女の子の夢を代わりに1つずつ叶えていく事に新鮮な感動があります。
ただ最初にツッコミがあるとすると、大きく言いたいのは、吉永小百合さん演じる幸枝と天海祐希さん演じるマ子との出会いから打ち解けがはしょり過ぎ。
二人部屋なんて貧乏臭いと不満を口にしてたマ子と遠慮がちの幸枝は最初の出会いからどう考えても打ち解けるには何かしらのドラマと時間が必要なのに、急に大部屋で二人で窓から外の景色を眺めて、次には外でくつろいでる。
ここから起こる様々な旅やドラマを考えると、最初の二人の出会いはもっと丁寧に描かないと、予定調和で物語だけ進みだして、置き去りにしてしまう事になってしまう。だからこそ、もっと確りと描いて欲しかったです。
他にもいきなりの海外なんかは、いくら叶えたい事の1つであっても、主婦が海外に行くのはそんなに簡単ではないんでないかい?と思うんですが、どうでしょうか?
いろんな部分をはしょり過ぎな所もあって、これなら旅に出て、行く先々でやりたい事を叶えていくロードムービーにした方が良いかなぁと思ったりします。
あと、吉永小百合さんは実年齢で幸枝を演じられてますが、若く見える分、70歳には見えないし、満島ひかりさん演じる美春と引きこもりの息子の事を考えるとどう考えても70歳ではなく、よく行っても60歳ぐらいの設定でも良かったんではなかったかなと思います。
全体にハートフルドラマなんですが、些かコメディに入る部分もあって、ちょっとやり過ぎ?と思わなくない所があります。
幸枝がエジプトで裸足で砂漠を歩くと足の裏が火傷しそうになる所のスローなんて、ちょっとやり過ぎ?と思ったりしますし、ラストのムロツヨシさんのオタ芸やエンドロールの二人が宇宙で合間見えると言うのは気持ちは分かるけど、ちょっと…な感じです。
といろんな野暮なツッコミをしましたが、そんなに嫌いじゃないですw
ただ、やっぱりお金が無ければ、なかなか叶えられない事ばかりでw、お金が無ければアメリカまで行って、スカイダイビングは出来ません。
そうするとやっぱり貯金と仕事を頑張ろうと言う現実を考える様になりますw
それでもやりたい事を沢山持つ事って大事です。
いろんな事を叶えていく二人が少し羨ましく、ももクロのライブに行くと言うのは微笑ましくも、横浜アリーナで吉永小百合さんと天海祐希さんがライブに中にいるのはちょっと感動して、ウルッと涙腺が緩みました。
ももクロのライブも良かったですが、何気にももクロの4人の演技が素晴らしかったです。
吉永小百合さんはいつまでも若く見えますね。
天海祐希さんは独立した強い女を演じますが、何処か洋な雰囲気があるので、和の吉永小百合さんと良い感じの違和感があります。
ムロツヨシさんはナイス助演男優賞ものですが、ちょっと個人的にはやり過ぎかな?と思う所があったりします。
いろんなツッコミはそれなりにありますが、死ぬ前にやっておきたい事と言うのは、死を目前にして考える事ではなく、今からでも考えておくべき大切な事でそうする事で、いろんな目標が出来て人生に張りが出る。
全ての人に起こりうる死に対して、どう精一杯生きるかという大切な事。
ある程度の年齢になると余計に考えなければならないし、考えた方が良い事なんですよね。
いろんな事に重ね合わたり、これから起こるであろう事を考えると切なくなる事もありますが、何か大切な事を気付かせてくれる映画ではあります。
出来れば、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの方も観賞したいですね。
年輩の方が多く観賞されてましたが、割りと良い作品かと思いますので、ご興味があれば是非♪
良作
どこで読んだか忘れましたが、元々は高倉健さんでリメイクという理想があったようです。が、亡くなられてしまい無しに。
その後白羽の矢が立ったのが吉永小百合さん。そして吉永さんの推薦で天海さんと前川さんも決まり、ももクロのライブに参加という案を出したのも吉永さんのようです。こう羅列すると本当に吉永さんありきの映画なのだなと。笑
原作と違って他人のリストを実行するというのは原作ファンの方からしたら物足りないのかもしれませんが、日本人の主婦らしさは出ているかなと思いました。タバコを吸ってみるという小さいことでさえ勇気を出さないとできない優等生な専業主婦の幸枝さんが日常を放り出すには誰かの為にっていう言い訳もどこか必要だったんじゃないかと思います。
スカイダイビングを実際に飛んだのか、なぜ東京出身の旦那さんの方が長崎出身の幸枝さんより訛ってるのか、ももクロシーン長過ぎないか、幸枝さんの子供絡みで色々詰め込み過ぎ、など気になる点を挙げるとキリはないのですが、でもサラッと観れて泣いて笑って人生を考えられる、いい映画だなと思いました。
エピソード量的にもやはり主演は吉永さん。吉永さんは本当に専業主婦が似合いますね。
安定安心の吉永さんでした。でも映画中はちゃんと70歳の幸枝さんだったのが凄いなと。
いつものお上品!と言うだけのキャラクターでは無いので興味深かったです。
天海さんはいつも通り強い女性かと思いきや、面白いシーンも弱さも脆さも女性らしさもあって、意外にも1番彼女に泣かされました。こんな役の天海さんをもっと観たい。がっつりメイクからスッピン、予想外の髪型など色々ありましたが、どれも綺麗。顔が整っていることを実感しました。
吉永さん、天海さん2人のコンビが身長差も距離感も思っていた以上によくて驚きでした。流石、監督さんが一押しされてただけあるなと。
ムロさんはほんとに楽しい。けど突然真面目なこと言うから泣けて泣けて。手紙のシーンの功労者はこの方な気もします。マ子さんや賀来さんとのエピソードがもう少し何かあっても良かったのかなとも思いますが。
前川さんは実際に世間にあふれていそうな朴訥としたお父さん。いい人だと思いました、ただあの喋りで東京出身は無理がある。笑
賀来賢人さんはシーンが少なくて、残念。いいキャラだっただけにもっとマ子さんとのシーンが観たかったなと。彼の本心も気になる所だし、掘り下げてみて欲しかった。目力はさすがです。
全く文句の付け所が無くて大ヒット間違いなしとは思わないけど、何かふとちょっと泣きたくなった時、人生に迷った時にさらっと観れる映画という意味で良作だと思います。ジャパンプレミアと、映画館と2度観ましたが、きっとまた私は観に行きます。
近場ばっかでしょぼない?
・全体の印象
泣かせにくる描写ばかりでその感動を煽るための障壁が少ない、と感じた。加えて違和感のラインを超えるような無理のある設定が多く、それがまた私を冷めさせる要因となった。総じて退屈だった。
・旅って国内ばっかでしょぼない?
もちろん日本国内を旅すること自体がしょぼいと言いたいわけではない。
エジプトやスカイダイビングだとかまるで世界中の絶景を巡るかのような予告を見て観たいと思ったのに、意外と国内ばかりでめっちゃ近場かい!っていう肩透かしは正直あった。まあ勝手に私が期待を抱いていたわけだけど。
それでも死ぬ直前にこれだけは!何としても!成し遂げたいんじゃ!!っていうテンションでももクロのライブとか京都とか長崎とか流石にスケールが小さい気がしたのは否めない。もっとエアーズロックとかイースター島とかウユニ塩湖とかありとあらゆる秘境を見せてくれるのかと早合点した。あ、そういう映画じゃない?まあ勝手に私が期待を抱いていたわけだけど。
・「違和感ライン」の数々
副社長の30億(?)もの投機を知ってて見逃していたってどんな経営者だ
赤の他人に200億の相続ってんなアホな
あっさり心を開く引きこもりの息子
重病の少女が実は生きていたという設定
もともとできない逆上がりを質量増加した大人が初めてできるはない
末期癌で宇宙ってどんな訓練受けたんだ(←追記:確認したら主人公本人が宇宙に行ったものだという私の勘違いでした)
イチャテラ
・ムロツヨシは良い
最近だと「ダンス・ウィズ・ミー」でも感じたが、ムロツヨシはいつもいい緩衝材として機能している。もし彼がいなくて主役の女性二人ばっかりだとどうにも重い過去や現状に鬱屈しすぎてぎこちのない絵になってしまうだろう。しかし彼の愛嬌あるキャラとファニーな描写によって適度に柔らかい印象をもたらしている。
・提案
例えば「障壁」として「家族や会社をおざなりにして好き勝手散財をする常識のない女性二人」という点を強調して責めてくるようなキャラがいて周りの登場人物もそれに同調して皆が彼女らの敵になる。社長は有名人であるから世間にも叩かれたり追い詰められそうになる。副社長の増長っぷりだとか引きこもり息子のグレっぷりがエスカレートするなど観客に「このままじゃヤバイよ」って焦らせる要素を最大限引っ張り出す。
そこまで至って初めて重病であることが露呈、改めて二人の大切さや、時にはハメを外して羽を伸ばすことの大切さを問いかけるとか。
全35件中、21~35件目を表示