最高の人生の見つけ方のレビュー・感想・評価
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吉永小百合74才がダイビングしたのだろうかと勝手に心配してしまった。 ジャンプスーツなど天海祐希が着るとメチャメチャかっこいい。 劇中でいろいろな衣装に包まれる天海祐希が全部ステキすぎた。
動画配信で映画「最高の人生の見つけ方」を見た。
2019年製作/115分/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2019年10月11日
吉永小百合74才
天海祐希52才
ムロツヨシ
満島ひかり
賀来賢人
鈴木梨央
前川清
ももいろクローバーZ
筧美和子
この映画は米国の、
「最高の人生の見つけ方」(2007年)
The Bucket List
のリメイクである
監督ロブ・ライナー
ジャック・ニコルソン
モーガン・フリーマン。
余命6か月を宣告された2人の男が、死ぬ前にやり残したことを実現するために共に冒険に出るハートフル・ストーリー。
似たような邦題の映画に、
「最高の人生のつくり方」(2014年)
And So It Goes
がある。
監督ロブ・ライナー
マイケル・ダグラス
ダイアン・キートン
また「最高の人生のはじめ方」(2012年)
監督ロブ・ライナー
モーガン・フリーマン
というのもある。
とても似ていて、ややこしいので、
邦題はもっと考えてつけて欲しいと思う。
犬童一心監督といえば、「引っ越し大名!」(2019年)を見たことがある。
吉永さゆりにとっては121本目の映画出演作。
初のワーナー ブラザースジャパン製作の邦画出演作らしい。
人生のほとんどを家族のために捧げてきた主婦・幸枝(吉永小百合)と、
仕事だけに生きてきた大金持ちの女社長・マ子(天海祐希)。
ともにガンで余命宣告を受けた2人は病院で偶然に出会った。
亡くなった12才の少女が遺した
「死ぬまでにしたい10のこと」を実践してみようとする2人。
米国でのスカイダイビングの映像があるが、
吉永小百合74才が本当にダイビングしたのだろうかと勝手に心配してしまった。
スカイダイブのジャンプスーツなど天海祐希が着るとメチャメチャかっこいい。
劇中でいろいろな衣装に包まれる天海祐希が全部ステキすぎた。
ももいろクローバーZのコンサートに行ってみたり、
ウエディングドレスを着てみたり、
はじめての経験を堪能する2人。
終盤の遺産の使い道はちょっと雑だなとは思ったが、
2人は残された人生を堪能したと思う。
胸が熱くなるシーンもあった。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
幸せの形
俳優陣が全員素晴らしい
リメイクではあるが邦画らしいムード
元はJニコルソンとMフリーマンのコンビで演った流れを熟年女優二人で再現しつつ、天海祐希と吉永小百合が女社長と専業主婦を熱演する。
やはり日本でこの内容をやるとしたら、女性が主人公の方が集客は見込めそう。
映画館でこういった内容の作品を観る年齢層はやはり高齢女性が多い気がする。
若い年齢層はドラマの映画化かアニメ、アクション作品で4DXとか映画と言うよりはアミューズメントで遊具みたいに思うが、これが現在の映画の生き残る道なのか?
中間層も上記+洋画となり、こういった作品を観ている人は少ないように思う。
まぁたまには毛色の違う作品を観て欲しいとは思う。
12才の糖尿病患者だった女の子の代わりにやりたいことをやっていく二人を見て自分とは違う人の人生を垣間見て、何か考えて貰いたい。
“普通”の人生を送っているだけに見える主婦でも軽く扱えるもんじゃないね。
ショボい旦那が次の人生もお前と結婚したいと言わせるんだなぁ。こんな旦那はズルいとは思うけど、あんまり冴えない親父だったから、前川清ってのは一瞬わからんかった(笑)
ただウエディングドレスを身につけた吉永小百合は意外に似合っている…しかしながら御歳70越えの方である。往年のサユリスト達はどういうコメントがあるのか聞いてみたい。
逃げるな、立ち向え、そして、楽しめ
好印象だったジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン主演の同名アメリカ映画が原案だったので、迷わず鑑賞した。基本設定は同じであり、邦画にしては珍しく、湿っぽい所が少ない作風で、さりげなく人生の生き方を提示した良作だった。
冴えない専業主婦の幸枝(吉永小百合)と、やる気満々の凄腕キャリアウーマンのマ子(天海祐希)は、ともに余命宣告を受け、同じ病室で入院することになる。二人は、偶然、入院患者の死ぬまでにやりたいことリストを入手し、そのリストを実行していく。価値観の全く異なる二人の共同作業が始まる・・・。
二人を演じる吉永小百合と天海祐希のコンビネーションが素晴らしい。全く価値観が異なる、静と動、陽と陰、のような二人が、次第に意気投合していくプロセスは、最近流行しているバディものの典型と言えるが、今までにない吉永小百合の無邪気さを天海祐希が巧みに引き出している感がある。ここまで吹っ切れた吉永小百合の演技を観るのは初めてである。
加えて、二人の人生、生き方も描いているので二人の人物像が明確になっている。幸枝物語、マ子物語、そして幸枝&マ子物語の三つの物語が同時進行していく、三重構造構成なので、作品に深みが出ている。
この手の作品の難しさはラストをどう締めくくるかである。二人の死をどうハッピーエンドに昇華させるかである。本作は、そこに抜かりはなかった。静かではあるが心温まる、余韻の残るラストになっている。
前半は、たとえ余命が分かっていても、二人は、今を、その瞬間を一生懸命に生きて楽しんでいる。しかし、後半になって、次第に、物語は、現実的にシリアスな展開になってくる。ここでは、二人は、今まで避けてきた自分の運命に真摯に立ち向い、結論を出していく。
逃げるな、立ち向え、そして、楽しめ、そんな人生の示唆に富んだ作品メッセージが説経臭く無く、爽やかに心に沁み込んでくる作品である。
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した作品を日本でリ...
素晴らしい出会い
実にうまく日本の作品に落とし込んでいる
プライムで見かけ「あー、そんなリメイクあったなぁ…キービジュがちょっと微妙なやつ」と何となく観ました。
するとあれ?意外と良い感じな雰囲気?
吉永小百合に天海祐希と言うこのキャスティングがすごいマッチしており、加えてムロツヨシがしっかり脇を支えるようで安心感があります。
女性同士のバディでさらに歳の差をつけた設定や、小さな女の子のエピソードやバラバラな家族等新しい部分を加えており、オリジナルを観た人でも新鮮な気持ちで楽しめます。
生活感のある細かいところとか、実にうまく日本の作品に落とし込んでいる感じなんですね。父親とのエピソードも盛りすぎずさりげないのも良い。
やりたいことリストもちょっと捻りが加わっていたり、ももクロはかなり強引ではあるがすごく良かったとも思いました。
手紙に書けなかった一言ってのも、ものすごい優しく涙が滲みましたね。
そしてラストの回収の仕方もうまかったですね。「あの子のやりたかった事」から、ちゃんと自分自身に帰着してるのもうまい。
何も期待してなかったのですが、オリジナルと遜色のない良い作品に仕上がっていました。
良い映画を見ました。
ちょっとした良質のコメディが見たくて
同じ題名のハリウッド物があるらしい。
いかにも洋画を邦題にしました、みたいな題名だし。
こちらを先に見てしまったが、ほぼ同時にもう片方も見たので比較した感想も
天海祐希が好きなので、こういう感じの配役は嬉しい。
ムロツヨシの役どころも良い。
秘書の役回りはかなりテイストは違うがムロツヨシの秘書は悪くない。
二人の末期癌患者を前に、(悪気は全くなく) 絶対 がん検診的なことはやってそう。
こんなの目の当たりにしたら、しないではいられない。
天海祐希は安定の薄幸金持ち女で、吉永小百合との出会いも不自然さもなく、鈴木りおのお薬手帳に書かれてるっていう設定も悪くない。
最後のオチはなくてもいい気がするけれど。
もう一つのオチの方は、出だしでネタばらししてるわけで、そこに向かって話が進んでいく心地よさがある。
気楽に見られる良さが (って実際は命に関わるわけだから気楽っていう言い方はおかしいけれど)
とても良作だと感じた。
リメイクによるチープさを感じないのは
配役の勝利かな。
元の映画を観ていたので、ストーリー的には目新しくはなかったけど、年...
元の映画を観ていたので、ストーリー的には目新しくはなかったけど、年老いた女性が主人公というのは珍しい気がして面白かった。
自分が死ぬまでにやりたいこと、お金があれば出来ること沢山あるな。
最後の宇宙旅行はあのような形で叶うのね💡
あの大金の使い道を思いついた主人公に感服。
本筋とは外れるけど、家庭のことを一切しない夫、引きこもりの長男、その面倒を押し付けられそうになる長女。
自分の家族とよく似ていて、序盤長女が病院で主人公に言ったセリフや、後半料理をする父親を気にする母親に言ったセリフが、自分が常々言っていたセリフと一緒だった。
自分が薄情なんじゃなくて当然の感情なんだと安心した。
明るいね
旅。
死がテーマだが暗くならずテンポよく話は進んでいく。ただその分ひとつ...
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