「最高の友人」最高の人生の見つけ方 プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
最高の友人
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ガンで余命宣告されたフツーの主婦の小百合と天才実業家の祐希。
病院が同じで接点ができ、そんな折に余命宣告された少女と出会う。
そして3人でいる時に少女が倒れ、その弟から死んだことを伝え聞く。
少女が落とした「死ぬまでにやりたいこと」のノートがあった。
それを代わりに自分がやろうと決める小百合。
供養の意味というより、死を前にして自由に生きてみたかったのだった。
祐希は成功者ではあったが、夫の不倫と金銭的裏切りを知っていた。
なのに強く言えない自分もいて、強気を演じてるだけで本当は弱かった。
そして小百合のその思い付きに便乗し、資産にモノ言わせて次々実行。
ただ最後の1つは自分達の時代じゃまず無理な宇宙旅行だった。
そして祐希が先に死亡、その側近より自分に充てた手紙を受け取る小百合。
この2人は小百合が敬語、祐希がタメ口と最後まで変な関係だったが、
死を目前にした祐希の言葉は素直で、あなたに会えて良かったとのこと。
唯一の友達だったのだろう、何と200億もの遺産を受け取ることに。
そしてある日、冒頭の少女と出会う。
実は死んだのは弟の嘘で、ガンを克服して生きてるのだった(場)
やがて小百合も死ぬが、その数年後、JAXAのロケットが打ち上げ成功。
将来の宇宙旅行に希望を託し、小百合が寄付したのだった。
ロケットの名前は2人の名前をモジったものだった。
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劇場で見たかったのやが、行けずに終わった作品。
もととなった海外版も見たはずやが、いつものように完全に内容忘れてたw
このコンビ、2人とも好きやし、何かと感情移入できるいい映画だった。
まあかなりベタなストーリーではあるが、何か好きやな。
しかしあの少女が生きてる、ってのはちょっと違和感があったな。
アメリカンジョークなんだろうか、向こうじゃウケるんかも知れんけど、
純日本人のおれとしては、そのまま死んでた方が良かったと思ったけどなw