「アクションも脚本もいい」イップ・マン外伝 マスターZ Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションも脚本もいい
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アクションのキレがいいね。みんな凄い人たちなんだね。それ観てるだけで楽しい。
アクションが凄いと、脚本は取って付けたようなものになりがちだけど、この話は、そこもしっかりしてんの。ベタな展開ではあるんだけど、ちゃんと描かれてる。
だから最後まで感情移入しながら観られるんだよね。それでオチの付け方もきちんとしてた。
全編通じてミシェル・ヨーがかっこいいの。もう「年取るんなら、こんな風に取りたい」と思ったもん。弟の腕をばさーっと斬って「これで詫びにして」って、カッコ良すぎ。
主人公がラストの闘いで『詠春拳 チョン・ティンチ』と名のるのもカッコいい。名のりってやっぱ大事だね。その人がどこにアイデンティティもっててるかを示してる。このシーンはベタだけど、ここまで背景描いてるから「おー!」ときた。
細かなシーンも小道具色々使って工夫が効いてるし、傑作だと思うよ。
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