「カンフー映画の王道」イップ・マン外伝 マスターZ コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
カンフー映画の王道
『IP MAN3:イップマン 継承』で、正当な詠春拳の使い手の座を賭けて戦い、葉問=イップ・マン(ドニー・イェン)に負けた男、マスターZことチョン・ティンチ(マックス・チャン)のその後を描いた話。
武術を捨てて、息子との平和な暮らしを選んだティンチが、マフィアに絡まれて様々な被害に会う。
自分のことでは耐えていたが、世話になった友人のために、マフィアと戦うことを決意する。
マフィアの若い衆相手には基本技だけで戦い続け、ある時爆発する詠春拳の技!
ブルースリーや、初期のジャッキー・チェンの映画、イップマンの1作目などのような、カンフー映画のお手本のような展開。
教科書にして王道。
だが、それがいい。
なにより、主演マックス・チャンその人の姿が最高!
惚れ惚れとし、血沸き肉踊りました。
また、大御所ユエン・ウーピン監督が、お約束脚本をここまでかっこよく撮ったことに感動しました。
古臭くない。ただただかっこいい。
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