「歴史の遊びで面白い。テンポ良し、起承転結OK。」キングスマン ファースト・エージェント 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)
歴史の遊びで面白い。テンポ良し、起承転結OK。
スパイアクション ノリがちょうど良い。早くもなく遅くもなく
ラスプーチン、マタ・ハリ、レーニン、ニコライ2世、ジョージ5世、アメリカのウィルソン大統領
最後はアドルフ・・・
だからと言って、別に知識も学も全く不問のノンフィクション娯楽作。
スパイ+アクション 感情移入できる。
抑揚が程よい。ただしアドルフ氏は美術学校入れず、浮浪者して、突如軍隊に入って
ヒラだか伍長だかでハッタリかました直後だから・・悪の一員に浮上はしないだろ、この時期は
という・・理屈はどうでも良い快作。ただ悪役には悪役の正義。
「貴族階級殲滅」というある程度理解できる大義があるのもツボ。
だけれども、第一次世界大戦の大枠の大枠だけ直前に押さえといた方がいい
サラエボのオーストリアだか皇太子だかの暗殺から起動した大戦を
「あくまでモチーフ」にした「軽い」娯楽作品。快作と言って良い
アクションにありがちなテンポ早すぎ、アクション多すぎ、荒唐無稽はない。
それが絶妙で、程よく心地よい。
キングスマン元祖の物語。英国貴族のオックスフォード公
と正義感に燃えるその息子。
この親子が英国階級社会の貴族にしては、率先垂範という言葉がふさわしい超善人
普通、鼻につくものだが、戦争という巨悪の前では
かえって清々しい。
物語も段階を程よく進行して、誰でも理解しやすくしている
面白い、アクションもちょうど良い
レイフ・ファインズといえば・・「シンドラーのリスト」
・・・じゃなくて「007」のM・・・
皮肉なことに、007の最新作より、わかりやすくて面白い、「ノー・タイム・トゥ・ダイ」・・本当に疲れた。
この作品は007最新作と好対照。
気楽な娯楽作品。誰でもオススメ。全てが程よいのですよ。
レイフ・ファインズがこんな超善人ヒーロー演ずるところに時の流れを感じる。
どう考えてもナチの親衛隊の冷酷イメージだったから
史実の骨格だけ取ってあとはフィクションの痛快娯楽作、予定調和の勧善懲悪。
このシリーズ全く見てないけれども問題なし。単体映画と言って良い。
コメントありがとうございます😊。おっしゃるとおり。映画も「切り替え」大切ですね。同感です第一次大戦、穴場でした。私もはるか昔の高校時代、基本日本史メインで、地理がサブだったので、疎くて、観る前にWikipediaで大枠だけおさらいしました。もっとも全文は文章多すぎて読んでいません。どことどこが交戦国かぐらいです。第二次世界大戦は結構馴染みなので楽しみ(チョット不謹慎かもしれませんが・・・)なのも全く同感です。わかりやすくて面白い作品でした。
今晩は。
キングスマンシリーズを観ていなくても、面白き歴史対戦の背景をカスタマイズした映画でしたね。
私は、前2作を面白く鑑賞したので、どの様に来るのかなあ、と思っていましたが、まさか第一次世界大戦の裏幕をテーマに持ってきたとは・・。
しかも、自分の不勉強さ故に分からない登場人物多数。
けれども、キングスマンが出来た理由が明確に描かれており、序盤はモヤモヤしましたが、劇中に脳内整理して鑑賞したら、面白き事。
(切り替え大切です。)
さあ、第二次世界大戦勃発の理由をおさらいしないと・・。では。