「まず引きこもりのアナ(エイミー・アダムス)の弛緩した体に驚く。そして・・・」ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ jollyjokerさんの映画レビュー(感想・評価)
まず引きこもりのアナ(エイミー・アダムス)の弛緩した体に驚く。そして・・・
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ストーリーは無理にスリラー感を醸し出そうとするも、ヒッチコック作品等へのオマージュがあからさま過ぎて鼻白む。いやこれほどまでに多くの作品を引き合いにだすことは、オマージュではなく、単なる二番煎じと言っても良いだろう。
・「裏窓」の焼き直し(オープニングの窓からの風景がほぼ同じであるし、レンズを向けるシーンなど、隣人が殺人を犯したと思い込む設定が裏窓そのもの。ジェームス・スチュアートのシーンでも登場)。
・「めまい」の焼き直し(階段を駆け上がり屋上へ出るシーン)。
・「サイコ」を彷彿とさせるナイフシーン。
・精神的な問題を抱えた精神科医を描いた「白い恐怖」(グレゴリー・ペックのシーンでも登場し、イーサンが借りたDVDもこれ)も設定が酷似。
・自らの無実を追求しようとるす「潜行者」もローレン・バコールのシーンで登場。
・「ローラ殺人事件」もアナが眺めている映画として登場。
ジョー・ライトは監督として寄せ集めでうまくリメイクっぽくしたなという印象。撮影のブリュノ・デルボネルは、良い雰囲気を出していてよかった。
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