バースデー・ワンダーランドのレビュー・感想・評価
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直前の新海誠作品の予告映像に比べて
絵の稚拙さに驚いた!公開処刑みたいだった。声優ではなく役者の名声にすがった配役で、演出も酷く、魅力的な登場人物が1人もいなかった。途中で出ようか迷ったけど、出ればよかったー!
原恵一作品にハズレなし!
映画が終わってからしばらくすると、この映画の世界と、この映画のキャラクターたちが本当に愛おしくなって、なんどもなんども思い返してしまう。そんな愛おしい魅力がふんだんに詰まっています。
心の片隅の本当に大切なものをしまうところにいつまでも残り続ける最高の映画でした!
ファンタジー+おとぎ話感が強め
ファンタジー+おとぎ話感が強め。
色々アニメもアニメ映画も観るけど、どちらかと言うと女の子向け。アリスワンダーランドの感じ。
アニメ映画に俳優使うのは良くない。なんかひらべったい感じになる。やはり、プロの声優さんに任せるべき。商業ベースで、人気のある俳優さん使いたいのもわかるけど。
そういう私も、松岡美優さんが好きなので鑑賞しましたが、ちょっと残念。
声優の経験積めばまた違うのかな。市村さんはまったく気が付かなくてよかった。
最後の30分くらいまでは話がそんなに展開しないので眠かった。
冒険って言うけど、綺麗な景色歩いているだけじゃない?とか思ってしまった。
ストーリーもキャラも味薄め。
ただ、クライマックスのmiletの歌が流れるところで一気に、見てよかったと思った。音楽ってすごいね。てか、miletは凄いね。
その先を見たいのに⋯
原恵一監督作ということで鑑賞。
朝イチのせいか劇場はガラガラでした。
まあそれは置いとくとして。
全体的な感想としては、期待しすぎたかなという感じが否めませんでした。
所々挟まれるギャグは笑えたり、ワンダーランドのデザインなどいいところもあります。
しかし、子供向けのルックなんだけど大人にも刺さるようなお話を想像していただけに肩透かしを食らった気分でした。
小学生ながらも優しさ故にどちらにも立てない人間関係で憂鬱になって引きこもってしまった序盤からは、普遍的な話になるかと思いきや特に目立つところもなく終了。
最後に分かる成長のきっかけはベタですが、それでいいと思えました。ただ全体的に薄味だったかなと思います。
小学生が異世界に飛び込んで成長して戻ってくるというストーリーで、千と千尋を想像せずにはいられませんし、実際オマージュされてるところが多々見受けられました。
個人的に許し難いところは、「私の家族もそうでした」展開です。それをやってしまうと、どこにでもいる普通の少女じゃなく選ばれた血統なのかよと冷めてしまいました。それにしてもアニメ映画にはこの展開がありがち…。
原作が児童文学だからと言えばそれまでですが、そこに自分の思想や嗜好を入れ込んで別物にすることができる監督なだけに今一つだと思いました。
見る価値はない
見る価値はない。
原作は未読。脚本は最低限練ってあるが演出がひどすぎる。
予告編で見られる映像以外はあまりに凡庸で動きに乏しく、セリフは説明とたまにコメディがかった文章を棒読みして観客の失笑を買うためにしか存在しない。
盛り上がり部分は脚本上存在しているが演出が幼稚過ぎてしらけさせられるばかりだった。特に音響と音量が過剰で不適切。このような映画を同時期のアベンジャーズや名探偵コナンなどと同じ値段で提供しようというのは怒りを覚えた。
この映画を見ようと友人を誘ってしまったのを前半部分10分で申し訳なく思い、中盤以降は映画館を出ようかと声をかけるべきか迷い、終盤に至っては早く終わってしまえ、その後は謝罪のためにどこでご飯を奢ろうかと物思いに耽っていた。
結論としては最初に書いたとおりアニメ映画好きの時間つぶしのため以外、見る価値はない。
つまらない。
試写会で見させていただきました。
見る前から女優を声優にしたことに対する不安と不満しかなくマイナスのイメージから始まりました。案の定マイナス。伏線の張り方も雑。オチが予想できすぎる。結局何が言いたかったのか分からない。
見た人は「絵がめちゃくちゃ良い」「歌が良い」言いますよね?誰1人としてストーリーについて褒めてないんです。皮肉なものですね。たしかに絵と曲は良かったと思います。その1週間後に京都アニメーションの映画を見たので正直忘れましたが。
ありきたりで、だけど良い作品
わあ〜面白かった〜とはちゃんとなりました。
映画の評価を見てから行ったけど、批判している人はどちらかと言えば子供向けのアニメ映画にどこまで期待しているのだろう?と思いました。
先が読めちゃうような単純なストーリーではありましたが、シンプルに頭に入ってきて気持ち良かった。
最後の曲が流れるシーンではすごく感動しました。
ただ、誕生日前日だという設定の不必要さ、主人公が友人関係に悩んでおり現状に満足していないことへの動機づけの少なさはなんとかしてほしかったかな、と思いました。
わたしが理解に乏しかっただけかもしれないですが。
キャラクターは可愛いし、街の様子は美しいし、自然に感動する古き良き感じがわたしは大好きでした。
でもやっぱりアニメにはちゃんとアニメ声優だけを使って欲しい、、、
大人向けにひねったりしない、素直で素敵なファンタジーで気持ちが良か...
大人向けにひねったりしない、素直で素敵なファンタジーで気持ちが良かった。映像がとてつもなく綺麗だし音も凝っていて贅沢なファンタジーでした。(あんなに衣擦れの音がはっきり聞こえるアニメってあったっけ?) 映画館で観ましょう。あとギャクも面白かったです。
設定が面白い
アカネちゃんと行動するチィさんの存在感がハンパない。いい味出していて物語を大いに盛り上げている。 アカネちゃんの母ミドリさんの独特の存在感の意味が最後に分かってスッキリした。上手い繋がりだと思います。
別世界のキャラクター達も個性的でストーリーの展開も早く予想以上に楽しめる作品でした。
是非映画館で🎦
クセがすごい店の大将
「えっ?ああそういう設定ね。」しかし解釈する間もなく、次のネタに進む。個々には、光るモノがあるが、ストーリー自体が掴みどころがない。もはや客をおいてけぼりにしかねない。
ファンタジーだから何でも見せれる。こういう店に入ったら、店の大将、原恵一のペースに任せるしかない。スパムが出てきても取りあえず食してみる。「何なんですかね?」とは聞けない雰囲気。全力で目の前を噛み締める。しまいには、笑える、楽しくなってきた。
感想は、ひとまず全部食べて店を出た後に。しかし、あのピンクの鳥は何だったんですかね?
美しい色彩に満ち溢れたパラレルワールド ファンタジー
「カラフル」以来の原恵一アニメ。この人特有の色彩の美しさに目を奪われる(特に異世界の風景の次々に風合いが変わる色使いの見事さ)。そして錬金術士に代表されるキャラクター造形、魅力的な異世界の装飾品にも魅入られる。普通の少女が異世界に引きずり込まれ、様々な経験を経て成長していく物語は良くあるパターンだが、異世界の柵に捕らわれた王子の成長譚も同時に描かれていることが秀逸。ウェス・アンダーソンの「犬が島」や「クボ 二本の弦の秘密」「ぼくの名前はズッキーニ」などの海外のストップモーション・アニメーションも好きだが、日本のアニメは矢張り素晴らしいということを再認識(と思って、チラシを観たらキャラクター造形はロシア出身の方だった。でもそれがこの映画に豊かな風合いをもたらしていると思いました)
誕生日に起こった奇跡!
公開直前ということでスペシャル試写会!
原監督、キャラクターデザインのイリヤ・クブシノブさん、樋口真嗣監督という、豪華キャストを迎えた素晴らしい時間を堪能しました。
映画の裏話や、作画の苦労話などなど、貴重な話を沢山聞けました。
イリヤさんはロシア人で日本人の奥様を持つ、根っからのアニメ好き!
この映画に参加したのも、原監督というビックな存在が理由だったようです。
対する原監督もイリヤさんの作品集を本屋で見て一目惚れしたみたい…。
相思相愛の師弟関係は、作品に出てくるキャラクターに少し似ていて、この映画づくりにも活かされている感じかすごく伝わりました。
監督は本来ファンタジーが苦手なようでしたが、この作品のオファーを受けて、とことんファンタジックに仕上げてしまおうと思ったみたい。
だから、登場する人物も、この作品の世界もかなりぶっ飛んでいました。
猫耳つけたり、うさ耳つけたり、猫と喋ったり、ハエにたかられたり、アニメ萌えな要素もてんこ盛り!
小学生から大人まで、年齢問わずに壮大な世界を堪能できそうです。
中でも、風景や動物の描写は本当に素晴らしかった!
鈴蘭の花の美しさや、水の中を泳ぐ鯉の優雅さなどなど、色の使い方や水の生き生きとした躍動感など、見ているだけで魅了されてしまいそうな世界。
原監督のストーリーに対するこだわりと、イリヤさんの美しい色使いと、美しい女性らしい繊細な作画力が、作品のクオリティをここまで高めていったのだと思います。
まるで自分もこの世界に迷い込んでしまったかのような、夢中になれる異世界の存在感。
中途半端な世界だったら、ここまで世界に入り込むことなんてなかった…!
完成された作品だからこそ、心の底からこの世帯を堪能できたのだと思います。
今回、もう1人の樋口監督が参加している要因も、大きい気がしました。
ファンタジックな世界に所々入ってくる、巨大な効果音!
壁にバキバキと大きな穴を開けながら進む戦車。
これは、樋口監督だからこそ出来上がった部分なのだと思います。
劇団☆新感線のようなロックな音楽も入ってきて、可愛いだけではない、ロックな世界がちょい見えするところも、作品の魅力を引き出しているように思いました。
監督は作品に対して、とことんこだわりを持つドSらしいのですが、そのこだわりを存分に感じられる、素晴らしい作品でした!
アニメーターとして、監督として、これからもとことんこだわりを持ち続けて作品を描いていってほしいです!
最後に…。
私の大好きな杏さんや、麻生久美子さん、松岡茉優ちゃんなどなど、フレッシュ女性が声優を担当されていたことに感激!
元気な女性がどんどん活躍することで、映画の世界もどんどん盛り上がって行って欲しいですね。
今回は、とっても充実した試写会でした。
ありがとうございました(^^)
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