THE INFORMER 三秒間の死角のレビュー・感想・評価
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暗すぎて辛い・・
原題のTHE INFORMERは内通者、三秒間の死角は原作本の題名、おそらく脱獄で狙撃手を欺くシーンのことだろうがたまたま上手く行っただけの気もします。
原作は英国推理作家協会賞やスウェーデン最優秀犯罪小説賞を獲ったベストセラーらしいですが未読、映画を観た限りではありきたり、特にNY市警の秘密捜査官が敵のアジトで自らバッジを出して騒ぐのは自殺行為、あまりにも馬鹿げているので話をこじらせたいだけのプロットに思え興醒めでした。ムショに戻れば酷いことになるのも予想通りだし主人公を虐めるだけのサド映画。FBIにしてみれば協力者など使い捨て、罪のない妻子まで巻き込んで不運なポーランド系アメリカ人の悲劇を延々と描くので観ている方も辛い、違法捜査のFBIのボスが捕まったのはいい気味だがハッピーエンドには程遠い結末、続編狙いなのかしら・・。
ある程度集中してみると理解しやすい
FBIと司法取引をした主人公がミスをして何やかんや刑務所に入れられてからどうやるのかと思いきや、普通に脱獄してしまったのは肩透かし感があるが、嫁を寝取ろうとしたチビや汚職大好きな看守に平気で切り捨てる腐敗したFBIの上司がまとめて片付いたのはスッキリした。
しかし将軍ことポーランドギャングか何かの親玉のハゲ親父はどうなったのだろう?こいつを片付けない事には主人公にもハッピーエンドは待ってないので(ラストはこいつが捕まらないと家族に会えないから片付けるまで大人しくしてろと言われる)多少もやっとした。
しかし安易にハッピーエンドで終わらなかった事で多少リアリティが増したと言うふうに自分は感じましたね。
ストーリー自体はある程度集中してみたら近いところに伏線を置いてくれているのでわかりますし、そこまで難しいものではないかと思います。
ん?どういう状況?と予備知識なしだと出だしは少しわかりづらいけど、...
ん?どういう状況?と予備知識なしだと出だしは少しわかりづらいけど、複雑になりそうと思いきや意外とシンプルな展開で見捨てられた情報屋が潜伏先の刑務所から脱出する話。
なんだか普通に気の毒でハッピーエンドともバッドエンドとも言えないラストがちょっと後味悪かった。
やっぱり…
ラストは家族再会が見たかっただけにちょっと残念。キナマンの悪ぶりが似合ってた。終始この先どうなるか展開が期待され、緊張感あった。将軍や、手下も怖いし、何よりも協力したのにあっさり切り捨てるFBIが恐ろしい。パイクはやっぱりラストは助けてくれた。コモンもしかり。出演陣が手堅い演技だっただけにラストが中途半端なハッピーエンドで残念。
3秒間の死角はどこ?
「3秒間の死角」というサブタイトルに惹かれて視聴しました。ただのアクションものではなく、何かハッとするようなトリックがありそうだと思ったからです。
しかし、最後まで見終わってもどこのことだったのか分からない。解説している人がいないか探してみたけど、見つからない。
たぶん、主人公ピートが人質と立てこもってスナイパーに撃たれるところなんだろうなとは思うけど、特にそんな描写はなく、映像が「3秒間の死角」という魅力的なワードに負けている。
内容も刑務所に入った男が捜査に協力するなら仮釈放してやる、とFBIに持ちかけられ承諾するが裏切られ、悪い組織に命を狙われる、というありがちなもので、期待した映画ではなく残念でした。
どういう意図であの表現にしたのか、分かる方にぜひ教えて頂きたいです。それを知れたらもっと面白く感じるのかも。
ただ主人公はめちゃくちゃ格好良かったです。それだけで見る価値がある気もします。
このタイプの映画が好きであれば
初っ端から犯罪組織とのやり取りからスタートするので主人公に感情移入しづらいところはありますが、後半にかけて色んな思惑に板挟みとなり翻弄されていくストーリーにいつの間にか応援してしまいます。ただ、人物の立ち位置を追うのがちょっと大変かも。あといまいち予想を超える展開・カタルシスがないというか平坦というか…この手のジャンルが好きなら安心して観られる作品なのかもしれません。三秒間の死角って、あのことだよね…?副題がよくわからなくて、逆に原作に興味をもってしまいました。
FBIと、NYPDの争い、麻薬組織がらみ。
潜入捜査官の苦悩だと、インファイナルアフェアの出来が良すぎて、この展開だと少し不満だけど、
まあ面白かった。
主人公の男が優秀過ぎで、過去がよくわからないけど、
どっかで説明あったかな?
ウトウトしてたたも。
急に思いついた、三秒間の死角。
潜入捜査映画だけど、バレるバレないかのサスペンスではなく、FBIの間抜けさと、流されまくる主人公、奥さんと子供も酷い目にあうけど、自業自得な所もある。
抜け出せそうで、抜けられない日々、だけどあまり重みが感じられない日常、主人公が元スナイパーな件も、多く語らない所は良いけど、その能力があの脱出を生んだとも思えない位の脱出劇、アクションをここに集約
させたのは良いが、全体的に地味。
もう少し、スリリングな展開が欲しかった。
原作を叩き台にした佳作
原作は北欧のフィンランドを舞台にしていたが、より派手さを求めてなのか、舞台はアメリカのニューヨーク。使い勝手の良いFBIとNYPD。映像化にあたって、原作のエッセンスを基に作られたオマージュ映画ともとれるほどストーリーを簡略している。むしろ、それが功を奏しているようだ。お決まりの監獄からの脱出劇だが、目新しい演出に脱帽。これだけ知的で用意周到な潜入捜査員が犯罪者だとは思えない。一応、伏線として、特殊部隊に居たということになっている。久々に面白い脱出劇だった。余計な一言を付け加えるならば、原作はさらに10倍面白い。
Burn him, it's an order. 四面楚歌!
有名な小説が原作らしいクライム・サスペンス。原作は全く知らなかったのですが、終始緊張感ある作りでドキドキしながら観る事ができました。予備知識がない分、先がどうなるかわかんなくって楽しめます。
ジョエル・キナマン扮する主人公ピートがFBI から裏切られ刑務所の中で四面楚歌になっていくシーンは手に汗握ります。もう誰が殺しに来るかわかんなくて緊張感半端ないです。最後スナイパーが撃つ銃弾の角度を計算して爆発を起こさせるのは、特殊部隊出身という経歴が活きてる場面ですよね。実際に可能かどうかは別として。
FBI のウィルコックスが最後は裏切らなくって良かったです。ロザムンド・パイクってパッと見は良い人そうでも、「ゴーン・ガール」のイメージがあるのでいつか裏切りそうで恐いんですよね。
コモン演じたNYPDの警官は最後までしっかりしてて良かったです。アナ・デ・アルマスを助けにきたのにあっさり撃たれた時には「うわっ!」てなりましたが、最後はしっかり倒して面目躍如。でも、あの相手も隠れるのと同時にしっかり子供を盾にしていたので「なかなかやりおる」と思いましたね。コモンはラッパーだった事を忘れてないちょっと心配になります。
クライヴ・オーウェン相変わらず悪そうなボスでした。もうここ最近は悪そうなボスといえばクライヴ・オーウェンな感じがします。イギリス王立演劇学校出身の舞台俳優だったのに、今はもうそんな役しか回ってこないのでしょうか?なんだか勿体ない気もします。
そして、アナ・デ・アルマスは可愛い。本作ではちょっと髪の毛にボリューム有りすぎではなかろうかと思いましたが、相変わらず美しいです。
最近の傾向としてクライムサスペンス系ってあんまり人気ないのかぁっと思う今日この頃。映画の日だってのに本作の客の入りはそこそこでした。でも、個人的には面白かったからいいんですけどね!
・・・あれ?で、結局「将軍」捕まえる計画は?
報連相の重要性
これもう疑心暗鬼になるわ…
ひやひやしながら観てました。
ラスト切なかったなぁ…いつかあの家族に平和が訪れるよう願っちゃったね。
こういうの観ると、FBIも警察も麻取も連携しろよ!報連相大事でしょ!!!って尽く思うね。
超板挟み男のど根性を見よ
特に先入観なく視聴
なんかタイトル的に後ろ髪束ねたおっさんが
敵がかわいそうになるくらい大暴れしそうなアクション
映画に感じますが・・
そんなことはなく
アクションは控えめながらスリリングなシーンが
たびたび入ってきてひと味違う面白さでした
ピートはFBIと裏取引して麻薬組織に潜入する
情報屋だったが組織仲間のヘマで警官殺しの現場に
関わってしまい組織・FBI・NY警察から板挟みに・・
というストーリー
ジョエル・キナマンのピートの演じ方が絶妙で
ほぼ理不尽と言える板挟みに対する困惑・絶望・ヤケクソな
感情をセリフもなく表情だけでつぶさに演じていきます
デキる嫁をブレラン2049のジョイでみんな大好き
アナ・デ・アルマスが演じますがこれまたかわいい
良くある感じのストーリーながら
主人公や各組織にハッキリ弱みがあり
おいそれと横着ができない緊張感を上手に表現して
いました
しいていえば模範囚から潜入させられたピートの
スキルが全く説明されないのでどの程度のピンチを
乗り切れるのかが予想しづらかったのが気になりました
別に要らないかもしれませんが登場する人たちは知っていて
色々頼んでいるわけですから
「客に伝えていないけど登場人物は皆知ってるインフォメーション」
は触れておいて欲しいところです
シュワちゃんやスタローン級なら必要ありませんけども
あとはまあ前述のようにアクションシーンも控えめで
爆発シーンなどもあからさまなCG処理でちょっと
バジェットの都合が見え隠れして大作感がなく
ドラマっぽい画になりがちなとこがあります
あと副題「三秒間の死角」ですが
印象に残る部分がありませんw
たぶんあそこなんでしょうけど・・
案外公開劇場が少なそうですが
機会があったらおすすめしたいです
最近、男気に男気で応えるのは女子だ、という説。
うわっ、早やっ!
3秒間ってあれのことか! という意味ではありません。
名だたるレビュワーの皆様が少なからず、もう投稿済なことに驚きました。さすがです。
実は、〝3秒間の死角〟の意味が分かってません。
もし当てずっぽうの推測が正しければ、ネタバレになりますが、服を替えてスワットの狙撃手に狙わせたあのシーンのフェイクの時間のことでしょうか。
それはともかく、囮捜査の構図や悪役連中の相関図とかニューヨーク市警との関係などを理解するまで、必死に字幕を追いかけることも含めて、最初から最後まで程よい緊張感が持続できる作品でした。
最近は、男気に男気で応えるのは女子なのですね。
孤立無援や、ヤケクソや、もうムチャするで!
根が小心者なので、マフィアの潜入捜査物とかね、もうドキドキもんです。いつバレて殺られるか分からんから。
一発逆転のネタだけが興味深くて見た俺。あー分かった。もう分かった。刑務官の服を脱がし始めた時点で丸わかり。だって、ついこの前レオン見たばっかだから、記憶に新しいもの。
そもそもダメですやん、FB Iなんか信じちゃ。もうハシゴ外すは、ウソつくわ、無茶振りするわ、裏切るわ。ファッークFBI。
NY市警のSWATが構えたレミントンM700から発射されたのは、ピートの狙い通りフルメタルジャケット弾で、刑務官の頭部を貫通しガスボンベに穴を空けます。ボンベに命中した時点で爆発しなくて良かったよ。つか、フルメタルジャケットでラッキー。
市警のグレンズはFBI嫌いなんですね。彼が義理堅く約束を守ってくれたおかげで命拾い。ラストは続編への意欲満々な様が見て取れますけど、ストリー的には苦しい気がして。メインキャスト陣が皆んなしてハマり役だったのが印象的でした。
期待値通りで、ソコソコのサスペンスだった。今週はビビリが足りなくて、少しだけ欲求不満。
よかった
FBIが無能な上にひどすぎて、命がけでやっている主人公がかわいそうだった。マフィアの連中もひどい。緊張感があってよかった。最後は作戦がうまくいったからよかったのものの、その作戦もどこまで計画通りなのか、行き当たりばったりだったのか、気になる。
ドキドキはしたけど…
わりかし最初から最後までいい緊張感がありドキドキして鑑賞することができた。
主人公のピートはFBIに騙され収監され、そのFBIから監獄内の受刑者に殺しを促し、そこから逃げるわけだ。
序盤はFBIとピートの関係性や麻薬組織、そしてFBIの悪事を疑い追うNY警察との関係性に色んな伏線が張り巡られてるのかなと思って途中まで鑑賞していたが、いうほど裏などはなく、単純にFBIにはめられて逃げるだけの話だった。
どうしてもこういった脱獄物はプリズンブレイクの影響もあってか、裏を描く展開を期待してしまうがそこが全くなく、特に最後は看守の服を受刑者のピートの服とすり替えることで、狙撃手が看守をピートと勘違いし狙撃し、ピートは医療班に運ばれ脱獄するというのがどうしても呆気なく感じてしまった。
ストーリー展開はとても面白く、終始緊張感ある描写運びだっただけにその点が残念だった。
ただ終始ドキドキしながら鑑賞でき、退屈さは感じない作品のため、その点は面白かった。
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