THE UPSIDE 最強のふたりのレビュー・感想・評価
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最後は、涙なしには語れない!
フランス映画「最強のふたり」の
ハリウッド リメイク版。
実話に基づくお話。
全身麻痺のフィリップを
介護することになったのは、
刑務所上がりの黒人ドリス。
皆が腫れ物のように扱う中、
普通の人と同様に扱うドリスに、
フィリップは、いつしか心を許していく。
一方で、ドリスは、
フィリップのアドバイスのもと、
夢を見つけ、更正していく。
2人の間に生まれる友情、衝突、
そして、深い絆…。
最後のパラグライダーのシーンは、
涙なしには見れない!
感動の物語です!
やる必要、あった?
「最強のふたり」をハリウッドがリメイクしたものですが、やる必要があったのか? と疑いたくなるほど、設定も展開もほとんどが原作と同じでした。
物語の展開、人種の設定(実際の援助者は白人)、カメラワークなど、まるっきり新しさを感じない作品で、元がいいので観れましたが、フランス版のほうが圧倒的におもしろかったです。
間をおかずにリメイクする必要のまったくなかった、ハリウッドのエゴ的作品に思えました。
ただ、
ニコール・キッドマンは綺麗でしたけどね!
持ちつ持たれつで人生が塗り替えられていく
金があるからって満足のいく生活をしているわけではない。でも、ないもののとあるものの求めあっているもの(こと)を交換すれば、満足のいく生活になっていく。お互いに、欲得だけで物事をかんがえると、こうはならないと思う。デル(犯罪者とされ、仕事も見つからず、息子もサポートできない)とフィリップ(有名で大金持ち)がこの二人だが、フィリップもデルも持ちつ持たれつで人生が塗り替えられていくという実在の人物の映画。
フランス映画『最強のふたり』のリメイク版『The Upside(ザ・アップサイド)』だそうだ。
リメイク版だったのか。
『最強のふたり』を観ている人は、物足りないと思うのかもしれない…。
家が雨漏りする家に、妻と息子と暮らしているのに、仕事もせずお金を家に入れないダメ男。
しびれを切らした妻は、夫を家から追い出す始末。
妻に捨てられ、ようやく仕事をしようとするが、その仕事先は金持ち老人の介護。
介護なんてしたことないし、金持ちの生活なんて1ミリも分からない…。
始めは上手くいかずに、何度も老人と衝突してばかりでしたが、ふとしたことがきっかけで意気投合します。
まるでわらしべ長者のような夢物語。
これが初めて観た映画だったら、もう少し楽しく観れたのかもしれませんが、どうしても二番煎じと感じてしまったのが残念。
ニコールキッドマンも出ているし、Amazonで最新映画を提供してたから期待したのだけど、何かしら一捻りが欲しかったかな…。
ニコールのツンデレが殺人的なまでにキュートです
前科持ちのデルは失業手当を受け取る為に就職面接を受けた実績を稼ごうと全身麻痺の資産家フィリップの求人に応募する。職につく気がさらさらないデルは面接室に乗り込んでフィリップと秘書イヴォンヌにサインを求めるがフィリップはデルが気に入り自分の介護士として採用する。豪華な部屋を与えられて住込みの介護をすることになったデルは全く未経験の仕事に戸惑うが、デルのことが気に入らないイヴォンヌと反目しながら悪戦苦闘するうちにフィリップが抱える心の闇に気付く、というニューヨーク版”黒いアルプスの少女ハイジ”。
一応傑作フレンチ『最強のふたり』の脚本をベースにしたオリジナル脚本での映画化ということになってますが冒頭のシーンから最後までの構成がほぼ同じ。舞台をニューヨークに移しているのでキャラクターの名前などは当然変えているし、『最強の〜』にはないサブストーリーも一応あるし、結末も微妙にすり替えていたりとあれこれ手は加えていますが、わざわざ脚本家の名前をクレジットすることもないくらいの微々たる違いしかない。『最強の〜』はルドヴィコ・エイナウディの流麗なピアノスコアが印象的で思わずサントラを買ってしまったくらい気に入っていますが、こちらにはそこまで印象的なサントラはない。アレサ・フランクリンを随所で使っていてクレジットにも彼女に捧ぐとありますが取ってつけた感が否めない。『最強の〜』が100点としたら、こっちはせいぜい10点くらいしか付けられない・・・もしもニコール・キッドマンが出てなければ。
本作で”超可愛いロッテンマイヤーさん”ことイヴォンヌを演じるニコールのツンデレぶりが途方もなくキュート。ちょっと地毛に戻した感じの赤みを帯びた髪が印象的で、終始冷静で取りつく島のないイヴォンヌが恥じらいながらダンスをするシーンはアラフィフのオッサンは軒並みハートをブチ抜かれるでしょう。ということで100点満点で110点というスコアになりました。
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