「音楽劣化」THE UPSIDE 最強のふたり 日高雄介さんの映画レビュー(感想・評価)
音楽劣化
オリジナルと比べて、キャラとシナリオをかなり変えてきてますが、それは仕方ないと思います。アメリカだし。
演出や展開も相当に分かりやすく…ハッキリ言えば陳腐になってますが、それも仕方ないと思います。アメリカだし。
これ単品として観れば、決して悪いものではないんですよ。佳作です。
何だ?この「音楽」の落ちぶれっぷりは?
音楽面に関しては、オリジナルが★7なら今作は★3です。馬鹿にしとんのか?
品も余韻もないし、何より美しさがない。
アレサ・フランクリンなんてアフリカンアメリカンしか知らねーよ。誰だよこのオバサン。
黒人差別とか(今回に限っては)どうでもいいよ。
オリジナル版は、主人公の片方が黒人だろうがヒスパニックだろうがアジア人だろうが成立する
醜くも美しい「友情の尊さ」を描いたものでした。
今作にはそれがナイね。二グロムービーに堕してしまっている。アレサが描きたいなら他でやっとくれ。
悪くはないんだろうけどさ、何だろな、劣ってるよこの映画。
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