劇場公開日 2019年9月6日

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SHADOW 影武者のレビュー・感想・評価

全75件中、21~40件目を表示

2.0水墨画の美はあるが、、

2019年9月17日
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当たり前の話だが、、 東宝の配給部には映画の目利きがいる。

だから、このチャン・イーモゥの最新作が都心ではシャンテ・シネ 一館 それも席数が一番、少ない地下で上映されているのを知れば、

今作が興行的に見込まれない、もしくは駄作である という推測がなされる。

私の見立ては後者だった
前作 『グレートウオール』で世界的失敗をきした巨匠は、今回は 『水墨画』のような映画を目指し、演出はイングマール・ベルイマンかと見間違う程の禁欲ぶり

まあ、これでは客入らないのも無理はないな

それでも、私は、この映画を薦める。

先ずは 撮影監督 Zhao Xiaoding の撮影 そして、壮絶な進撃シーンを支えた美術陣の技だ この3:48の予告編を見ただけでも、それは頷けるだろう。

しかし チャン・イーモゥよ また這い上がって来て、私を圧倒する映画を創ってくれ!

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イコン

4.0アクションとしては最高

2019年9月16日
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鑑賞方法:映画館

アクション映画としては最高。ただ、嘘っぽい影武者を扱うストーリーより、正統派の歴史物の方が面白かったかなぁ、と。

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あいわた

3.5私は好き

2019年9月16日
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おるせいん

3.0圧倒的なビジュアルによる、武俠ファンタジーアクション

2019年9月15日
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最近では「キングダム」で王嬴政(エイセイ)の身代わりに仕立てあげられた漂(ヒョウ)が影武者だった。
「スター・ウォーズ ファントム・メナス」のアミダラ王女と入れ代わっていた侍女は、王女が身分を隠してパドメと名乗って活動している間王女に成りすましていた替え玉だが、広義の影武者か。
黒澤明監督の元祖「影武者」では、武田信玄の死を隠すための影武者だったので、本物がこの世にいない。

影武者は、王や世継ぎを守るために敵の目を眩ませる替え玉というのが一般的。
本作は、王ではなく都督(トトク)という官職に影武者を立て、王をも騙していたという設定が特徴。
あいにく、三国志はおろか中国の戦国時代については全くの無知。
父親の暗殺をきっかけに、叔父が似た子供を影武者として育てたというのだから、官職も世襲制なのだろうか…。単に貴族家系の跡取りということか。

殿中の装飾、終始降り続ける雨に煙る遠景、水墨画を連想させるモノトーンの色彩は、海外(西洋)の鑑賞者を意識したようなあざとさは感じたが、美術、衣装、音楽がシンクロして、チャン・イーモウの映画美学を見事に体現している。
特に、すべてのカットで絵画的な構図を見せた撮影は素晴らしい。

映像美を堪能させるための物語構成で、三国志の一篇をかなりアレンジしているのは、オリジナルを知らなくても想像できる。
スローモーションで水しぶきを効果的に使って躍動感を演出した雨中の激闘シーンは、ウォン・カーウァイの「グランド・マスター」を連想させた。あの映画も映像を見せるためだけの物語だった。

とはいえ、下敷きを知らない自分には物語もそこそこ楽しめた。
若き王(チェン・カイ)は、実は内通者の存在も影武者のことも分かっていて、情報操作によって領土奪還を謀った策士だったのか。
王の妹(クアン・シャオトン)がパルチザンに潜り込んだのは、自分を側室に迎えるという陵辱への怒りだけが理由だったのか。
中越典子似の奥方シャオアイ(スン・リー)は、影武者との情事を実の夫が覗き見していたことを知って、自分の不貞を恥じたのか、夫の狂気に恐れを感じたか。
エンディングのシークエンスで、シャオアイは勇者として帰還した影武者との将来に一瞬は夢を見たはずだが、目の前で繰り広げられる惨状に恐れおののき、影武者をも拒否する姿は説得力があった。
そして、我にかえった彼女の行動のその先は…。

影武者と都督本人は主演のダン・チャオが減量して(デ・ニーロ・アプローチ)演じ分けた二役だが、見事すぎて逆に似ているように見えなかった。

前半のもたついた進行には我慢が必要だが、傘を武器とする戦法にたどり着いたあたりからクライマックス、エンディングまで息をつかせない。
新兵器でパルチザンが町に攻め込むシーンの斬新さは、まるで宮崎駿。

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kazz

3.5アップグレードされた“チャン・イーモウぽさ”の好バランス配合

2019年9月15日
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とても良かった!!

カンフー格闘とか、ワイヤアクションとか、合戦スペクタクルとかを期待して観ちゃうと物足りないかもしれないけど、「チャン・イーモウぽさ」がご所望なら、かなり満足できるんじゃないかっていう感じ。

愛憎の人間ドラマ、アーティスティックな映像美、シャープなアクション。僕が観たい「チャン・イーモウぽさ」はそれぞれにアップグレードされて、それらがいいバランスで1本の映画になってた。

長槍vs傘という、特に「武器としての傘」というのが見れただけでも満足かもしれない。槍の力強く直線的な動きを、傘はしなやかな回転運動でかわす。雨の水飛沫が美しい。

クライマックスでは刀傘が「回転移動マシーン」になってて笑っちゃうけど、それも『グレートウォール』でのチャン・イーモウぽさとしてチャームになってる気がする。

ラストシーンの後、どうなるのかな?そういう余韻もほろ苦い後味として良かった。あまり話題になってない映画のような気がするけど、オススメだよ。

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ウシダトモユキ(無人島キネマ)

3.0個性的

2019年9月15日
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楽しい

まあまあ面白かった。
劇画 みたいな感じ かな。
最後は映画っぽいなー

あっ 映画や!

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コンブ

3.0傘と景色がビューティーフー

2019年9月14日
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悲しい

楽しい

終わり方が残念でした。

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びわ湖のこーちゃん

3.0個人的にはあんまり…

2019年9月14日
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鑑賞方法:映画館

影武者の話は結構面白いというのが個人的定説。本作も基本的な話がちゃんとしてたと思う。それに加えての格闘シーン。なんと言っても傘の武器!この武器を使ってのアクションがかっこよかった!
ただ何でだろう?前半は少し眠くなったんだよな。画面が暗かったから?話のテンポが遅かったから?琴のシーンが多かったから?
悪くないのにあまり好きにはなれない映画ってあるけど、たぶんこれがそう。個人的な意見だけど。

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kenshuchu

4.5チャン・イーモウ監督らしい作品

2019年9月14日
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予告編も見ていません。でも、観に行こうと思ったのは、チャン・イーモウ監督だったから…。しかも、「HERO」「LOVERS」のスタッフと聞いたら、期待しかしない。
ストーリーは、予想どおりってとこかな。でも、面白かった。実話を元にしてるようなこと書いてたけど、歴史は、あまり詳しくないので、素直に楽しめました。
この作品、チャン・イーモウ監督らしいなぁ…と思ったのは、ワイヤーアクションとか、映像美とか…。でも、「HERO」とか「LOVERS」に比べると、カラフルじゃなかったんですよね。同じような手法にしたくなかったのかもしれませんね。それでも、雨のシーンとか、美にこだわっているのが分かりました。
以前は、チャン・ツィーとか、有名なひとを起用してましたが、今回は、あまり知らない俳優さんでした。でも、みなさん、キレイだし、カッコよかった。やっぱり、こういう作品は、映画館で楽しんでほしいです。

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らぶにゃん

4.0三國志ファンにはお薦めかも。

2019年9月14日
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この作品は三國志の舞台である刑州争奪戦をモチーフにしているとのことなので是非とも観たいと思い観てきました。
確かに名前は違えど関羽と関平なる者が登場します。二人ともとても強いです。この関羽らしき豪傑を倒すべく傘の形をした刀剣の修行をして倒す過程が描かれここがこの映画のミソだと思います。
序盤は影の出処やそこまでの経過が地味に描かれているため退屈かも知れませんが、それもラストへと続く重要な要因なので眠らずに観ることをお薦めします。
特に三國志ファンならお薦めしたい作品です。

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ねこすけ

1.0たぶん

2019年9月14日
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125本目。
水墨画みたいで映画と言うよりアートかと思う。
でも肝心な話が頭に入ってこない。
芝居が合わないせいかな。
うん、たぶんそう。

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ひで

5.0墨絵の大チャンバラ!

2019年9月14日
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 彩度を押さえた映像とほとんど色味のない衣装や美術で、水墨画の世界を展開。隅々まで行き届いた美意識が感じられ、雨粒ひとつひとつまでが非常に美しい。
 二転三転の何が(誰が)真実かわからない物語にも引き込まれる。都督の妻小艾と王の妹青萍の美しさも特筆もの。小艾の影武者への秘めた激しい愛、青萍の矜持を保とうとする激情、どちらも生々しい。
 後半の剣劇場面は押さえた色調とは正反対の外連味たっぷりで、一気に盛り上がる。舞踏のように美しい活劇が血まみれの死闘へと一変し、戦いの愚かしさと権力者の醜悪さをえぐり出す様は見事。
 領土争いと権力闘争の不毛さを描いた映画でもあり、今の中国でこの作品を作ることができたというのは、それだけで意味のあることだろう。影武者という虚構がひっくり返る最後は、フェイクだらけの今の世界への強烈な皮肉ともとれる。素晴らしい映画。

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komac

3.0愛でなく。

2019年9月14日
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泣ける

哀しみと、情にゆれる都督夫人:スン・リーがとにかく美しかった。
主役は彼女一人なのかも。

基本的には好きな人が観る映画、このジャンル/この監督が好きな方以外にまでおすすめは
しません。
ただ美しい画を楽しめるなら、水墨画の世界や寒々しい屋敷、衣装、傘と槍の攻防など、釘付けになれるシーンが沢山あった。

鑑賞後に都督と影武者を同じ役者が演じていたと知って驚いたほど、見事に演じ分けており、そういう意味では評価できるものの、、

この映画の最大の難点はカッコイイ男が一人も出てこないところ。一国の王や尊敬を集めていたはずの都督、敵国の将まで、ろくな描かれ方をされておらず、
ゆえに愛と呼べるほど強く想えない男たちに翻弄され哀しくゆれる美女ひとり。

監督、、、英雄を撮るのは飽きた?

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ベア🐻

3.5似てた

2019年9月13日
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映像が綺麗だったなぁ。鎧とかカッコ良かった。大塚寧々にそっくりやったからびっくり‼️

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ミヤミヤミヤ

4.0「雨傘運動」協賛映画と言えば深読みでしょうか?

2019年9月12日
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見惚れるような中国の自然と宮殿、中国的美男、美女のロマンスと戦いの展開に、あっという間に見終わってしまった。
しかし刺殺や殺戮シーンに、同行したパートナーには不評であった。
Shadow の題名に、ある程度の結果を予測できるのが残念。
突込みを入れたくなるストーリー展開は、
荒唐無稽とみるのか、深謀術中の外交政策の故と見るのかは、見解の相違といったところでしょう。
もう少しエロチックなシーンにすると、盛り上がったように思うが、
見えないところは、想像で興奮するしか無いのです。
劇中に傘がモチーフになっていたのは、「香港の雨傘運動に、監督が共感している。」
と考えるだけでも、楽しめる映画です。

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マックス・ヘッドルーム

2.5架空的かつ幼稚な歴史ドラマ

2019年9月12日
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黒澤明監督の『影武者』に比べて、チャン・イモウの最新作は人より権力を強調し、そのため、架空的かつ幼稚な歴史ドラマとなる。

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KOUKETUSON

3.0影が

2019年9月11日
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影を超える。色んな流れが自分に向くと、そんな事があるのかも。戦闘シーンは今までに無いもので斬新でした。

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ごっとん

1.5鈍重

2019年9月11日
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U-3153

3.5『七人の侍』とトロイの木馬を感じた

2019年9月11日
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 タイトルからして『影武者』をイメージしたものだったかもしれませんが、雨のシーンではさすがに『七人の侍』だなぁと感じると同時に、トロイの木馬をも感じてしまいました。そして、トロイの木馬→ウィルス→ユアストーリー→同じオリンピックの演出家(まだ引きずってる)と永遠に輪廻が続きます。

 三国志がベースとなってるなんてつゆ知らず、てっきり『影武者』の中国リメイクだと思ってました。『HERO』、『LOVERS』と、美しい映像の武侠モノの偉大なる監督チャン・イーモウ。さすがに『HERO』鑑賞の際のときめきはなかったので、点数を減らしてしまいましたが、モノトーン+血の色、雨のシズル感は心地よかったです。この際晴れ女はいないし、水墨画の山々を背景に戦う槍と傘という芸術性を楽しめばOKなのでしょう。

 大胆な武器、鋼の傘は素晴らしいアイデア。傘を武器にするなんて、最近では『キングスマン:ゴールデン・サークル』がありましたけど、個人的には『インディー・ジョーンズ最後の聖戦』とか『破れ傘刀舟』とか・・・あれ、武器だったかな?まぁ、傘を護身術に使ったり、仕込み刀とか、色んな使い方がありますが、これはこれで正しい使用法なのでしょう。また、傘が印象的な映画では『アメノナカノ青空』(2005)が好きです・・・全く関係ありませんが。

 都督と嫁さんは実の夫婦だというので、かなりお熱いイメージが漂っていましたが、ラストのどんでん返しまで二人の関係の微妙な感情が存分に楽しめるかと思います。

 なお、赤影のほうに共感してくださった方もありがとうございました。別に釣りではありません。そこのところ申し訳ございませんでした・・・

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kossy

2.5自分の好みではない映画

2019年9月11日
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時間の都合で鑑賞。私の好みではないタイプの映画。自分の問題ですが、まず、中国語が全くわからない、字幕に漢字が多く、読めない漢字もあり、読み終わる前に消えるの繰り返しでストーリーに入り込めない。字幕を読む事に集中し過ぎて役者さんの顔が覚えられない。白黒映像じゃないけど白黒ばかりで面白くない、白黒ばかりかと思えば血だけが赤くて残酷。目を背けたくなる。このような映画と思わず観た自分が悪い。

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よっしーな