劇場公開日 2019年8月30日

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「ブラックでシュールな笑いが随所に散りばめれらた、トム・ウィルキンソンの可笑しみ溢れる小品」やっぱり契約破棄していいですか!? NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ブラックでシュールな笑いが随所に散りばめれらた、トム・ウィルキンソンの可笑しみ溢れる小品

2019年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 冒頭から、ブラックな笑いが込み上げる。
 ある状況の若者(アナイリン・バーナード扮するウィリアム)の背後に近づく男(トム・ウィルキンソン扮するレスリー)。男の顔は暗くて見えない。
 二人の間で交わされる会話で、まず笑う。

 ありえない設定が面白い。(あの組合名と組合の規則が可笑しい。規則を真面目な顔で説明し、真面目な顔で聴いているレスリーとウィリアムの姿で又笑う)

 トム・エドモンズ監督は初見だが、脚本も手掛けており、センスが好み。英国舞台の、可笑しみのある物語。

 <それにしても、ダンケルクに出演していた無名のイギリス男優たちの、最近の活躍ぶりはとても嬉しいなあ、と親戚のおじさんのような事を想う今日この頃である>

NOBU