「リアリティに欠ける実録テロドラマ」15ミニッツ・ウォー シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
リアリティに欠ける実録テロドラマ
映画が始まってすぐにスクールバスジャックが発生、フランスの特殊部隊が緊急出動と、緊迫感あふれる出だしで期待感が盛り上がります。ところが、犯人たちの計画はグダグダだし、現地に着いてからの展開ももたつき気味です。また、スナイパーチームが遮蔽物のない炎熱の砂漠で帽子もかぶらず何時間も待機したり、自動小銃を乱射してくる相手を単発のボルトアクションの狙撃銃で縁日の射的のように撃ちまくって制圧するのはリアリティなさすぎです。複数の狙撃手による同時狙撃と言う離れ技がすごかっただけに残念。
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