エスケープ・ルームのレビュー・感想・評価
全23件中、1~20件目を表示
デスゲーム系好きなら無難に楽しめる
全員生き残りそうな雰囲気からの、オタクが死んでから一気に緊張感が高まり最後まで楽しめた。
キャストは地味で華がないけれど、主人公枠のゾーイ(女の子)がだんだん見えてくる不思議。
気になったのは、ゲームマスターがただのサイコパス殺人鬼だったこと。もうちょい知性のある人物が良かった。優勝者を殺そうとするなんてゲーム成立しないじゃん。快楽のためにもてあそばれた参加者たちがかわいそう。
デスゲーム系好きなら無難に楽しめる作品だと思う。先が気になる終わり方だったから続編みたい。トラウマを乗り越えたゾーイは、飛行機で活躍するのだろうか。
ソウとかナイアズアウトとかキューブみたいな映画
片手間に観るには丁度良い加減の映画です。
複数の関わりのない人物が同じパズルゲーム(脱出もの)を命懸けで解く、というものです。
二番煎じ感は否めませんが、テンポが良くて展開が気になるので、目が離せなくなりました。
とは言ってもクライマックスのどっちらけぶりは看過できないのでこの評価にさせて頂きます。
少しネタバレになるかも知れませんが、ダニーの就職先は【ヴィーガンドッグフードの会社】なので、【ドッグフード会社】と訳した翻訳者さんに抗議したいところです(笑)
畳みかけるような謎とき、なかなか見応えあり
ソウやcubeなどの類型物かと期待していなかったら、意外と見応えがあった。
意外な人物が奮闘したり、ラストも二転三転。
一見何のつながりもない招待客に共通点があったり、その過去にも隠された一面があったり。ただインド人の若者だけ設定が甘かったのが、ちょっと惜しい。
金持ちの余興、ただそれだけで翻弄される命。マネーゲームで搾取される第三国の人たちの姿にも重なる。
余談だが生き残った二人のアフターの清潔感がすごい。こんなに身なりで印象変わるのかという好例(笑)。
続編はあるのか?二人の雑草魂見せてくれ!
タイトルなし(ネタバレ)
権力者のお楽しみのためのデスゲームっていうまぁよくあるやつ。
メンバー構成もセオリー通りという感じ。
死に方はかなりしょぼい。
逆に言えばグロくないから苦手な人でも見やすいかも?
テンポ良くどんどん進んでいくのはいいんだけど謎解きの内容とか見てる側は結構置いてきぼり感あるし、続編ありきの終わり方でちょっと物足りなかった。
体験型命懸け大金ゲットゲーム
ちょっとカイジを連想してしまった。1万ドルゲームに参加するために集まった6人。きっと1人づつ死んでしまうのかな、と想像はついたけど、どういう順番か、が意外と楽しめた。1番はやく死んじゃいそうな人物がいつまでも残ったり。
最後、また新たなゲームに参加するの?て感じだったけど、あんな怖い体験、もうしなくていいのにィ😣
誰が何のため?
とか言ったらつまらないんだろうか?米国版「神さまの言う通り」のようなシチュエーションスリラー。ゾーイとベンは初めから生き残る気はしていたけど。普通生き残るために我先にと仲間割れ起こすものだけど、比較的皆協力しながらという感じだった。建物出てからが、何だかなぁ、消化不良。
【Death Game Of ”The Only survivors" ”Do you want to see the second work as well?”】
ーHigh concept Escape Thriller Movie!ー
◆The Only Survivors ・・ココから日本語
1.内気な理系女子大学生、ゾーイ ー且つて、飛行機事故に遭った際の、唯一の生存者
2.フリーター、ベン -且つて、新車を買って友人たちとドライヴに行き、事故に遭った際の唯一の生存者
3.元、イラク戦争女性兵士、アマンダ -且つて、敵襲に遭った際の唯一の生存者
4.リッチな投資家、ジェイソン -且つて、海難事故に遭った際の唯一の生存者。生き残るために、友人を葬った疑惑あり。
5.中年トラック運転手、マイク -且つて、落盤事故に遭った際の唯一の生存者
6.ゲーム・オタクのダニー -且つて・・
の6名が、ミノス社からの”エスケープルーム”への招待状を”パズルボックス”を解読し、ノコノコと”一万ドル”の賞金に釣られて集まり、
ー安いなあ、一万ドル・・、でも、今時点では命が懸かっている事は知らされていないので、まあ良し。小遣い稼ぎ気分のジェイソンから、必死のベンまで、人それぞれ・・。-
各人が経験した、過去の事故を再現したかのような
・巨大オーブンルーム
・凍死寸前、アイスルーム ”ダニー君 Delete”
・天地逆転、宙吊りビリヤードルーム ”アマンダさん Delete”
・猛毒ガスルーム ”マイク&ゾーイ Delete・・・?"
・死の幻覚ルーム ”ベン Delete"
・・・
<登場人物の描き方は、”ドル札の様に薄い”が、設定は面白かった作品。
パート2も、制作決定とあるが、さて貴方は観ますか?
私は、設定にもよるかなあ・・。
ミノス社の正体も明かされていないしなあ・・。>
度肝を抜くような迫力満点のシーンの連続……だが、、、
斬新で度肝を抜くド迫力の場面の連続で、JDとフリーターが生き残るところまでずっと口があんぐりとなったのと、途中で現実と幻想が見分けつかなくなってしまったのが良かったが、
ちょっと残念に思った点やこうすれば良かったんじゃない?と思った点がいくつかがあります
まず、サバイバル系の作品にありがちな過剰説明が本作でも散見していて、もっと強い恐怖感等が持てたのにと、ちょっぴり残念でした
もういっそのこと、どういう人達がどういう目的でプレイヤーを集め、このような事をやらせているのかを一切明らかにせず、「ところどころヒントをやるから、それぐらいしっかり頭使って考えろ!」と、観客に対して不親切と冷徹に徹した方が良かったのになと思った
プレイヤーが6人…某人気バラエティー番組の初期のを思い出した!
あの番組みたいに最初からプレイヤー間で騙し合いを激しく展開していたらもっとおもしろいのになと、何人かが脱落してからやっと始まってしまうんじゃ、イッツ・トゥー・レイト!
また、賞金がたったの1万ドル(約100万円)…せこいな~w
億単位じゃないとねぇ~これだけ危険な事をやらせているんだから
等と、あげたらキリがない
もう次回作が検討されているようだが、今回よりももっと凄い映像とか魅せないといけないから、どうするんでしょうかね~
う~ん、シリーズ化しても、あまり長いものにならないだろうね
続編を期待してる自分にビックリ‼️
『アンブレイカブル』と『ソウ』からのインスパイア感が嫌味なく発揮されてて、素直に感心しました。
〝陰惨さ〟はこの時期の花粉さながら、うまくフィルター除去されているし、リケジョとヘタレの新鮮な〝バディもの〟誕生の気配も……。
掛目(カケメ)って言葉があります。
金融や不動産業界の方ならお分かりだと思いますが、
土地や建物を担保にする場合、その時の時価が将来も同じというように楽観的には評価しないので(特に建物は経年劣化は避けられない)、その時の情勢も踏まえて、担保としては時価✖️◯◯%などと評価しますが、その◯◯をどう想定するか、というのが掛目です。
この映画の続編に対しての私の掛目は高めの80%です。業界のおじさん達なら、掛目8割だな、というふうに言ってたように記憶してます。
つまり、鮮度や仕掛けが本作に比べて2割くらいダウンしてもそれなりに楽しめそう、という感じです。
私の中では『グランド・イリュージョン』とダブる印象があります。
新メンバーや組織の正体次第では相場が上昇するほど化けるかも、という期待もありますが、掛目はこのままにしておきます。
なんだかんだとグダグダ言いましたが、意外と続編に期待してる自分に驚いてます。
レッツ脱出
個人的にはそそる設定なんだけどね。
もう少し謎が分かりやすいと良いかな。簡単、という意味ではなく、仕掛けなどの全景を見せて、こちら側にも考える事ができるようにしてもらえると。
淡々と進んでしまってねぇ。
もったいない。
この手の映画にそもそも辻褄なんて期待しない!
正体不明の謎解き部屋から脱出する。もはや定番になりつつある脱出ゲーム系映画。
本作は結構シンプル。部屋の中に掲示されているヒントをもとに次の部屋への扉を開いていくというもの。まさに脱出ゲームのリアル版。
脱出ゲームに慣れてるキャラがいて、天才っぽい女子やリーダー然としたやつ、フィジカル強い系、文句言うときだけ強いやつ、そしておじさん。まー、この手の映画に登場するキャラとしては定番かもしれない。
なんて斜に構えてたんだけど、意外とテンポよくて気づいたらガッチリ引き込まれていた。いや、誰が?何のために?なんてことはあまり関係ない。どうやって脱出するの?ってハラハラを楽しんでしまった。
正直なところ、細かく言えば突っ込むところはある。すべての部屋の仕掛けを、全く証拠を残さずに片付けることって可能だろうか。極寒部屋の水とか、逆さになってる部屋の落下する空洞とか、ラストの徐々に狭くなる部屋の仕掛けとか。そしてラストの仕掛け(飛行機の生き残りゲーム)も実現可能?と疑問に思わなくもない。でもそんなことはあまり気にしない人がこういう映画を観にくるんだと思う。
そういう意味では大成功だ。なんなら続編を期待してる自分もいるもの。ただ、続編はかなりつまらなくなることは確実なんだけどね。
おもしろかったけど… (追記:「キューブ■RED」でした)
CUBEっぽく、頭脳戦を期待してたら…肉体の限界に挑戦!みたいな感じですね…。
謎が解けても体力がないとダメじゃないですか~。
逆さまのお部屋なんて…私なら足がすくんで身動きとれなくなりますね(^^;
大どんでん返しがあるにしても、冒頭で誰が生き残るかわかってしまうので…あのシーンは先に入れなくても良かったような…
前に観た、タイトルはすっかり忘れたけど「謎が解けないとお部屋が狭くなっていく」映画を思い出しました。
最終的には男女のペアで生き残るとか(恋愛関係にはなってないけど)、富裕層の娯楽のためのデスゲームとか…お約束なパターンですが…まぁ楽しめました(^^)
続編にも期待しましょう!
追記:
思い出しました! 『キューブ■RED 』 スペインの映画で、集められた数学者が難問を解かないと四方の壁が迫ってきて潰される…という…
あのCUBEシリーズとは関係ないけど面白いですよ。
100分休まるヒマなし!
評価を見てあまり期待していなかったけど、
エンドクレジットを終えた後、
長めのジェットコースターに乗ったような興奮状態になった。
物語は感謝祭の休暇シーズン、
面識のない6人は流行りの脱出ゲームに知人から招待される。
6人が揃ったと思うや否やエスケープゲーム開始!からのそのままノンストップ。
開始早々のエスケープシーンで、心の準備なしに世界へうまく引きずり込んでくる仕組みがいい!
あらすじはサイトの記載そのままなので、ストーリーやオチに重きを置くというより、
エスケープルームを視覚、聴覚、少しの知覚(一緒に謎解きする暇がないからね)で楽しんでいくスタイル、
または量子力学という巨大なテーマに思いを馳せてみるか…
最初から最後まで行間を読む必要もなく受け身のまま高スピードで乗せられて100分飽きが来ずに見ることができた。
趣味は分かれると思うが、
いきなり現実から隔離される合図となる溶けるマネキン、
オールディーズの不協和音と逆さ部屋、
トリックアートな上にぐにゃぐにゃ、
ちょいちょい出てくるeat me♡的なファンシーな命令文
と、意外にワンダーランド色があるところが好きだ。
ぼやきですが、
体内から見つかった3つの薬が気になる。
幻覚剤、毒ガス、あとひとつは?
パニックを起こす狙いはこんな感じか、、
あつい部屋→アマンダ
トナカイ部屋までの穴→マイケル
寒い部屋→ジェイソン
逆さ部屋→ゾーイ
ガス部屋→ダニー
トリックアート→最後の一人に振り落とす用
マイケルがよく分からないな…
何はともあれアマンダかっこいい。
量子力学の入り口だけでも予習推奨(ゾーイの夢)
何で4DXっきゃないん?なんて、当然の疑問を抱きつ、あのウザすぎる4DX予告に堪えて鑑賞開始。途中で気づく。4DXの派手な演出で誤魔化せ!作戦な映画なんだね。
クイズ・パズル・トンチを解いての脱出もの。チームには善人も居れば悪いヤツも居て、協力したり反目し合ったりしながらゴールを目指します。短時間で、そんな謎解けねーよとか、ムリです無理無理溶けません!、とか。合理性の欠落には目を瞑って頂戴。って言う映画。「ハンガーゲーム」を思い出してしまいました、なぜか。でも、4DXの迫力と人間模様に引き込まれて、結構手に汗かいたし、興奮した。
天才少女的存在であるゾーイ役の、テイラー・ラッセルが可愛い。なんか、このとろんとした目が好き。時系列上は、理系女子である彼女が「量子論」の講義を受けている場面から物語は始まります。が、己の記憶力の無さが情けない。教授が彼女に話す内容は、後々への伏線だと判っていながら覚えられなかったと言う。マジで忘れたw
でも、その核心は、量子物理の入口も入口の考え方の問題です。
In-Process-OutのProcess部分を「作用素」と呼ぶとします。通常は、プロセスで何らかのモノがInに働きかけてOutとしては違うものが出て来ます。「リンゴ(In)」の「皮をナイフで剥けば」(Process)、「かわの無いリンゴ(Out)」になります。これに対して、Inに正しく何らかの作用素が働きかけた結果、同じものがOutとして出て来たとします。その時、この一連の流れを「固有状態」と呼びます。
脱出ルームに入ったゾーイたちは、そこで謎を解き、部屋から脱出します、全員じゃないけど。これが作用素。
幾つの部屋を脱出したとしても、「仕掛け人と参加者の関係」には変化が無い。これが「固有状態」。
量子力学とは「固有状態である波動関数を探す事」と言う言い方も出来ます。大学の部屋の中でルームメイトにゾーイが力説していた数学の証明問題とは、「その様な波動関数が存在しない事の証明」。固有状態となる波動関数が存在しなければ、物質の存在の普遍性が量子レベルで否定されることになるからです。多分。おそらく。よく判らんけど。
ってことで、ゾーイは「固有状態」にある仕掛け人と参加者の関係を壊しに行く訳ですが、それって、まさに大学の部屋でルームメイトに語っていた彼女の夢、そのものです。
ご都合主義だし、派手な絵面で誤魔化しに来てはいるんですけど、カメラを壊して回るゾーイの姿を見ながら、「固有状態を否定する数学的証明」の話を思い出して、ちょっとゾクゾクっとしました。
テイラー・ラッセルがタイプだったので、☆半分おまけ。
今日も、理系と漢字で攻めてみました。
スキでやってる訳じゃないんですけど、そう言う映画だったからw
−−−−−−−−−−−−−−−−−
ザックリかみ砕き追記
ある物に何かが作用すれば、その結果、それは違う何かになる。ってのが普通の物理・力学の世界の話。量子の世界では、「何かが作用したとしても、最初の物から何ら変化が無い状態」があると言う考えがあります。
ゾーイの夢である数学の証明問題は、変化が無いなんて有り得ない、と言うもの。つまり、何かが正しく作用すれば状態は必ず変わらなければならない、と言う証明。
ゲームマスターと参加者の関係と状態を変えるために、カメラを壊して死んだふりをするゾーイの行為は、彼女の夢である数学の証明問題と同じです。
って、かなりザックリ丸めると、そう言うストーリー仕立ての映画でした!
続編に期待
久しぶりの4DXで鑑賞したこともあってか楽しめた。
単純に作品だけ見たら若干満足度は下がっていたかもしれない。よく言えば4DXと相性の良い作品に思う。
あまり他の作品と例えるのは好きではないが、この作品を見ていると、どうしてもソウを思い出してしまう。
ただソウに比べるとサイコ感や恐怖感というのはかなり少なくある意味安心してポプュラーに見れるかもしれない。
トリックを解決して次のステージへ進んでいくのだがその謎解きがイマイチ鑑賞側にもちょっとした考える間がなかったり展開が早いのが物足りなさを感じた。
後は参加者には共通して過去に大きな事故に巻き込まれた生存者だったわけだが、その過去のトラウマがあまり丁寧に描かれておらずこちらもまた物足りなさは感じる。
終盤になってゲームマスター、主催者側の存在が明らかになるのかと期待していたら最後の最後で黒幕が影となって登場。
生き残ったゾーイとベンは影の存在と戦い続けると決心したところで終わる為おそらく続編があるのだろう。
今回は色々謎を残しっぱなしで終わった為、この作品の真なる評価は続編を待ってと言ったところか。
全てを解決して終わる事はない為、ストーリー展開には若干物足りなさをどうしても感じる。
しかし4DXで見るなら少なくともちょっとした恐怖を体験して鑑賞することができる為楽しむ事はできた。
全23件中、1~20件目を表示