劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明のレビュー・感想・評価
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とても面白かったが絶望が足りない
アビスらしい悲しい設定が物語の面白さを引き出している。
希望など無いのに冒険はやめられない冒険家のお話です
個人的には、絶望感をもっと欲しいと感じました。
明日に持ち越すほどのものが欲しい。
グロいのとか悲しい話しダメな人は見ちゃダメですね。
R15は妥当でした。
メイドインアビスいい意味で心抉られた
思ったより?
アニメの時より少しエグみ増してたけど
周りが騒ぐほどは別に通常運転な感じでした。
原作は未読なので初見の立場から申し訳ないのですがいろいろフラグ立ち過ぎてて、あるキャラクターとある話に入った時に「あ」っとなってしまい。どうにもこうにもずっと泣きっぱなしでした。
見せ方?がわざとらしいくらいで、泣きなよ、ほら。ってゆう演出があり、まんまと泣きましたし、よかったです。
……しかしあんな最悪クソ野郎なのにボンドルド嫌いになれません。うわーって思うのに最終的にはボンドルド見たさにリピートしようとしています。
最後に、クレジットが最高にかっこいいです。MYTH & ROIDさんの曲も最高なのですが、映像が素敵です。
すぐ席を立たれた方がいましたが勿体ない。クレジット後に何か映像があるわけではありませんが是非最後までクレジット観て欲しいです。
マルルクちゃんの日常最高!
原作を上回る迫力とエグさ
作品理解がとても深い制作陣による傑作
原作でもとりわけ大好きなお話なので期待して劇場に足を運びましたが、期待以上の素晴らしい出来の作品でした。
作画はもちろんながら、ボンドルドというキャラクターへの理解の深さがシナリオ、森川智之さんの演技から伺えました。
ここからは作品で名言されている事実でなく、私の解釈の話になってしまうのですが、ボンドルドというキャラクターは一見見せかけの愛情で子供を騙し利用しているヒールとして見られがちです。
しかし私は彼の魅力はそこではなく、彼の愛情は本物であり、また利用しているのも事実である二面性だと解釈していました。
子供たちを心から愛し、育てている親心。しかしその反面上昇負荷の軽減などの社会的貢献、己の責務への強い思い。その2つ両方が真実で、彼の中では繋がってはないない点同士だからこその狂気として拍車をかけているようなキャラクターだと思います。
作中で嘘をついていないのも、子供たち全員の名前を覚えていることも、一人一人の思い出を大切にしているところも、彼の一面なんだと考えていました。
そう思えるような表現しているなと感動しました。ボンドルドというキャラクターがより一層好きになった作品です。
キュウべぇ「こんな腐れ外道見たことないよ」
アニメにも哀しい作品や描写とか当然あり、自分も過去には幾つか観てきました。最近ではTV/劇場版双方で『まどマギ』『結城友奈』『ヴァイオレットエヴァーガーデン』『聲の形』など、そして本作TVシリーズでのミーティに関するアレコレも然り、観たその日はゲッソリ凹んで何もする気が起きなくなって寝込んでしまう程でした。
作品自体は可愛いキャラの割にグロ描写が多く、ナゼかチョイチョイ下ネタが挟まるなどのオプションにも見どころがあり、グロ描写が苦手でなければ個人的にはオススメの楽しめる作品であると思います。
一つだけ難しいのは『上昇負荷』について。具体的にはナナチが説明しててそれ程難しい話ではないのですが、お話の根幹をなす重要な設定ですので理解は必須です。
そして今作は前作を鑑賞している事も条件となります。ソレさえ踏まえれば特にファンムービー要素は濃くはありません。
特筆スべきは、よくもまァコレ程までに腐れ外道な創造を思いついたものだ、と言う所でしょうか。これまで『キュウべぇ』がその筆頭候補でしたが、ヤツは少女の弱みにつけ込むもウソや間違った情報で騙した事はなく、結果的に魔法少女が自ら惑い破滅し目的もそこにあった訳ですが、ボ卿に至ってはその常軌を逸したイカレ同然の研究脳で、極悪非道な鬼畜悪魔の所業を自ら実行している事にその最悪が宿ります。正直サスガのレグでも苦戦どころか勝てる気がしませんでした。
今作のオチでその辺もキチンと風呂敷の中に畳まれていますが、そんな得体の知れない強大な『敵』に果敢に立ち向かう3人(?)の冒険と成長の姿が丁寧に表現されていて、魅力に溢れた文句なしの最高の逸作に仕上がっています。
些細ながらも難点があります。それは実際には高校生?最低でも中学生くらいの年齢設定と思われますが、寸胴なキャラデザインのせいで小学生にしか見えないことと、そんな幼い子供を過剰に痛めつける描写が多いことでしょうか。全身の穴から血が吹き出して、常識的には病院のICUに放り込まなければ助からなそうな重篤な事態でも、薬草治療などで割とすんなり回復する所など、もう少しお手柔らかでもヨサゲな気がします。あと「ンなぁ〜」がもっと聞きたかったかなw
今年最初のアニメ映画でこの様な良作にありつけ、上々の出だしになりました。これを機に今年こそは好調であって欲しいと願うばかりです。
映像と音楽が最高、ストーリーもある意味最高、映画としても完成されている、ただ万人に受けいられるとは全く思わない作品
とてつもない完成度
残酷すぎます。
「井澤詩織特筆」
評判通りにえぐい。
ファンにとって生涯最高の作品
私の好きな映画ランキングは、二位・三位をぶっちぎりで引き離して「ターミネーター2」が一位だったのですが、今夜それが覆りました。
私の人生でこの様なことが起こるとは思いませんでした。
私は、この作品の原作者「つくしあきひと」先生の信者ではあるのですが、その信仰心を抜きにして考えても、原作ファンの方なら最高の時を感じる事ができる作品だと思います。
原作マンガを読まずに本作品を鑑賞する事は、少々勿体ない気がします。
何故かと言うと、独特の言い回しやセリフがサラッと飛び出すので、「ん?今なんて言った?」状態になりモヤモヤする事でしょうから。
本作品の魅力的な部分の一つが、人生で一度きりしか無い、作品とのファーストインプレッションにおいて抜け落ちてしまうのは悲しい事の様に思います。
是非、漫画メイドインアビスを拝読してから、その勢いのまま本作品を鑑賞して下さい!
さて、本作品の優れた点は、作画・音楽・音声のクオリティの高さは言うに及ばず、です。
最近のアニメーション映画はどれも素晴らしい作品ばかりですから。
本作品がマジ本気ハンパねぇのは、どんなに辛口な原作信者であっても、文句のつけようが無い全体の流れと、細かいシーンの効果的な魅せ方です。
神業て言っていい。
イド・フロント編を一本の映画にまとめるのは無理が生じるのではないかと思いましたが、過不足なく描ききれています。
端折られたシーンもありましたが、鑑賞中は全く気になりません。
兎に角、次から次へと観る者に対して畳みかけて来ますから、「あ、そういえばあのシーン無かったな」と、鑑賞後に思い出す程度です。
あるシーンが観る者に伝える効果や心象。
これ等が重複する場面をカットしていますから、効果的にクドくならない編集がなされていたとも言えます。
その反面、キャラクターの登場シーンや、いわゆる名場面と呼ばれるシーンには徹底的にこだわり抜いており、特にボンドルド卿の登場シーンなどは、卿の名を叫びながらのスタンディングオベーションを禁じ得ませんでした。(いや、映画館なので我慢しましたがね!)
脇役達も我々原作ファンのイメージ通り・・・いや、それ以上に魅力的な仕上がりで、この空気が乾燥している季節にニヤニヤしすぎて唇が割れて出血しました。
鑑賞前にリップクリームの使用をお勧めします。
特に、私が個人的に良かったと、それこそ「救われた」と、言えるほど良かったと感じる要素。
それは、音楽に関してです。
「地上波アニメ版・メイドインアビス」の放送が決定との報を聞いた時は仕事中で、机の上の書類を宙にバラまく程喜んだものです。
それはそれは楽しみに、期待に胸を膨らませ、あれやコレやと妄想を掻き立てられながら生活する日々でした。
アニメは概ね満足のゆく作りだったのですが、ただオープニングテーマ曲・エンディングテーマ曲にはズッコケさせられました。_(:3 」∠)_
まあ、その状況も含めて楽しませては頂いたのですが、メイドインアビスほどの作品に対するテーマ曲にしてはベストではない、と感じる日々を送っていたのは私だけではないはず。
しかし、劇場版では!
世界観にマッチするハイクオリティなbgmが作品を盛り上げ、しかし主張し過ぎない謙虚さを持ち合わせているので、作品をブチ壊しにしたりはしていません。
そして、エンドロール曲・・・!
シビれた。
これですよっ!我々が求めていた曲は!
もう、この曲がメイドアビスのテーマ曲で良いよ!
と、さえ感じるほどです。
エンドロール中の背景に流れるアニメーションとも相まって、人類の限界を越えた領域へ迷い込むかのよう・・・。
本作品の見所の一つにエンドロールが挙げられます。
いやはや、館内が明るくなってからも、しばらく動けませんでしたもん。
感動し過ぎて。
地上波アニメ版が、アニメを観る習慣がある人全員に対して制作された作品だとするならば、「劇場版メイドインアビス-深き魂の黎明-」は、熱心なファンの為に
制作された作品だと言えます。
年齢制限がかけられる事を覚悟してまでファンの期待に応える作品に仕上げて下さった制作会社には感謝しかありません。
15歳未満の方は残念でした!
しばらくの間は漫画版を読んで辛抱してください!
ところで、気になる次回作以降の作品についてですが・・・。
今後のストーリーは物語りが完結するまで全て劇場版になるのでしょうかね?
もちろん興行収入によって決まって来るのでしょうが、出来れば私は映画館で観たいです。
こりゃ何度も映画館に足を運んで応援しないといけませんねっ!
そして、劇場版メイドインアビスが3部作になるか4分作になるか分かりませんが、描き終えたら「つくしあきひと」先生の前作である「スターストリングスより」も映画化して欲しいですっ!
pixivでいつでも読むことが出来ますよー!
興奮と熱狂、残酷とエロス、愛と希望、そして、呪いと祝福に酔いしれる「劇場版メイドインアビス-深き魂の黎明-」
悪いことは言いません。
原作ファンなら映画館に行って下さい!
R15だった
これが完全版の第五層
原作ファンとしては大満足
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