「ショックだ」ある少年の告白 トマトマ子さんの映画レビュー(感想・評価)
ショックだ
以前ドラァグクイーンたちが 同性愛の矯正施設に入れられて辛かった、という話をしているのを番組で観たことがあり、そんな施設があるのか…とドン引きしたことがあった。まさかその施設について描いた映画があったとは。
同性愛を病気と考える親や矯正施設のスタッフたち、その言動は不合理で衝撃的で、かなりショックを受けた。
そんな考えに対して共に戦うべき仲間?のはずの同性愛者たちも一枚岩ではない。淡い初恋の相手かと思いきや強引にレイプしてくる者、矯正できると狂信的に信じて長期治療を望む者、上手く立ち回ってサッサと卒業しようとする者など皆ひと癖あり、主人公の悩みや戸惑いを聞いてくれるような相手ではない。ゼイヴィア(グザヴィエ?)だけが唯一、自分はゲイなのか?自分の生き方は正しいのか?と自問自答してくれる主人公の心情に寄り添ってくれるけど。
今は考えが多すぎてまとまらない。
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