「宗教の闇とアメリカの闇」ある少年の告白 viciousさんの映画レビュー(感想・評価)
宗教の闇とアメリカの闇
かなり失礼な言い方かもしれないが、宗教の闇を見た気がした。
そしてそんなちょっと理解し難い差別感がアメリカの闇でもあるのではないか、と…
ゲイが治せるとか、子どもよりも神を優先するとか。
なのにフォードに乗り、トヨタにも乗り、スマホを使って、教会にも行く。
最先端と数百年前の魔女狩り的感覚が同居する生活の危うさ。
都合の悪い(?)ことは神の所為にして、問題に向き合わない。
家庭の闇もそこにはあった。
そしてこんな事がまだ現代にまかり通る恐ろしさ。
色々な闇を観た作品でした。
だけど、母の愛は果てしなく深くて強い。
それだけでも少し救われた気がした。
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