劇場公開日 2019年5月24日

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「 プロットが典型的・類型化・整いすぎていて深みはなかったかな。でも...」パリ、嘘つきな恋 kumiko21さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 プロットが典型的・類型化・整いすぎていて深みはなかったかな。でも...

2019年7月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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幸せ

 プロットが典型的・類型化・整いすぎていて深みはなかったかな。でも大人の恋のファンタジー、楽しめました。そうですね。他の方も指摘されてました通り、ある意味秘書のマリーが一番人として愛らしかったですね。
 「タイタニック知ってるよね?」と言うや、主人公の自宅のテラス席が一気にプール化し、車椅子(もちろん片方は偽装)の男女が自然に抱き合えるシーンを無茶振りで作り込むに至っては「シェープオブウオーターへのオマージュかよ?!」と突っ込みたくなった。しかし同時に、「いいんですよー、映画なんですから」、って自問自答。映画全体が「大きな嘘(虚構)」の世界でそれはおっしゃれな刺激もらいました。個人的にはね、最後やっぱりキレイに別れて、それぞれ前に進んでもよかったかなとも思う。それがフランス映画じゃないの?ポルシェで追っかけて演奏旅行のバスを止めるだなんて、中年男にやらかしてほしくなかったのです。
 それにしても、高齢者問題、LGBT、障害者福祉、いろいろ詰め込みましたねー。

Kumiko21