「教師の役割を考える・・・」12か月の未来図 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
教師の役割を考える・・・
クリックして本文を読む
落ちこぼれ生徒をスポーツや音楽で救済する師弟の感動映画は多いが地味な国語教師が主人公、礼儀作法に口うるさく高圧的で保守的な授業風景から、早くも失望の予感、どうやって子供たちの関心をつかむのか・・。
移民の多い貧困層の子たちに人生への希望や興味を沸かせるために選んだのは「レ・ミゼラブル」を読ませることでした。叱るばかりでなく時には褒めてあげることも効果大。
ヘミングウェイが作ったとされる世界で最も短い小説「売ります。赤ん坊の靴。未使用」のエピソードは知らなかったので勉強になりました。
金八先生の「腐ったみかん」のエピソードのような退学ありきの校長のやり方に反旗を翻すところが正念場でしたが、古今東西、要はコミュニケーションの大切さ、生徒との信頼関係をどう築けるかにかかっていますね。
エンドロールに聴き覚えのある懐かしい曲、ポール・マッカートニーがプロデュースした名曲Those were the Days(1968年・悲しき天使/メリー・ホプキン)もよかったですね。
コメントする