「愛のあるAIを…」AI崩壊 白鳥の歌さんの映画レビュー(感想・評価)
愛のあるAIを…
日本のアクション映画にしては大健闘‼
︎よくぞここまでやりました。邦画としては⭐︎4.0。
CG臭さを全く感じない。(海外じゃあ普通なんだけど)
運が良すぎることや、都合が良すぎるなど不満点はある。
しかし自分は現実のリアルは求めていない。
あくまで娯楽映画としてのリアルを求めている。
こういうシーンがあるのはこのジャンルなら仕方ない。
何も考えなく観て、たまに日本に対しての社会派部分だけ考える。なら普通に楽しめる。
しかしタイムリミットサスペンスとして、AIを止める方法などには新鮮味があったが監視網からの逃亡劇は既視感があった。(楽しめるが)
それにやっぱり展開のパターンが決まっている。(犯人はやや衝撃的だが)
個人的に気に入ったのは「のぞみ」のカメラ。
このカメラのアップが度々映し出される。
最初は近未来感を感じる。
だが暴走した途端、恐ろしく見えてしまう。
そしてラストには母性を感じるような温かさを感じる。
このカメラの変化はライトの色だけだがナンカすごいイメージが変わる。
入江監督の作品は社会派やサスペンス、ドラマがうまく混ざっていて面白い。
個人の要望だけど1回「新聞記者」のようなガチガチな社会派映画を作って欲しい!
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