犬鳴村のレビュー・感想・評価
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前半は不気味で怖い、後半はモダン演劇…?
途中までは不気味な空気を纏い、じめっとドキッとおどろおどろしいジャパニーズホラーで、結構怖い。
中盤くらいでいきなりSF風味が加わり、雲行きが怪しくなっていく。
ラストあたりは何がしたいのか意味が分からない…。予算都合なのか前衛的なのか、斬新過ぎるオバケ(?)描写にホラーの空気は皆無に。
ツッコミ所を大量放置してほっこり感出しながらの終幕もなんじゃこりゃと。。
ツッコミながら観るのが楽しいモダンジャパニーズホラーファンタジー風。真面目に怖がりたい人には不向き!笑
2020年 10本目 ★★ 「ホラー・ファミリー映画」
犬鳴村は、ワザとだと思うけど「メジャーな怪談話」のネタを物語に織り交ぜてた。詳しくは言えないけど「これ、稲川淳二のネタだな」とか。
ホラー映画というよりは、悲しいファミリームービーだった。
怖くない。
呪怨の監督作品として、期待していたらこれかよ😅
犬鳴村の人々の亡霊集団なんであんな描き方にしたの?!
バグった幽霊にしか見えないじゃん。もっと幽霊ハッキリ
描いた方が怖かったよね、、、、。までも、お助けキャラが
いたのはよかった!
恐ろしき血筋
心霊スポットとして有名な場所に面白半分で行ってしまったカップルがきっかけで、恐ろしい出来事に巻き込まれていく家族。巻き込まれるというより、寧ろ運命か。。
シチュエーション等々はジャパニーズホラーの王道といった感じ。…というより、最近の邦画はユーチューバーで始まるのがお約束なのか?
日本のホラーなので、背筋が凍るような恐ろしさ見たさに鑑賞したが、怖さは意外にもそれほどキツくなく、シンプルな怖さでは昨年の貞子の方が上だったかな。
ただ、物語の大筋は過去に起きた悲しい出来事が起因となっており、それに関する家族の物語とかは、王道と言えばそうだがよくできており、ただの怖いだけの映画ではなかったのは良かった。
その他、ストーリーというよりは映画内にさりげなく散りばめられた細々とした場面にこだわりが垣間見え(自分が思い込んでいるだけかも⁉)そこはとても怖かった。
話は逸れるが、先月公開のホラー映画、ペットセメタリーは猫の物語であり、本作は犬をモチーフとした映画だった。
両方見た皆さんは、「洋猫ホラー」と「和犬ホラー」、どっちが怖かったでしょうか?
jホラー
清水崇監督が作るお馴染みのざらっとした画質に周りがどんどん嫌な死に方をしていく、
特にはじめにでてきた女の子の死に様はオープニングから恐怖をかきたてる。
んーとしおくんぽい男の子、やっぱりあんな感じかー
ちょい役だが奥菜恵の出演も嬉しいところ。
個人的に一番びびったのは車の上にドサッ!のシーン
心臓とびでるかと思いました。
まあまあ面白かったけど、ツッコミどころも多く、三吉さん大人ぽすぎるのか、お兄ちゃんどうみても弟に見えるのと付き合ってる女の子、高校生にしかみえないし妊娠してるとか、、
なんか複雑な家族?
お母さんに杜撰な扱いしといてやることはやってるお父さん。
ラストの三吉さんは蛇足かな。
酷評のわりに観客は多かった…なぜ?
かなり酷評のようですね。でも、何故か、そこそこ観客がいたんです。いつか観た「アナベル」を思い出しました。あの時は、高校生が大勢いて満席だったんですよね。今回も、満席とはいかないまでも、高校生の観客が多かったです。何故だろう…。
酷評されてますが、私は、なかなか楽しかったです。ストーリーは、いまいちピンと来ませんでしたが、なんとなーく分かりました。なんとなくかよって、ツッコまれそうですが…。ホラーでしたが、恐怖感はなく、どちらかというと不気味な感じでした。
どうして酷評されてるのかな…と、皆さんのレビュー読みました。なるほど、ツッコミどころ満載なんですね。主演の三吉さんを始め、かなり豪華キャストなのに、もったいないですね。
ツッコミどころ満載の作品だとは思いますが....
他の方々がめっちゃツッコミ入れてますが、それに異論はありません。
でもオレは目が肥えた映画マニアでもありませんし、ビビりなんで結構怖かったし、それなりに楽しめました。
オレはちょっと違った事が気になりました。
オレは霊感とか無いんで霊が見えた事は無いんだけど、幼い頃いろいろな事で祟られて具合が悪くなったりしてお祓いして助けてもらった事があるから、あんな最強心霊スポットに行って実際祟られた人達の関係者は映画の題材とはいえ、どんな気分なんだろうなぁ....と。
あんまりいい気持ちはしないだろうと余計なお世話をしてしまいます。
まぁ、題材にはなっておりますが、巷で言われている都市伝説的なネタは使ってありませんでしたが。
元ネタをリアルに追求してたら本当に怖くて観れないような映画になっちゃうし、作品関係者は絶対祟られるだろうし。
賛否両論あるのはわかる作品だと思います。
まぁまぁ。
呪怨シリーズで清水崇監督を知り呪怨のグロくて気持ち悪い演出が好きになりました。今作も清水監督と言う事でそうゆうのを期待して行きました。犬鳴村も実在?するし、そこで起こった悲しい出来事も実話と言う事で。幽霊の演出も怖くないけど、どこか不気味。日本特有の古典的なホラーって感じです。
その写真集を楽しんだのは誰?
いつもの事ですが、映画と関係ない話から始めます。初めて私のレビューを覗いた方は、「こいつの話は映画に関係ない話が多いぞ!」と・・・
はい。そうなんですよ。すいませんねーでも、きっと慣れますから・・・
さて皆様、恐怖の心霊写真集という本をご存知でしょうか?著者は中岡俊哉(うさん臭いおっさんです)
私は中一の時にこの本を買いました。なかなか
上手い作りで、えっ?どこに霊が?ページをめくり、そこかよ!とか、こじつけじゃない?とかウォーリーを探せ的な部分もあり。一発で、まじっすか?((((;゚Д゚)))))))怖い!もあり。
で、学校に持って行ったんですよ。
えー確かに受けましたよ。なんかねー、人に見せて、きゃー怖い!とか、まじかよ!とか・・・
リアクションを共有したかったんですね。かなり馬鹿ですが。数人に見せたあとです。予想外の事が起こった。なんと・・・
担任に見つかり没収された。ちっ!おいおい
その本は680円だぞ!大金だぞ!確かに人気者になりたいなあ・・・って下心はあったけどさあ・・・
それで五日後に職員室に取りに行った訳です。
ところがなんと・・・
あからさまに読んだ跡がある。凄くページにめくった跡が付いている!お前ら職員室で、わーわーきゃあーきゃあー楽しんだよね〜
およしになってよティチャー❗️人の本で・・・私が人気者になるはずだったのに・・・もう授業に関係ない物は持ってこないようにと説教までされて。ちっ!
せんせい君主か❗️(パクリ気味)
さて話しは変わります。でも少し近づきます。
私が初めて清水崇の映画を観たのは2003年です。「呪怨」と言う映画。場所はテアトル新宿です。
口コミで話題になっていたのでしょう、なんと満員だった。映画が始まると近くから、なんか近くから声が・・・怖いよ〜怖いよ〜ずっと言ってます。
じゃあ来るな❗️
梅酒は飲みたい♫酔いたくない♫
じゃあ飲むな❗️
失礼しました。怖い場面ではリアクションが凄い。そのあとザワザワ・・・アトラクションだよ。そこから清水崇の映画を見始めた。まあ、カルト映画かと思ったがアメリカでメガホンを
とるとは・・・失礼しました。
さて相変わらず長い枕が終わりましたよ。すいませんねー。この先はネタバレが含まれてる可能性が有ります。読まなくてもいいです。
福岡に実在する犬鳴村で起こる恐怖を描いたホラー映画です。
私はロケ地巡りはしますが、ここには絶対に行きたくない。ヘタレだもん。
前作「こどもつかい」よりは怖いですが、「呪怨」よりは怖くない。でも「呪怨」を意識しています。久々の奥菜恵の起用や布団の使い方、何かが見える子供などです。後半はファンタジー風味が強くなってしまいました。全国公開なので仕方ないですか。
あっ!でも運転するシーンは思わず絶叫しましたよ。ふんぎゃあ!恥ずかしい。
最後に主役の三吉彩花ちゃんです。華麗なスカートターンが観たかった。残念。
じゃあ観るなよ❗️
こんな長いレビューを読んで頂きありがとうございました。
見てはいけない!
呪い的な意味ではなく、出来栄えからして見てはいけない映画。
最初はビクビクしていたものの、時間が経つにつれ「あれ?」となり、上映後に客席から失笑のような声が。
◆よくなかった点
⑴得体の知れない怖さが得体の知れないものではなくなり、中途半端な妖怪映画やゾンビ映画みたいになってしまった事。
⑵首をかしげてしまうストーリー展開
よかった点は、何回かヒヤヒヤした事と、女優の二人(明菜役の大谷凜香、臨床心理士役の三吉彩花)が特に素敵だった事です。スクリーンに須賀貴匡が表れた事にも、ちょっとビックリ。
犬が白けりゃ尾も白い
犬鳴の長いトンネルを抜けると廃村であつた。
地図から消され都市伝説となった村、犬鳴村。
奇妙な風習を持つ村、忌まわしき過去の業、混ざってはいけなかった血。
軽々しく足を踏み入れたことで目覚めてしまった、呪いと因縁の物語。
犬鳴村で何が起こったのか。
呪われた人の変死のわけとは。
森田家が抱える恐怖とは。
奏はなぜ「視える」のか。
設定だけで昂ってしまう上にしっかりとしたドラマと謎解きが組み込まれていて本当に面白い。
じっとりと濡れた雰囲気の漂う、胸熱なホラー映画だった。好き。
奏の小児患者のエピソードと犬鳴村にまつわるエピソードが並行して進むつくりが面白い。
「臭いものに蓋をする」隠匿体質の人間が生んだ悲劇。
隠しても取り繕っても血は誤魔化せない。好きです。
遼太郎くんの将来には不穏な期待しかない。あのスローな喋り方が不気味さを増長していて良かった。
自分がどう生まれてきたのか。
自分のルーツどこにあるのか。
自分の先祖は何をした人物なのか。
自分の親は本当に親なのか。
改めて考えてみると面白い。
時を超えて繋がる命の描写があまりにもロマンに溢れていて、少し泣いてしまった。好きだよ。
しかし、祖父母の成り立ちは地味に気持ち悪い。ほとんど兄妹みたいなものでしょう?
そういうところなんだよなあ。血縁に隠された仄かな後ろ暗さの要素。好きでしかない。
興味深いストーリーはもちろん、恐怖もしっかりと味わえる。
おどろおどろしい舞台の雰囲気だけでビクビクできるし、モヤのかかったような霊の描写は多少チープさはあれど面白い。
墜落フラッシュバックのシーンで心臓爆発した。完全に驚かしに来てる。好きだなぁ。
「コノ先、日本國憲法、通用セズ」の意味がぐるっと反転する瞬間が好き。
摩耶のバキバキの身のこなしが好き。
犬鳴村の中よりもトンネルの中の方が実は恐ろしい。
完全に巻き込まれてしまったマイルドヤンキーに起こる、電話ボックスの変がたまらなく好き。
欲を言えば、人体破壊の様をもっとしっかり観たかったと思う。
せっかく人体が傷つくシーンがあるのに、ゴア表現があまり見られなくてもったいなく思ってしまった。
オカルト表現は最高だから全然良いんだけども。
なまじ攻撃的なシーンが入るものだから妙に期待してしまうのよね。
水音がトラウマになりそうな映画だった。
きっとこの映画も日常に響いてくるのでしょう。
狂犬病の要素も少し入れているのかな。
発狂するババアはいつだって大好きです。
それにしても、今、Jホラーは躍進の時に来ているんじゃなかろうか。今後も骨の太いホラー映画がたくさん現れますように。
シライサンと犬鳴村が立て続けに公開された2020年の日本に万歳!
真の恐怖と硬派な社会ドラマの融合
この映画が描く恐怖は今までの凡百の恐怖映画が描く恐怖とはレベルが違うと思う。
一線を越えてしまったというか…。
わたしが映画館で鑑賞した際は、失神して運び出される方がおられました。
この感じ、、何かに似てるな、、そう、エクソシストが日本に上陸した時の衝撃に近いと思います。
物語の手触りも、エクソシストの描く硬派な恐怖を感じました。
いわゆる恐怖というものの『本質』に触れているのだと思う。
同時に、日本という社会が古来から抱え続ける暗黒の部分を掘り返してもいる。
それは人間の感情の劣化が叫ばれる現代社会の抱える病巣を撃つものとなっている。
ラブクラフトやアーサーマッケンと比肩するといっても過言ではない、見事に構築された恐怖作劇を達成していると思った。
実話ベースとはいえ、このような高度なレベルの物語を作った脚本家・製作陣、そしてそれを見事に映像化した監督とキャスト人の手腕に拍手を送りたい。
日本映画、まだまだ捨てたもんじゃない!
惜しいなぁ
すっごく期待していた作品でした
でも雑過ぎた
まず最初にホラー映画には謎の解明は求めてません
謎が謎を呼ぶのも理不尽も最高〜と思ってますが筋が通ってないのはいただけない
そもそも呪い?の出所がわからない。
村人の呪い?あの人個人の呪い?なんでそこに繋がるの?そんなんで呪いは解けるの?一族でもないあの場所にも行ってない人はなんで死んだの?他にも大量に謎というか筋の通らないことがたくさん
すっごく楽しみにしてたんですよ
恐怖を感じさせたい!怖がって欲しいって部分はよかったんです。所々ウヒィってなったし
でもあまりにも雑過ぎて観てる間は勢いで押し切れても観終わって後になんで?ってのが押し寄せてくる。謎を残すのは大歓迎だけど筋だけは通して欲しかった
それと…逃げろって言われたらさっさと逃げなさい
逃げないなら助けにいけよ笑
最後に一言
通常の予告はよかったけどコメディ調の予告はお客さんを騙すため?観てもらわないと始まらないのは確かだけど本来のターゲット層以外を騙して観せても作品の評判が落ちるだけだと思うのです。ホラーって苦手な人は本当にダメだし後に引きずる人も多いので…
清水監督らしいアナログ的で和風ホラー
昔風のあなたの知らない世界や東宝ホラーの貞子風の作品特にグロいシーンも無くこれ観てホントの話では無いのか怖くてトイレ行けないと言う話ではなくむしろ観て楽しむホラー!
社会派なオカルト映画
三吉彩花の魅力全開で魅せたダンスウィズミーと違い、こちらは彼女の持つ魅力はそこそこに、全体構成上必要なオカルト要素を取り入れつつもストーリー重視の社会派な映画に感じた。
山合の閉ざされた地域が醸し出す何とも言えない閉塞感とおどろおどろしさは横溝正史の金田一耕助を彷彿させる。
しかし、時間軸の交差を利用したストーリー展開は最終的にはオカルト的な現象の理由とともに帰結はするが、ホラーというには全く物足りなく、謎解きでもない。
ただ、舞台が文明と引き換えにダムに沈んだ村だとすれば、8年前の原発事故が人災ともいわれるように、文明に必要なエネルギーの獲得には犠牲が伴うことを見る側に再認識させるには十分。もっともそれを意図した映画ではないだろうが、内容的に途中からホラー映画としては見ていないので個人的には問題なし。
なので、実在の地域をモチーフにしているらしいが、それはあまり重要ではなく、ダムの底に沈んだ村が全国にはあるのだろう、そこに搾取する側とされる側の確執とそこから生まれる因習もあったのだろう、そして、犠牲になった人々がいるのかもしれないということを思わせる演出と構成がこの映画の怖さだと思う。
恒例のループ現象は健在
呪怨シリーズでよく見る、
霊が死直前の言動を繰り返すループ現象は健在。
だけど、それ以外のホラー要素はイマイチ。
呪怨やリングほどの絶望的恐怖はあまり感じなかった。
良い幽霊がわりと助けてくれたり、悪霊もゾンビ寄りのメイクなせいだと思う。
あんなにガッツリ顔見せないほうが、怖いのではと。
トンネルの先の、犬鳴村内部の全体像をもう少し見たかった。暗くて位置関係がよくわからなかった。
また、都市伝説によると、「武器を持った村人が尋常ではないスピードで追いかけてくる」とあり、期待してたのだが、そのシーンはなかった。
どちらかというと、ヒューマン要素のほうがよくできていた。犬鳴村と主人公の関係性はうまく描かれていたと思う。
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